あなたは中古マンションにどのようなイメージを抱いていますか? 「古そう…」「他の人が住んだ家なんて……」「なんとなく嫌」。こう思っている人、ちょっと待って!

新築と同じように、中古にもさまざまなメリットがあるのです。
今回はそんな中古住宅の魅力を5つのポイントに絞ってご紹介!
中古住宅も選択肢に入れると、あなたの「買う」がもっと身近になるはずです。

マイホーム購入で、やっぱり気になるのが「価格」のこと。

中古住宅がお手ごろ価格といわれるワケをご紹介します。

中古住宅が「お手ごろ価格」なワケ

不動産の価格は一般的に新築として発売されているときが最も高く、年数が経過するごとに下落傾向が見られます(※1)。

 

新築住宅を購入する場合、モデルルーム用のコストや現地で案内してくれるスタッフの人件費、広告宣伝費など、販売に必要となる諸費用が販売価格に加算されているのが一般的ですが、中古住宅ではこれらの負担は消え、シンプルに「土地と建物の価格のみ」が販売価格の基準となります。これが、「お手ごろ価格」といえる最大の理由ではないでしょうか。

 

また、一度住んだら新築も中古住宅になるため、物件数は多数。築年数、立地条件や広さの異なるさまざまなタイプの物件が販売されています。選択肢が多いため、購入者にとっては自身に適した物件を探すことが容易になるのです。さらに中古マンションの場合、前の持ち主が負担していた修繕積立金を継承できるのも魅力です。

 

(※1)立地などの条件によっては資産価値が上がり、新築購入時よりも高く売却される場合もあります

 

ワンポイント

新築住宅はいつから中古住宅と呼ばれるのか、と考えたことはありますか?

新築住宅と呼ばれるのは、初めて購入した人がその物件を登記するまでの間のこと。つまり、販売中はずっと新築住宅ですが、一度登記したらそれ以降はずっと中古住宅。引渡しを受けて、未入居のまま事情があり売却したとしても、扱いは中古住宅となります。

「絶対にこのエリアに住みたい!」というこだわりエリアのある人には中古住宅がおすすめです。そのワケとは?

 

選択肢が多いぶんエリアも多彩な中古住宅

住まい探しの理由は、家族構成や仕事の変化、生活空間の向上など人それぞれ。

せっかく購入するのであれば、誰しも納得の物件を手に入れたいと思うものです。

 

前述したように、中古住宅は幅広いエリアにたくさんの物件が点在しています。そのため、気に入ったエリアに物件を見つけやすいのが特徴です。

 

たとえばお子さんがいる場合、道一本挟んで、学区が2つに分かれており、教育熱心な学校が反対側の道だったと購入後に知ったらどうでしょうか。

つい後回しになりがちな学区の問題ですが、事前に学校を選択してからその学区内で住まい探しができるのも中古ならではの魅力です。同様に、仕事が多忙なシングルやDINKSならば、通勤に便利なエリアで探すとよいでしょう。

 

ワンポイント

住まい探しの際にはまず住みたい駅を選ぶ人が多いかもしれませんが、駅が同じでも、エリアが異なるとまったく違う環境になることもあります。周辺環境は、一度購入してしまったら自分だけでは改善不可能です。購入の場合は、同じ駅でも場所の特性を理解したうえで、自身に適したエリアを決め、その中で売りに出ている物件から的を絞って探すこともひとつの方法です。

買った後に、イメージと違った……と後悔したくない!

「この目で見てから買える」のは中古住宅の大きなメリットです。

 

気になる隣人情報も事前に確認できる

中古住宅の場合、売主さんがまだ居住中であれば、その暮らしぶりを見て購入に進みます。人様のお宅にうかがい、中を見て購入に踏み切るので、最初は面食らうかもしれません。

 

けれど、「窓からの景色はこんな感じ」「内装全体とキッチンは汚かったから交換、でもお風呂は直してあったからクリーニングで大丈夫そう」「騒音は少なかった」――といった気になるポイントを自分の目や耳で確かめてから購入できるのがいいところ。また中古なら、気になる隣家や階下の住人の情報を、事前に売主さんに聞いてみることも可能です。

 

周辺環境もしっかりチェックしよう

この目で見てから買うことの大切さを実感したケースをひとつご紹介しましょう。

新築購入後、入居数ヶ月の方から、「ごみ置き場の排気がエントランスに流れるよう設計されていて、エントランスがごみ臭い。通るたび耐えられないので売却したい」との相談を受けたことがありました。本人が販売会社に掛け合うも、その配置は図面に記載通りとのことで取り合ってもらえません。結局この方は「臭いぶん安く手放す」ことになってしまいました。購入するときは室内に気を取られがちですが、周辺環境を含めた全体をこの目で見てから購入することはとても有意義なことです。

購入するなら、自分好みの空間に住みたいという人は多いはず。

中古住宅ならそんなオリジナルの住まいが納得価格で手に入ります。

 

リフォームをプラスして、理想の住まいを実現

一般的な内装ではなく、自身のこだわりを表現した空間に住みたい!

こう思う人は多いのではないでしょうか。「床下収納を取り付けてキッチンの収納力をアップさせたい」「レトロな空間を小ぎれいにし、お気に入りの住まいを手に入れたい」「お風呂の場所を移動してひとまわり大きなユニットバスにしたい」――人それぞれ要望は違いますが、物件を安く購入したぶんリフォームに費用をまわして、オリジナルの住まいを実現できるのが中古住宅の魅力のひとつです。

 

リフォームを視野に入れているなら、物件を購入する際にそのことを不動産会社に伝えましょう。そうするとリフォームに適した物件を紹介してくれるはずです。購入が決まったら、リフォーム会社への相談も同時並行して行なうとスムーズ。内装工事は数社から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。

 

ワンポイント

最近ではデザイン性の高いプランが可能なリフォーム会社も増え、オリジナルの住まいが実現する可能性の幅は広がりました。マンションならば建築基準法、区分所有法、管理規約、使用細則などを遵守し、管理組合で決められたルールに従い事前に届出をしてからの施工となります。それらのルールを意識したリフォーム会社を選びましょう。

マイホーム購入を考えているけど、いつかは住み替えするかも……。

そんな方にこそおすすめしたい中古住宅の魅力をご紹介します。

 

新築よりも値下がり率が低い傾向があるので、住み替えに有利

新築住宅を買って売却する場合と、中古住宅を買って売却する場合では、後者のほうが値下がりしにくい傾向があります。資金繰りの面から見ると、一般的に中古からのスタートのほうが住み替えしやすいといえます。初期費用が新築よりも多くかかるという点で中古の購入は敬遠されがちですが、住み替えを考えている場合、値下がりのしにくさから中古住宅を選ぶ人も多いようです。

 

また、新築・未完成物件の場合は購入を決めてから入居できるまで2年ほどかかることがありますが、中古への住み替えの場合はほとんどが半年以内に入居が完了します。入居までの準備期間が短く慌ただしいと思われるかもしれませんが、新しい生活がすぐ始められるというメリットがあります。

 

家族構成の変化にあわせて住み替える

マイホームは、一生同じ物件とは限りません。ライフスタイルや家族構成の変化にあわせて住み替える必要が生じるものです。人生の最後の住まいにベストな条件の物件を購入する、という目標を立て、それまでの住まいは家族構成と自身の収入に見合った支払い額で手に入る中古住宅を選び、変化にあわせて住み替える――。ご家族の成長、ご自身の変化に適した負担の少ない、手堅い住まい選びを検討してみてください。

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