リフォームの際、悩ましいのが予算。特に中古住宅を購入してリフォームを行う方は、物件価格とリフォーム費用の配分に悩む人も多いのではないでしょうか。

今回は過去5年以内にリフォームを行った482人に、気になるリフォーム費用と、リフォームローンの利用状況、リフォームに関する補助金の申請状況を聞いた結果をご紹介します。

リフォームの費用にいくらかけたのか聞きました。ボリュームとして最も多かったのは、「100万円~200万円未満」で25.7%でした。続いて2番目に多かったのは「50万円~100万円未満」(18.5%)となりました。

 

これにおよそ1割で並んだのが、「200万円~300万円未満」(11.6%)、「500万円以上」(10.6%)、「10万円~30万円未満」(10.4%)、「30万円~50万円未満」(10.4%)でした。

 

実施したリフォームの費用【単一回答】(n=482)

実施したリフォームの費用【単一回答】(n=482)

平均では177万円となりました。人それぞれで幅広いためますます迷ってしまいそうですが、「100万円~200万円未満」が“リフォーム”では最も多い答えとなりました。ひとつの目安として参考にしてください。

 

このリフォームにかける費用ですが、実は住まいのタイプによって大きく異なることがわかりました。どのくらい差があるのか、見ていきましょう。

 

以下のグラフをご覧ください。住まいのタイプ別に見た、リフォームの費用です。

 

住まいのタイプ別に見た、実施したリフォームの費用【単一回答】 ※サンプル数30以上を対象とした

住まいのタイプ別に見た、実施したリフォームの費用【単一回答】 ※サンプル数30以上を対象とした

それぞれ最もボリュームが多かった費用を見ていきます。新築マンションでは「50万円~100万円未満」(25.0%)が最も多く、中古マンションでは「50万円~100万円未満」「100万円~200万円未満」(ともに27.3%)となりました。続いて戸建てを見ていきますと、新築一戸建てでは「100万円~200万円未満」(29.7%)、中古一戸建ては「100万円~200万円未満」(21.9%)となっていますが、注文住宅では「300万円~400万円未満」(22.6%)でした。

 

傾向として、中古であるか新築であるか以上に、マンションよりも一戸建ての方がリフォーム費用をかけていることが分かりました。中古一戸建てでは「500万円以上」とリフォーム費用がリノベーション並みにかかるケースも見受けられます。

 

平均値で見てみるとここまで差が出ました。

新築マンション 137万円
中古マンション 128万円
新築一戸建て 184万円
中古一戸建て 218万円
注文住宅 242万円

住まいを購入する際には物件価格だけでなく、物件のタイプによってリフォーム費用がかかる場合がある、ということも念頭に置き、総額でいくら必要なのかを把握しておきましょう。

 

リフォームを実施した後の支払い方法ですが、皆さんどのように支払っているのでしょうか。リフォームローンもありますが、どの程度使われているのでしょう。

 

リフォーム費用の支払い方法【単一回答】(n=482)

リフォーム費用の支払い方法【単一回答】(n=482)

リフォームしたときのお支払い方法は「全額現金」が最も多く、60.8%でした。リフォームローンは「全額リフォームローン」が10.0%、「一部リフォームローン」が10.0%で、全体のうち2割でした。

 

通常住宅ローンを借りる場合には不動産を担保にする必要がありますが、リフォームローンには無担保で借りられるものもあり、審査も早いと言われています。手元の資金に余裕がない、頭金を入れすぎてしまってリフォームができないという方は、リフォームローンを検討してみてもいいかもしれません。

 

そのリフォームローンを借りた96人は、何年払いにしているのでしょうか。「3年未満」が27.1%、「3~5年未満」が35.4%で6割超となり、比較的短い期間での支払いが多いことが分かりました。

 

リフォームローンは何年払い?【単一回答】リフォームローン利用者ベース(n=96)

リフォームローンは何年払い?【単一回答】リフォームローン利用者ベース(n=96)

耐震やバリアフリー、省エネのようなリフォームは、国や自治体から様々な補助を受けることができます。リフォームの施工前と後に自治体に申請が必要なことが多いのですが、みなさんきちんと申請しているのでしょうか。

 

リフォームに関する補助金の申請状況【複数回答可】(n=482)

リフォームに関する補助金の申請状況【複数回答可】(n=482)

「住宅エコポイントを申請した(省エネ住宅エコポイントも含む)」(22.6%)という人が最も多くなりました。既に終了しており、今後復活するかどうかは定かではありません(平成28年11月時点)。

 

続いて「リフォーム補助金を申請した」(16.2%)、「耐震改修の補助金を申請した」(5.0%)となりました。

 

しかし最も多かったのは「申請していなかった」(66.6%)です。条件に該当しなかったために申請しなかったのであればいいのですが、知らなかったのであればもったいないことです。国土交通省が「中古住宅・リフォームトータルプラン」を策定しており、リフォーム市場活性化のために様々な支援策がありますから、リフォームを行う前に自治体に問合せてみましょう。

 

またリフォーム補助金だけでなく、確定申告時などに申請が必要ですが、リフォーム減税などもあります。

【調査実施期間】2016年11月8日~9日
【調査対象者】事前調査で「過去5年以内にリフォームを行った」と回答した人
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】482サンプル

 

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