- 1階は”絶対NG”ではないが、防犯対策が必要
- 1階の物件は絶対NGではありませんが、女性の一人暮らしでは、防犯対策を十分に確認することが大切です。実際、防犯設備の有無や周辺環境によって安全性は大きく変わるため、階数だけで判断しないことがポイントです。詳しくは「女性の一人暮らしで1階を選ぶのは危険?」をご覧ください。
- 1階は覗き見・侵入などのリスクが存在する
- 1階の物件は、外から室内を覗き見られたり、窓などから侵入されたりするリスクがあるため、注意が必要です。特に、洗濯物やカーテンの開閉から在宅状況を知られやすい点は、高層階にはない1階特有のリスクといえます。詳しくは「女性一人で1階に住むデメリット」をご覧ください。
- 物件選びではオートロック・窓の防犯・周辺環境の3点を確認する
- 物件を選ぶ際は、オートロックなどの防犯設備、窓や玄関の防犯対策、駅から自宅までの道など周辺環境の3点を確認しましょう。内見時に実際の目線で外からの見え方を確認しておくと、入居後のギャップを防げます。詳しくは「女性の一人暮らしで重視したい物件選びのポイントは?」をご覧ください。
セキュリティ・防犯対策が充実した物件を探すあなた専用!引越しまでのやることリスト
女性の一人暮らしで物件を探しているものの「どのような物件を選べば安心して暮らせるのだろう」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、女性の一人暮らしで注意したい日常生活の危険や、1階の部屋で暮らす場合のメリット・デメリット、防犯対策を意識した物件選びについて解説します。この記事を読むことで、女性の一人暮らしで1階の物件を選ぶ際に確認しておきたいポイントなどを知ることができます。
女性の一人暮らしで1階を選ぶのは危険?

女性の一人暮らしは防犯意識を高く持とう
女性の一人暮らしで1階の物件を選ぶことは、必ずしも危険とはいえません。ただし、1階の物件は外から室内を覗かれたり、窓から侵入されたりするリスクが大きいため、防犯対策を十分に検討することが重要です。
以前よりも防犯設備が整った建物は増えていますが、痴漢被害や下着泥棒などの発生はいずれも後を絶ちません。警察が公表している刑法犯発生件数も、あくまで警察に通報された件数であって、被害に遭った女性は「思い出したくない」「公にしたくない」といった理由で通報しないこともあるそうです。
このように、防犯設備が整っている物件であっても、犯罪のリスクを完全になくすことはできません。女性が一人暮らしで1階の物件を選ぶ場合は、物件の防犯設備を確認するとともに、日頃から防犯意識を持って生活することが大切です。
女性一人で1階に住むメリット
女性が1階の物件で一人暮らしをする場合、防犯面で気をつけたいポイントがあります。その一方で、1階に住むことによるメリットもあります。1階の物件を選ぶときは防犯面だけでなく、こうしたメリットも踏まえて、自分に合っているのかどうかを考えてみましょう。
女性がマンションの1階に住むメリットは、以下のとおりです。
- 荷物の出し入れがしやすい
買い物帰りに水やお米などの重い荷物を運ぶときも、荷物を持ったままエレベーターを待ったり、階段を上ったりする必要がありません。引越しや家具を搬入するときにも、1階なら移動時間を短縮できるでしょう。
- 階下への生活音を気にせず暮らしやすい
1階の部屋なら、自分の足音などが階下に響くことを気にする必要がありません。掃除機をかけたり、室内を歩いたりするときも、上の階ほど生活音を心配しなくても大丈夫でしょう。
- エレベーターで不審者と遭遇する心配がない
1階の部屋であれば、エレベーターを使わずに出入りできます。そのため、エレベーター内で知らない人と二人きりになる状況を避けられる点はメリットです。特にエレベーターの利用に不安を感じる人にとっては、安心材料の一つとなるでしょう。 オートロック付き物件を探す モニター付きインターホンのある物件を探す 防犯カメラ設置の物件を探す
女性一人で1階に住むデメリット

女性の一人暮らしで1階を選ぶ場合は、デメリットを認識しておこう
荷物の出し入れが楽・階下に気を使わなくてもよいといったメリットもあり、女性一人でも1階を選ぶ方もいますが、安全面からいうと2階以上の部屋を選んだ方が安心でしょう。
ここでは、女性が一人で1階に住む場合に気をつけたいデメリットを紹介します。
デメリット
・洗濯物(女性物の下着等)が干しにくい
・生活目線が外の目線と一致するため、常に覗かれている気がする
・上の階と比べて日当たりがよくない
・空き巣被害に遭いやすい
・車の音、通行人の話し声が気になる
・湿気がこもりやすく、冬は冷えやすい
洗濯物や生活の様子が外から見えやすい
洗濯物が見えやすい、通行人と目が合うというのは、女性にとって安心して住める環境とはいいがたいでしょう。ベランダ側が外から丸見えだったり、すぐ前に道路や駐車場があったりする物件の場合、洗濯物やカーテンの開閉などから、在宅している時間帯や一人暮らしであることを知られる可能性があります。女性の一人暮らしだということが分からないように、部屋干しをする・遮光カーテンを付けるなどの対策が必要です。
空き巣や下着盗難に遭いやすい
1階の物件は、窓やベランダなどから空き巣などに侵入される可能性が大きいので、防犯の面に注意が必要です。警察庁の「令和6年の刑法犯に関する統計資料」(※)によると、住宅を発生場所とする侵入窃盗の認知件数は、4階建以上の共同住宅が1,578件であるのに対し、3階建以下の共同住宅では2,909件となっています。
高層階の共同住宅と比べて、低層階の共同住宅で多くの侵入窃盗が認知されていることからも、1階の物件を選ぶ際は侵入対策を十分に確認することが大切です。
ただし、この統計は1階と2階以上を比較したものではないため、階数だけで侵入窃盗の危険性を判断することはできません。1階の物件を選ぶ場合は、窓やベランダの位置、防犯カメラやオートロックの有無、周囲からの見通しなどを確認しておくとよいでしょう。
※出典:警察庁「令和6年の刑法犯に関する統計資料」
日当たり・湿気・虫の問題がある
1階の部屋は、日当たりも確認しておきたいポイントです。周囲に建物や塀があると、上の階に比べて日差しが入りにくく、部屋が暗く感じることがあります。洗濯物を外に干したい人は、日中にどの程度日が当たるのか、内見のときに見ておくと安心です。
湿気も、1階ならではの気になるところです。地面に近い分、部屋によっては湿気がこもりやすく、カビの原因になることがあります。窓を開けて風を通せるか、換気扇の位置はどうなっているかなどもしっかりと確認しておきましょう。
また、虫が苦手な人は、建物の周りにも目を向けてみてください。1階は地面から近いため、上の階よりも虫が入り込む可能性が大きくなります。ベランダの近くに植栽があったり、建物の周囲に草木が多かったりする物件は、特に虫が入ってくることに注意したいところです。
女性の一人暮らしを狙う日常生活に潜む危険とは?
女性の一人暮らしでは、住んでいる部屋だけでなく、日常生活の何気ない行動が防犯上のリスクにつながることがあります。ここでは、日常に潜む危険について解説します。
夜道を歩くとき

