人を呼びやすい間取りは来客動線がポイント

客用の洗面台があると便利客用の洗面台があると便利

マイホームを考える人にとって夢の一つであるホームパーティー。広くなった家に友人を招いて食事をするのは楽しいものである。よりパーティーを盛り上げるために注意すべきポイントを解説する。

ホームパーティーには通常よりも多くの人が自宅を出入りするため、客を案内しやすい間取りだと無駄な動きが減り、プライベートな空間も見られにくい。客を出迎えする玄関まわりの空間は広めにとっておく。客の靴やコートなどのためのクローゼットが玄関にあると来客が多くても玄関をすっきりと保つことができる。

家族の個室や風呂などプライベートな空間は玄関から直接見えない場所に配置し、玄関からリビングへの来客動線とは重ならないように注意する。
客も使うトイレや洗面所は玄関の近くのわかりやすい場所に配置しておくと、パーティー中にわざわざ案内する手間が省ける。洗面所は家族用の風呂と一緒に配置されることが多いが、来客が多いことが予想される場合は来客用の小さな洗面台を別に設けるのが良い。

玄関からリビングまでの動線はわかりやすく、短くなるように配慮する。特にリビングのドアの位置から見える様子は家の第一印象を左右するため、明るさや景色が良い位置だとさらに良い。

料理の出しやすさを左右するキッチンタイプ

ゲストと一緒に料理するのも楽しいゲストと一緒に料理するのも楽しい

ホームパーティーでメインとなるのが手料理である。料理が苦手な人でも、軽食や鍋、バーベキューの用意などはするはずなので、客が集まるリビングとキッチンの関係は重要である。
客に用意している様子を見られたくない人、キッチンがどうしても散らかって気になる人は独立型のキッチンを選ぶと良い。覗かれる心配がないので、マイペースで用意することができる。このタイプのキッチンのデメリットはリビングにいる客とコミュニケーションが取りづらいことである。準備や片付けが多い場合には、ほとんど客がいるリビングに居られない可能性もあるので注意したい。

客とのコミュニケーションを重視する場合は、アイランド型などのオープンなキッチンを選ぶと良い。料理をしている間もリビングにいる客と話をすることができるし、配膳も楽である。このタイプのキッチンの場合は、準備を客に手伝ってもらうというのも一つの手である。ドリンクを作ったり、持ち寄った食材に火を通してもらったりするのもパーティーの余興の一つになる。オープンなキッチンのデメリットは、スペースをとること、臭いや煙が広がりやすいこと、キッチン自体が丸見えになってしまうことである。家全体の印象を悪くしないためには、キッチンが乱雑にならないよう気をつけるのはもちろんのこと、キッチングッズのデザインを揃えるなどの配慮をすることが必要である。

パーティー空間を広く見せるポイント

庭を利用すればバーベキューパーティーもできる庭を利用すればバーベキューパーティーもできる

ホームパーティーでたくさん人を招くにはそれなりの広さが必要となるが、日本の住宅事情では難しい。そこで、パーティーのメインの空間となるリビングルームにつながる空間の配置に工夫が必要となる。

空間の広がりを感じさせるには、縦と横の広がりがある。縦の広がりは具体的には天井を高くする、吹抜けを設ける、階段を配置する、などである。特に吹抜けは、人が集まる場所に効果的に配置すれば空間の広がりを感じることができる。
横の広がりは窓を大きくとったり、庭やテラスなどの外部空間をつなげて配置したりすると効果的である。特に庭やテラスは暖かい季節にはバーベキューをするなどパーティー空間の一部として使うことが可能である。子連れの客があった場合にも遊ばせておくのに都合が良い。

少し広い戸建てになると1階に和室を配置することが多いが、その場合もリビングにつなげて使えるようにしておくと、パーティー空間をより広くとることができる。
また、リビングはいつもすっきりと片付くようにしておくと、パーティーを気軽に楽しむことができる。リビングは収納が少なくなりがちな空間であるが、日頃使うものが上手く収納できるように計画しておきたい。

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