洗濯機の置き場所は物件によって決まる

洗濯機を使用するためには、電源・水道・排水口(排水溝)の3点が必要なため、これらの設備がそろった「洗濯機置き場」に設置することとなります。洗濯機の配置は物件ごとに決められているため、好みの場所に自由に置くことはできません。


洗濯機を室内に置く物件
洗濯機置き場が室内にある物件では、洗面脱衣所に設置されているケースが多いです。また、浴室がバス・トイレ・洗面がセットになった3点ユニットの物件では、キッチンに並ぶように洗濯機置き場が配置されているケースが多く見られます。

洗濯機を室外に置く物件
洗濯機置き場が室外となる場合は、バルコニーに配置されているケースが多いです。アパートでは、玄関脇の外廊下が洗濯機置き場となっている物件も見られます。

洗濯機置き場自体がない物件
室内・外どちらにも洗濯機置き場がない物件もあります。この場合、近隣のコインランドリーやクリーニングを利用するか、小物は手洗いで対応することになるでしょう。アパートやマンション内の共用スペースにコインランドリーが設置されているケースもあります。

洗濯機を外置きにするメリット

まずは洗濯機置き場が外置きの場合のメリットを確認してみましょう。

家賃が安めに設定されている
洗濯機置き場が室外にある物件の大きなメリットは、家賃の安さでしょう。洗濯機置き場が室内の物件のほうが人気は高い傾向にあるため、外置きの物件は家賃が低めに設定されていることが多いからです。多少の不便やデメリットがあっても、住居費用の節約を最優先にしたい、と考える人におすすめです。

室内が水浸しになるリスクが低い
ホースの接続のゆるみや外れ・排水口の詰まりなど、洗濯機の給排水に問題があると、水漏れを起こす可能性があります。室内に洗濯機を設置している場合、部屋が水浸しになってしまい、水の量によっては階下の住人にまで迷惑を掛けてしまうケースもあるでしょう。その点、洗濯機が外廊下やバルコニーにあれば、もしも水漏れが発生しても、室内のように深刻な状況になる可能性は低いです。

洗濯機を外置きするデメリット

次に、洗濯機を外置きすることのデメリットや注意点を紹介します。

洗濯機が傷みやすい
洗濯機は室外での使用を前提に作られていません。特に本体に多く使用されているプラスチックは紫外線に弱いです。そのため、室外に置いておくだけで表面のツヤが消え、ザラザラの質感に変化する、色あせするといった経年劣化が進みやすくなります。

盗難・いたずらにあう可能性がある
洗濯機置き場がアパートの外廊下の場合、外部の人間が容易に立ち入ることが可能なため、洗濯物の盗難やいたずらにあうリスクがあります。特に女性の一人暮らしの場合は、下着泥棒にも注意が必要です。

洗濯のたびに外に出るのがおっくう
洗濯機が外置きだと、洗濯物を入れてスイッチを入れる、洗い終わったら取り出す、その作業の都度部屋を出入りする必要があります。特に冬の寒い日や真夏の暑い日は、ほんの少し外に出るのもおっくうに感じるものです。ついつい「洗濯は明日にしよう…」と先延ばしにしてしまうことがあるかもしれません。

洗濯機の経年劣化を防ぐ方法と注意点

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経年劣化を早める紫外線や雨風から洗濯機を守るには、カバーで保護するのが得策です。市販の洗濯機カバーを使用してもよいですし、DIYに自信がある人はフェンスを自作するのもよいでしょう。

ただし集合住宅においてバルコニーは、火災や地震の際の避難経路を兼ねているため注意が必要です。万が一のときに避難を妨げるような物を設置してはいけません。床の避難ハッチをふさいだり、隣家のバルコニーとの間仕切壁をふさいだりしないようにしましょう。

洗濯機外置き物件は家賃をおさえたい人におすすめ

洗濯機の外置きは、洗濯機が傷みやすい・盗難やいたずらにあうリスクがある・外に出る手間がある、といったデメリットや注意点があります。

一方で家賃が安いという大きなメリットもあるので、デメリットがそれほど気にならない人であれば、お得な物件と言えるでしょう。

まとめ
・洗濯機置き場が室外の物件は家賃が低い傾向にある
・水漏れによる浸水リスクが低い
・紫外線や雨風によって洗濯機本体の経年劣化が進みやすい
・洗濯機を保護するためのカバーも市販されている
・洗濯物の盗難やいたずらにあうリスクがある
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