夜10時にうるさい部屋は一晩中うるさい

ガードレールのある道のほうがひったくりその他の犯罪に遭いにくく、安心ガードレールのある道のほうがひったくりその他の犯罪に遭いにくく、安心

睡眠は肌や体の新陳代謝、免疫力アップ、ストレス低減、肥満防止など、美と健康を保つために欠かせないもの。美しくありたいなら、快眠できる部屋を選ぶのが大事というわけだが、具体的なポイントは夜10時以降が静かかどうか。一般的に夜10時から2時は美肌のためのゴールデンタイムと言われる。働いているとこの時間に就寝するのは難しいこともあるが、理想はここでしっかり眠ること。そこでその時間が気になるというわけだ。

また、夜10時は街が眠りにつく時間でもある。商店街の多くの店は閉まっており、楽器演奏可の物件でも10時以降は不可とされていることが多い。その時間にうるさいと感じるようなら、一晩中何かしら音がする可能性がある。面倒かもしれないが、夜間、物件の前で周囲の音に耳を澄ませてみると、快眠できる部屋かどうかが分かるはずだ。

夜間、一人で現地に行くのは面倒と思われるかもしれない。だが、夜間8~10時はひったくりなど路上で行われる犯罪が頻発する時間。その時間の人通りや夜道の明るさ、開いている店の有無などを同時にチェックしておけば、住んだ後も安心だ。

静かなのはコンクリート造の最上階角部屋、階段から遠い部屋

メリットも多いが、デメリットもある最上階。どちらを優先するかで決めようメリットも多いが、デメリットもある最上階。どちらを優先するかで決めよう

音の伝わりにくさはモノの重さに比例する。映画館やコンサートホールのドアが重いのは重さで音を遮断するため。同様に軽い木造、軽量鉄骨造などよりも、重い鉄筋コンクリート造、鉄筋鉄骨コンクリート造のほうが音が響きにくく、遮音性は高い。予算にもよるが、静けさを優先するなら、重い建物がベターである。

ところで注意したいのはアパート、マンションという名称と構造が必ずしも一致していない点。マンションなら鉄筋コンクリート造と思い込まず、不動産会社にひと言質問する癖をつけよう。

建物内で静かなのは上からの音が聞こえない最上階、隣からの音が少ない角部屋。通風、眺望に恵まれることが多く、家賃は高くなりがちで冷暖房費が嵩むなどのデメリットもあるが、他の部屋よりは確実に静か。予算があれば検討したい。

逆にうるさいのは階段やエレベーターに近い部屋。外出時には便利だが、その分、足音、機械音に悩まされる可能性がある。ごみ置き場、駐車場など、多くの人が利用する場所に近い部屋も同様だ。

住戸配置、入居者のマナー、管理状況も

静かな部屋を選ぶためには住戸の配置図も要チェック。寝室の隣に隣戸のトイレがあったり、上にお風呂があったりすれば、どうしても音が気になるし、逆に隣との間に押し入れがあれば音は聞こえにくくなる。下見時にはどうしても自分の部屋が気になるが、加えて建物全体の住戸配置図も忘れずに見せてもらうようにしよう。

また、建物内にワンルームと3DKなど、家族構成、生活時間帯が異なる間取りが混在している場合には音トラブルが発生しやすくなる。シングルには赤ん坊の声がうるさく、ファミリーには深夜帰宅の足音がうるさく感じるためで、静けさを優先するなら、同じような間取りが集まっている建物がお勧めだ。

すでに入居者のいる物件なら入居者のマナー、管理状況も見ておきたい点。自宅の前にごみや自転車を放置しているような入居者がおり、それを見て見ぬふりをしている管理会社の物件では、音やごみを巡ってのトラブルが頻発する。時として、荒れた雰囲気が空き巣や放火を招くこともあるので、見た目の悪い、汚い物件は避けたほうが無難だ。

東、南に窓のある部屋で体内時計をリセット

気持ちの良く目覚められる部屋かどうか、ベッドの配置を考えながらチェックを気持ちの良く目覚められる部屋かどうか、ベッドの配置を考えながらチェックを

この時、影響を受けるホルモンのうち、メラトニンは睡眠ホルモンとも呼ばれ、自然な眠りには欠かせない。また、もうひとつのセロトニンは鬱病、便秘、冷え症、生理不順、肥満、摂食障害、集中力の低下、頭痛など女性の多くの悩みと深い関わりがあるとされる。どちらも女性の美には欠かせないと考えると、住まいは朝日が差し込むものであってほしい。

具体的には東、あるいは南に窓のある部屋ということになるが、窓があっても隣に建物があれば朝日は入らない。必ず、現地で陽光の入り方をチェックしよう。また、窓を開けると室内が見えてしまう立地だと、カーテンを閉めっぱなしにすることになり、これまた陽光は取り入れられない。特に1階では外から部屋、室内がどう見えるかも考えてチェックしよう。

仕事で夜しか下見に行けないという場合にも、外からでいいので、朝の様子は見に行きたいところ。朝日を浴びて爽快に起きられれば、仕事も、恋もうまくいくというものだ。

2013年 09月12日 11時24分