【ホームズ】当初と話が違う！？見積や工期が変わった人も【住まいのリフォーム調査2】

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リフォーム工事を依頼した会社の中には、大満足の会社もあれば、イマイチだったという会社もあります。その要因のひとつとして、“当初と話が違う”というケースがあるようです。
実際にリフォームをここ5年以内にしたことがある482人にトラブル経験の有無や、話が違うと思ったことなどを伺いました。
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できあがりがイメージが違ったという人はどのくらい？
騙されたと感じる人はある年代に集中
依頼当初と“話が違う”と思ったこと
どの会社で“話が違う”ケースが多い？
調査概要

できあがりがイメージが違ったという人はどのくらい？

まず、今回のリフォームで「騙されたことがある」と回答したのは11.8％でした。「イメージと違っていたことがある」は13.7％で、あわせると25.5％の人が何かしら当初の想定と違っていた経験があったということになりました。

リフォーム会社にだまされた経験の有無【単一回答】（n=482）

騙されたと感じる人はある年代に集中

騙されたと感じる人は、リフォーム回数の多そうな年齢の高い層ではなく、20代で多い傾向にあります。当然、経験の多さとは比例しておりませんので、期待値が高いことが、影響しているのかもしれません。

年代別に見た、リフォーム会社にだまされた経験の有無【単一回答】

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依頼当初と“話が違う”と思ったこと

実際に今回リフォームを実施した人にとって、どのようなところで当初と“話が違う”と感じたのか、ご紹介します。

依頼した当初と“話が違う”と思ったこと【複数回答可】（n=482）

1位　「費用が当初の見積もりよりも高くなった」　13.5％

2位　「工期（完成するまでの期間）が延びた」　12.4％

3位　「施工が雑だった」　7.5％

4位　「オプションでつけるといっていたサービスや設備がなかった」　7.3％

5位　「新しくした設備が使いにくかった」　5.8％

6位　「依頼したものと異なるデザインになった」　4.8％

6位　「施工後に汚れが残ったままだった」　4.8％

8位　「扉が閉まらないなど、別の不具合が出た」　2.9％

9位　「水漏れや騒音などでご近所に迷惑をかけた」　0.4％

「その他」　1.7％

「特に話が違うと感じたことはなかった」　65.6％

最も多いのは、「費用が当初の見積もりよりも高くなった」（13.5％）でした。前回記事意外にアナログ？リフォーム会社の探し方・選び方【住まいのリフォーム調査1】によると、「価格が安かったから」というのが依頼する会社を決めた理由の1位でした。にもかかわらず、その見積もりよりも高くなってしまった人がいることもわかりました。

2位は「工期（完成するまでの期間）が延びた」（12.4％）でした。こちらも場合によっては仮住まいに引越したり、完成するまで今の家に住み続ける必要があり、賃貸費用などが別途かかってくることもあります。工期の遅れが長期間に及ぶ場合には費用面の負担も増すケースがあります。

とはいえ、「特に話が違うと感じたことはなかった」という人は65.6％と多くを占める結果となっています。3割半ばの人に起こったケースであると捉えておきましょう。

あれ、当初と話が違うという人が34.4％？

どの会社で“話が違う”ケースが多い？

気になるのが、どのような会社で“話が違う”と感じるケースが多いのか、という点です。サンプル数が少ない会社もありますので比較しにくい部分もありますが、ハウスメーカー、工務店、リフォーム会社の業態ごとに比較してみましょう。

会社別に見た、依頼した当初と“話が違う”と思ったこと【複数回答可】※サンプル数30以上の会社のみ

グラフを見ていただくと、会社によって差が見られる結果となりました。ハウスメーカーにおいては「費用が当初の見積もりよりも高くなった」「オプションでつけるといっていたサービスや設備がなかった」が全体に比べて10ポイント以上高い結果となりました。工務店やリフォーム会社のほうが「特に話が違うと感じたことはなかった」が6、7割と、高かったようです。

ハウスメーカーには注文住宅を建ててもらった人もいるため、期待値が高いからこその結果かもしれませんが、言った言わないにならないよう、口約束だけでなくきちんと書面で契約しておきましょう。

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