「3LDK以上かつ5,000万円台以下」の関東エリアの物件を集めました!
専門家の解説
円安による資材価格の急騰、“建設業・運輸業の2024年問題”を契機とした就労時間の規制による人件費の高騰、そして特に市街地中心部とその周辺での安定的な地価上昇によって、新築マンションの価格がかつてないほど高騰しています。背景にはインバウンド需要の拡大や株高による資産の付け替え、相続税対策などがあり、実需を含めて需要は堅調で、新築マンション価格をさらに押し上げる要因となっています。2022年以降、東京23区内の新築マンション平均価格が1億円を超える状況が続いていることはその象徴的な事象であり、東京23区では今後も高値が続くものと考えられます。
しかし、東京23区の新築マンション平均価格が14,402万円(※)に達しているのに対して、東京市部は6,793万円と半額以下、やや高額な神奈川県でも7,416万円、千葉県6,344万円、茨城県4,789万円、群馬県5,088万円などに留まっていて価格推移も安定しており、新築マンションの価格が急騰しているのは東京都心およびその周辺にほぼ限られていることは明らかです。広く関東圏で新築マンション購入を検討しているユーザーは、特に通勤・通学の利便性、そして生活の利便性や居住快適性、住宅性能などを総合的に判断し、資産性も考慮しながら予算に応じて物件を選択するケースが多く、このようなプロセスではより便利なところ、多少狭くても駅に近いところでマンションを探そうとする傾向が強いのですが、マンションは交通・生活利便性を少し譲るだけで比較的安価な、また広めの物件が見つかります。
特に子育て環境を重視したいご家庭は、将来を考えると部屋数と広さに加えて、住環境や教育・医療環境、さらには治安や防災に関する備えなども検討することが求められます。マンションは利便性が重視されますが、最も大切なポイントは“住居としての総合力とバランスの良さ”であることは言うまでもありません。家族と一緒に幸せに暮らすマンション探しは、エリア選択の視野を広げることから始まります。
駅近で人気が高い=居住ニーズが高いため、流通価格も高く維持される可能性が期待できることから資産性も良好とされています。専有面積40㎡台の新築マンションが住宅ローン減税の対象になっていることも大きなメリットです※。
- ※2025年上半期 関東圏エリアごとの新築マンション平均価格(前年比)ほか
- ※LIFULL HOME’S総研調べ

中山登志朗
新築分譲マンション購入経験者の声
- 検討エリアを広げたことで出会えた理想の住まい
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5,000万円台の物件を購入
神奈川県|20代後半|夫婦 - 結婚を機に新居を探し始めたのですが、当初は東京23区内で資産性を考え、駅近の物件を中心に探していました。しかし実際に内見を重ねていくと、予算や徒歩分数、周辺環境の治安など、すべての条件を満たす物件にはなかなか出会えず、理想と現実のギャップに悩んでいました。
- そこで思い切って視野を広げ、条件を少し緩めて神奈川県東部エリアも検討したところ、予算内で希望していた広さや3LDKという間取りに加え、最寄り駅からのアクセスも良好で、夫婦二人が安心して暮らせる環境の整ったマンションに巡り合うことができました。
- 実際に住んでみると、都内への通勤も想像していたよりも快適で、休日は周辺の公園や商業施設でゆったり過ごすこともでき、生活の満足度がとても高いです。将来的な資産性と、いまの暮らしやすさの両方を兼ね備えたこの選択に、とても満足しています。
- ※購入経験者の声は、5,000万円台で購入したマンションに関する体験談であり、本特集に参画する物件とは関係ありません。
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