念願の一人暮らし。お部屋をいつまでもきれいに保ちたいと思う方は多いのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、入居前のマスキングテープ貼り。マスキングテープを活用することで、普段の掃除だけでなく、大掃除までもが圧倒的に楽になるのです。

この記事では、マスキングテープを使った工夫をご紹介します。

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いざ一人暮らしがスタートすると、多忙なあまり掃除が行き届かなくなることもあるでしょう。特にお部屋の隅や溝、すき間などは汚れがたまりやすく、掃除に手間がかかります。

 

そこで、入居前に「お部屋の汚れやすい場所にマスキングテープを貼る」ようにしましょう。

 

マスキングテープの活用法でもっとも効果的なのは、「汚れる前に貼ること」です。本格的に生活がスタートする前にマスキングテープでカバーすることで、簡単にお部屋のきれいさをキープできます。

 

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マスキングテープを貼るとどのようなメリットがあるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

 

表面がつるつるとしているマスキングテープは、ホコリが付着しても軽い力で取り除くことができます。

 

そのため日々のお掃除は、マスキングテープの上をさっと拭くだけで完了。お部屋の材質に関係なく、ホコリを取ることができます。

 

頑固な汚れがたまりやすい場所をマスキングテープでカバーし、「汚れが目立ってきたら剥がす」を繰り返すことで、簡単にきれいな状況を保てます。

 

本来であれば、汚れの種類に応じて洗剤や道具を使い分ける必要がありますが、マスキングテープを貼っておけば、剥がすだけのワンアクションで汚れを取ることができます。

 

くぼんでいたり、家具・家電で隠れてしまったりする場所こそ汚れがたまりやすい部分。入居前に知っておきたい、一人暮らしでマスキングテープを貼るべき場所をご紹介します。

 

サッシの溝はホコリがたまりやすく、掃除のしにくい場所です。マスキングテープを貼っておけば、ホコリや汚れをまとめて取れるので掃除が楽になります。

 

巾木とは、住居の壁と床の境目につける部材のこと。床面から10cm程度の高さまである、板状の出っ張り部分を指します。

 

この出っ張り部分にホコリがたまりやすく、特にテレビや冷蔵庫などの家電・家具の裏の部分は、掃除がしにくい場所です。重点的にマスキングテープを貼っておくようにしましょう。

 

コーキングとは、壁やタイルなどの目地に詰め物をして隙間をふさぐことです。

 

隙間をなくすことで防水性や気密性が高まるため、「キッチンの壁と天板の継ぎ目」「洗面台と壁の継ぎ目」「浴室の四隅や浴槽との継ぎ目」などの水回りに多く施されています。

 

コーキング部分は素材によってはホコリがたまりやすく、水や油が飛ぶため水垢や油汚れがつきやすい場所です。あらかじめマスキングテープを貼っておくと、普段の掃除が格段に楽になります。

 

埋め込み式のビルトインコンロの場合、天板とコンロの間に隙間ができ、ここに入り込んだ汚れは非常に取りにくくなります。

 

コンロ本体を取り外して掃除をするのは一苦労ですから、汚れの侵入防止にマスキングテープを貼るのが効率的。IHコンロ専用のフレームカバー(テープ式)もあります。

 

また、レンジフードには換気扇に吸い込めなかった油を受け止める溝があり、この溝にたまる汚れは頑固そのもの。あらかじめマスキングテープでカバーしておきましょう。

 

お風呂のドア枠やドア下の床部分も汚れがたまりやすく、湿気が多いことからカビが付着することも。一度カビが発生すると、落とすのはなかなか困難です。

 

こちらもマスキングテープを貼っておくと、剥がすだけで汚れが取れます。「水回り用の防カビ効果付きマスキングテープ」もあるので、場所や期待する効果に応じて使い分けましょう。

 

見落としてしまいがちなのが、トイレの便器本体と床との間にある小さな隙間。ホコリや髪の毛、トイレットペーパーの繊維などが隙間に入り込みやすいので、そうなる前にマスキングテープでふさいでおきましょう。

 

日常の中で触れることの多い電気スイッチの周りは、手垢がつきやすくなっています。また、スイッチの周辺はホコリがたまりやすいので、こちらもマスキングテープでカバーしておきましょう。

 

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マスキングテープは、お部屋のどんな場所にも好きなように貼ってよいのでしょうか。

 

ここでは、マスキングテープを貼る際の注意点を解説します。

 

いざマスキングテープを貼ろうとしても、その部分にホコリや油分といった汚れが付着していると、マスキングテープが貼りつきにくく、剥がれてしまいます。まずは、貼る場所の掃除からスタートしましょう。

 

マスキングテープにはさまざまな柄や色のバリエーションがあります。部屋のイメージとマスキングテープの柄や色を合わせることで、雰囲気を統一できます。

 

マスキングテープの幅にはいろいろな種類があります。貼りたい場所にぴったりと合う幅のものを使いましょう。

 

シンク下など面積が広い場所では、まずシートを敷き、その周囲を幅の広いマスキングテープで固定するという方法もあります。

 

マスキングテープの素材は時間の経過とともに劣化します。あまりに長く貼ったままにしておくと、剥がした後にのりが残ってしまうことも。少なくとも半年~1年程度のタイミングで貼り替えるようにしましょう。

 

一人暮らしは自分の好きな生活リズムで過ごせますが、すべての家事も自分でしなくてはなりません。学校や仕事が忙しいと、どうしても掃除を後回しにしてしまいがちです。

 

そこで、汚れやすい場所にあらかじめマスキングテープを貼っておけば、掃除の手間が省けます。

 

マスキングテープを貼るのに時間がかかることもありますが、最初のひと手間を惜しまないことでその後が楽になります。少しの工夫で、快適な一人暮らしを実現しましょう。

 

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賃貸でマスキングテープを貼る理由は?

マスキングテープがホコリや汚れを防いでくれるので、掃除が楽になります。詳しくは「一人暮らしで最初にマスキングテープを貼るメリットとは?」をご覧ください。

賃貸でマスキングテープを貼る場所は?

巾木(はばき)や水回りのコーキング部分、電気スイッチの周辺、浴室の入り口などがおすすめです。詳しくは「一人暮らしでマスキングテープを貼るべき場所は?」をご覧ください。

マスキングテープを貼るときに気をつけることは?

お部屋の雰囲気に合わせた色や柄を選んだり、貼る場所によって幅や貼り方を変えたりしましょう。詳しくは「マスキングテープを貼る際の注意点とは?」をご覧ください。

 

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更新日: / 公開日:2023.12.13