アパートはマンションと比べて防犯面で劣る?

アパートはマンションと比べて防犯面で劣る?
アパートはマンションと比べて防犯面で劣る?

近年は、マンションの標準的な防犯設備として、エントランスのオートロックシステムや防犯カメラの設置が一般的となっています。一方アパートにはマンションほどの防犯設備は設置されていないことが多いため、不安を感じる人が多いかもしれません。

しかし、どんなに防犯設備が充実した物件でも、住む人に心構えがなければ防犯は難しくなります。たとえオートロック完備のマンションでも、部外者が絶対に侵入できないという保証はありません。むしろエントランスのオートロックを過信して防犯意識が低下した結果、無施錠の玄関から侵入されてしまうケースは多いのです。

今すぐできる賃貸アパートの空き巣対策

犯罪に巻き込まれないためには、一人一人の防犯意識が大切です。賃貸アパートに住む際に知っておきたい、空き巣対策を紹介していきます。

防犯の基本は施錠の徹底警視庁発表の統計によると、空き巣の侵入手段として最も割合が高いものは“無締り”でした(※)。無締りとは、鍵が掛けられていない玄関や窓から侵入する手口のこと。“ちょっとの間だから鍵を掛けなくても大丈夫だろう”という油断は禁物です。近くのコンビニへの買い物やゴミ出しなど、短時間の外出の際も必ず施錠しましょう。また、住人の在宅中に侵入する“居空き”も存在するため、在宅時でも施錠を忘れないようにしましょう。

平成29年中の住宅対象侵入窃盗の発生状況│警視庁

女性らしい色柄のカーテンに注意窓に掛かったカーテンの柄から、その部屋に女性が住んでいると判断されることがあります。特に単身向け物件の場合は、女性の一人暮らしと憶測されるため注意が必要です。

表札にフルネームを書かない近年はポストや玄関先に表札を出さない世帯も多いです。賃貸アパートは比較的住人の入れ替わりが多いため、表札がないと郵便物やメール便の誤配が起きやすくなります。個人情報が記載された郵便物は確実に受け取りたいもの。表札を出すことで誤配の可能性が減ります。ただし、フルネームを記載すると性別まで憶測できてしまうため、姓のみの表記にとどめておくのがよいでしょう。

女性の洗濯物を目立つように干さないベランダなど外部から目につきやすい場所に洗濯物を干す場合、女性ものの華やかな衣類はバスタオルで囲むなどの工夫をし、あまり目立たないようにしましょう。女性が住んでいると知られやすくなるほか、下着自体が泥棒に狙われることもあります。下着類は乾燥機を使用するか、部屋干しにするのがおすすめです。

市販の防犯グッズを活用する市販の補助錠を玄関や窓に設置すると、防犯効果が期待できます。空き巣は、複数の鍵が設置された扉や窓を避ける傾向があります。鍵の破壊に時間をかけていると、通行人や近隣住人に目撃される可能性が高くなるからです。また、人の動きを感知して点灯する“センサーライト”を設置するのもよいでしょう。壁や柱に傷をつけずに固定できるタイプや、屋外コンセントがなくても使用できる電池式など、さまざまな場所に対応可能な製品が市販されています。

賃貸アパート選びの際に防犯面で気をつけること

賃貸アパート選びの際に防犯面で気をつけること
賃貸アパート選びの際に防犯面で気をつけること

物件選びの際に、防犯面で気をつけたいポイントをチェックしておきましょう。

アパートの共用部分に注目する
ゴミ集積場が荒れている、共用部分の設備が壊れたまま放置されている、集合ポストにチラシが散乱している、こんな物件は要注意。管理が行き届いていないアパートは、空き巣に狙われやすい傾向があります。周囲に無関心な住人が多いと、「見慣れない人がいても通報されにくい」と考えられてしまうためです。

あえて通りに面した部屋を選ぶ
賃貸アパートを選ぶ際、通りに面している部屋は通行人の視線が気になるため、できれば避けたいと考える人は多いもの。しかし逆に考えると、人の目に触れたくない空き巣や居空きに選ばれにくい部屋ともいえます。防犯重視のために、あえて通りに面した物件に住むという選択肢もあるでしょう。また、平日の昼間は人が多くても、夕方以降や週末は人通りが途絶えるエリアもあります。物件選びの際は、曜日や時間帯を変えて下見してみるのがおすすめです。

防犯意識を持って空き巣から身を守ろう

防犯設備が充実していないアパートでも、住む人の心構え次第で防犯対策はできます。空き巣は侵入に時間がかかりそうな部屋、人の目が届きやすい部屋を避ける傾向があることを頭に入れておきましょう。

万が一帰宅時に鍵が破られていたら、まずは現場から離れ、すみやかに警察に通報しましょう。まだ室内を物色している空き巣に鉢合わせしてしまう可能性があるためです。身の安全を第一に考え、近隣のコンビニや大通りなど、人のいる場所に移動するとよいでしょう。

また、室内に誰もいないと確認できても、部屋はそのままの状態を保つようにしてください。片付けると犯罪の証拠や犯人の手がかりを消してしまうことなります。警察が到着するまでは現状維持が基本です。

まとめ
・空き巣の最も多い侵入手段は“無締り”
・自分でできる防犯対策の基本は施錠の徹底
・そのほか表札にフルネームを記載しない、防犯グッズの活用などで用心を
・管理が行き届いている物件や、通りに面した部屋を選ぶことで防犯面を強化できる
・空き巣に狙われないためには日頃の防犯意識が大切

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