初めての一人暮らし。思い通りの家具やインテリアを取り入れて、おしゃれな部屋にしたいと考える人は多いでしょう。

今回は、一人暮らしの部屋をおしゃれにする方法や実例、インテリアを考えるときのポイントを紹介します。

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部屋の広さと配置する家具のバランスはとても重要です。ここでは、一人暮らしにおける代表的な部屋の広さごとに、適した家具の組み合わせと家具選びのコツを紹介します。

 

6畳は一人暮らし向け物件で多く見られる広さですが、コンパクトなタイプなので家具選びやレイアウトには工夫が必要です。

 

以下のように最小限の家具でレイアウトしましょう。

  • シングルベッド
  • テレビ台
  • 壁面収納棚
  • ローテーブル

部屋に圧迫感が出ないように、できるだけ空間に余白を残すことを意識するといいでしょう。コンパクトなサイズ感の家具を選ぶと、すっきりとまとまります。

 

8畳の広さがあれば、ひと通りの家具を設置できます。

  • シングルベッド
  • テレビ台
  • 壁面収納棚
  • ローテーブル
  • デスク
  • ソファ

 

8畳というゆとりのある広さでも、必要以上に大きなサイズの家具を選んでしまうと空間に圧迫感が出ます。収納量は減りますが、高さを抑えた収納棚やテレビ台を選ぶのがコツです。

 

10畳になると設置できる家具の種類が増え、サイズも一回り大きなものを選びやすくなります。

  • セミダブルのベッド
  • テレビ台
  • 大きめの壁面収納棚
  • ローテーブル
  • デスク
  • 2~3人掛けのソファ

趣味のアイテムやコレクションなどを陳列できる「見せる棚」や、観葉植物を置くゆとりがあるため、理想の空間を実現しやすくなるでしょう。

 

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一口にインテリアといっても、デザインや色、素材によって印象は大きく変わるもの。無計画に家具を選ぶと、一つひとつのデザインはよくても、まとまりのない部屋になってしまうことがあります。

 

まずはどんな空間にしたいのか、部屋のテイストを決めましょう。ここでは、代表的なテイストのインテリアコーディネートポイントを紹介します。

 

「生活感を減らしたい」「洗練された空間にしたい」という人は、上質感のあるホテルライクな空間づくりが参考になります。具体的なポイントとしては、次のようなものが挙げられます。

  • グレーやブラウンなどシックな色で統一する
  • 家具やカーテン、ソファなどに上質な素材を選ぶ
  • 隠す収納を基本にして、生活感のあるものを表に出さない
  • シンメトリーを意識してレイアウトする
  • 間接照明を取り入れる

 

和モダンとは、日本の伝統的な和の要素に、現代の洗練されたデザインを融合させたスタイルのことです。

 

具体的なポイントとしては、次のようなものが挙げられます。

  • 床座(ゆかざ)の空間をつくる
  • 部屋がフローリングの場合は置き畳を活用する
  • ウッド調でロースタイルの家具でまとめる
  • ベージュやグリーンなどアースカラーで配色する
  • 和紙の照明を取り入れる

 

ヴィンテージ感のあるカフェテイストの部屋は、経年の魅力を引き出す雰囲気づくりが大切です。

 

押さえておきたいポイントとしては、次のようなものが挙げられます。

  • ダークカラーでシックにまとめる
  • レンガやタイル調の壁紙を貼る
  • アンティーク家具や、アンティーク調の家具を選ぶ
  • 古木風のアイテムを取り入れる

 

部屋の中でも大きな面積を占める壁や天井、床の色を「ベースカラー」、インテリアのメインとなるソファやカーテン、ラグなどの色を「メインカラー」、メインカラーを引き立てる色を「アクセントカラー」といいます。

 

賃貸の場合、ベースカラーを変えるには、「貼って剝がせる壁紙」や「置き敷きタイプのフローリング・フロアマット」などを用いる必要があります。

 

ただ、少し手間がかかるため、基本的にはベースカラーはそのまま生かし、メインカラーとアクセントカラーで個性を出すことを意識するといいでしょう。

 

メインカラーは、部屋の25%程度を占める色です。最初にメインカラーを決めてコーディネートを考えると、空間に統一感が生まれやすくなります。

 

次にアクセントカラーで彩りを添えましょう。クッションや観葉植物、雑貨などが該当します。

 

ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーは、それぞれ1色に絞る必要はありませんが、色数が増えると統一感が出にくいため、色の系統をそろえるのがポイントです。

 

ただ、あまりにも色がそろいすぎると単調な空間になってしまうことも。その際は、目立つ色を限定的に取り入れてみましょう。

 

たとえば、全体的に黒やブラウンのようなシックな色合いでまとめたコーディネートに、赤いソファを置くと、ソファが引き立つおしゃれな部屋に仕上がります。

 

この場合、ソファの存在感が大きくなるので、質感や素材にもしっかりとこだわると、よりセンスよく見えます。

 

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コーディネートを考える際は、お手本を参考にし、好きなところをまねしてみるのが近道です。ここでは、一人暮らしの部屋のコーディネート例をいくつか紹介します。

 

ミニマルでソファを置かない床座中心のスタイルは、落ち着いた雰囲気が好きな人に向いています。

 

床座スタイルでは「ローテーブルを置く」「ラグを敷く」「ナチュラルな白やベージュを基調にする」「余計なものは置かない」「間接照明を取り入れる」といったポイントを押さえると、おしゃれですっきりとした生活空間を実現できます。

 

一人暮らしの部屋の場合、家具を多く配置するとどうしても圧迫感が出やすくなります。「ものを減らす」ことを意識するだけでも、部屋全体の印象はグッとよくなるでしょう。

 

広めの部屋なら、少し大きめのベッドを部屋の中央に据えて、スイートルームのようにラグジュアリーな空間を演出するのもおすすめです。

 

ベッドの両サイドと足元の空間に余裕を持たせると、よりリラックスできる空間に仕上がるでしょう。

 

間接照明のやわらかな光や、存在感のある観葉植物、見せる収納棚なども特別感を持たせるのに大きな効果を発揮します。

 

インテリアを考える際は、生活動線を考えることも大切です。

 

一人暮らしの部屋で多いワンルームの間取りでは、玄関からベランダまで行く際に「部屋の真ん中を通るのか」「部屋の片側を通るのか」を決めると、快適な生活空間をつくりやすくなります。

 

また、一人暮らしの部屋は収納スペースが限られていることが多いため、収納できないものが散乱しがちです。できるだけものを増やさない努力も必要です。

 

「外観や内装もおしゃれなところに住みたい」「自由に内装などを変えたい」という人は、デザイナーズ物件やDIY可能な物件を選ぶのがおすすめです。

 

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一人暮らしの部屋にはどんな家具が置ける?

 

部屋のつくりによって異なりますが、8畳の広さがあれば、シングルベッドやテレビ台、壁面収納棚、ローテーブル、デスク、ソファといったひと通りのものを設置できます。10畳の広さがあれば、ベッドやソファを大きなものにしたり、趣味のアイテムを飾る「見せる収納」を設置したりすることも可能です。

部屋のインテリアにはどんな種類がある?

 

リッチなホテルライクスタイルや落ち着きのある和モダンテイスト、ヴィンテージ感がおしゃれなカフェスタイルなど、さまざまな種類があります。つくりたいスタイルを決めてから家具選びをすると、統一感のあるセンスのよい部屋をつくれます。

 

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