賃貸物件を探す時には、人それぞれ様々な希望がありますが、その中で、自分の生活スタイルに合わせ“2階以上”というこだわりで探す人も多いのではないでしょうか。
2階以上の物件は、1階に比べて一般的に日当たりも良く、セキュリティ的にも安心感があるため、女性を中心に人気があります。そんな中、2階以上の条件で探していくと、時々1階が店舗になっている物件を見つけることがあります。
1階が店舗になっている賃貸物件には、メリットだけでなくデメリットがあることも視野に入れておかなければなりません。では、借りる側にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?詳しく見ていきましょう。
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1階が店舗の物件の種類とメリット、デメリット

1階がスーパーマーケットの場合は?
1階が店舗になっている物件の具体例としては、以下のようなケースがあります。それぞれのメリット・デメリットを解説します。
1階がコンビニエンスストア
メリット
何と言っても、建物の敷地から外に出ることなくコンビニエンスストアまで行けるため、夜中に小腹が空いた時や、ちょっとした買い物をする時にはとても重宝します。
24時間営業のコンビニエンスストアの周辺は、昼夜を問わず明るいため、女性が夜遅く帰宅する時でも、ある程度の安心感があります。
デメリット
コンビニエンスストアは人の出入りが激しいため、直上階の部屋の場合、多少の振動や騒音のリスクが考えられます。
さらに、コンビニエンスストアは待ち合わせ場所として利用する人も多く、駐車場などが併設している場合、深夜まで騒がしいこともあるため注意が必要です。
1階が飲食店
メリット
1階にレストランなどの飲食店が入っていると、お腹が空いた時にすぐに食べに行けるなどのメリットがあります。また、カフェなどであれば、人との待ち合わせなどに利用できるので便利です。
デメリット
1階に匂いの出やすい飲食店(ラーメン屋、焼き鳥屋、カレーショップ、うなぎ屋など)が入っていると、換気扇からその匂いが流れてくる可能性があります。
風向きが悪いと、洗濯物に匂いがつくようなケースもあるため注意が必要です。営業時間が遅いような飲食店の場合は、夜中に話し声が聞こえてくる可能性があります。
また、注意したいのが、飲食店から出る生ゴミを目当てに、ゴキブリやねずみ、カラスなどが集まってくる環境の場合です。
もし、1階が飲食店の賃貸物件の場合、きちんと店内の清掃が行き届いているかどうか、実際にそこで食事をして確認しておくと良いでしょう。
1階がスーパー
メリット
1階がスーパーの場合、日々の買い物はとても便利です。特にファミリーの場合は、買い物をする量も多いため、1階にスーパーが入っていると重宝するでしょう。
デメリット
スーパーは人の出入りが激しいため、ベランダ越しに常に人の気配を感じる可能性があります。また、商品の搬入などで人や車が頻繁に出入りするため、トラックの音などが耳障りとなる可能性があります。
このように、1階に飲食店やコンビニがあると、メリットがある反面デメリットもあるため、実際に借りる際には慎重な判断が必要です。
1階店舗のメリットの裏側にあるデメリットを見逃さないことが重要
1階店舗の物件は、一見すると便利なイメージが強いかもしれませんが、入っているテナントによっては様々なデメリットも内在しています。
もちろん便利な点も多いことは事実ですが、実際に引越しをした後に後悔しないためにも、事前にどのようなデメリットがありそうなのか、慎重に考えてみることをおすすめします。
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更新日: / 公開日:2017.05.24