夜道は防犯意識を持って歩こう
夜遅くまで開いているコンビニは、一人暮らしの学生や社会人にとって強い味方ですが、女性の場合、夜間のコンビニには要注意です。不審者に買い物の内容を見られ、女性が一人暮らしであることを知られてしまうと、こっそり尾行され、自宅までついてこられるという危険も考えられます。
夜道を歩くときは、周囲に不審な人や車がいないことをチェックし、もし見かけたらタクシーで帰るなどの安全措置をとりましょう。スマートフォンを見たり、ヘッドフォンで音楽を聴いたりしながら歩くことは、周りが見えなくなるため危険です。また、自転車に乗っていたとしても、押し倒される可能性もあるため、注意しましょう。
エレベーターに乗る・部屋に入るとき

エレベーターは密室。気を抜かずに
エレベーターの中はいわば密室であり、意外と不審者に狙われやすい空間です。乗る前には、怪しい人がいないか確認し、二人きりにならないようにします。もし乗った後に怪しいと思ったら、不審者に背を向けない、非常ベルが届くドア前に立つなどの警戒を心がけましょう。
エレベーターから降りたら「あとは部屋に入るだけ…」と安心してしまいそうですが、部屋に入る瞬間まで気は抜けません。鍵を開けて部屋に入るという行為は、中に誰もいないことを証明しているようなものです。部屋に入るときは周りに注意して、物陰に人がいないかを確かめてからドアを開けるようにしましょう。
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女性の一人暮らしで重視したい物件選びのポイントは?
女性が部屋を探す際に、チェックしておきたい周辺環境や物件のポイントをまとめました。
・オートロック
オートロックは、ドアが閉まると自動的に鍵がかかる仕組み。建物のエントランスなどに設置され、鍵や暗証番号などで解錠しないと建物内に入れない。オートロックがあれば、外部からの侵入者を防げるだけでなく、突然の訪問者が来たときも断りやすい。
・窓や玄関扉の防犯対策がある
オートロックに加えて、カードキーやシャッター付き住戸、2重ロックの鍵付き玄関があれば防犯性を高められる
・駅やバス停から近い
駅やバス停が近くにあれば、夜道をあまり歩かずに家にたどり着ける。駅前であれば、人通りがあって夜も明るい傾向にある
・家までの道の明るさ
夜道が真っ暗だと危険なので、街灯の数は十分か、深夜まで営業している店があるかなども、事前に夜道を歩いて確認
・共用施設の雰囲気
集合ポスト付近にゴミやタバコが落ちていないこと。共用施設の綺麗さによって、住民の人間性を判断する材料にもなる
・治安がよいエリア
統計的に事故や事件が少ない治安がよいとされる場所の方が安心。ファミリー層が多い地域や、保育園や小学校の近くは比較的治安がよいといわれていいる
ホームセキュリティ付きやカメラ付インターホンなどの物件の防犯設備は、たくさんあるほど安心ですが、すべてが揃った物件を見つけるのは難しいかもしれません。ドアの補助錠を付ける、窓に防犯フィルムを貼るなど、自分だけで実践できる方法もあります。希望通りの物件が見つからない場合は、侵入されやすいドアや窓を中心に、自分で防犯対策を試してみてもいいでしょう。
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女性の一人暮らしで行いたい防犯対策は?
防犯設備が整った物件を選んだとしても、それだけでは安心できません。日頃のちょっとした心がけで、防犯につながることもあります。ここでは、女性が一人暮らしをする際に、自分でできる防犯対策をご紹介します。
鍵・窓周りを強化する
玄関や窓の鍵をしっかりかけることは、防犯の基本です。ゴミ出しなどでほんの少し家を離れるだけでも、忘れずに玄関の鍵をかけましょう。在宅中も、使っていない部屋の窓まで開けっぱなしにしていないか、きちんと確認してみてください。
さらに防犯性を高めたいなら、玄関に補助錠を付けたり、窓に防犯フィルムを貼ったりする方法もあります。特に1階の部屋は、ベランダや窓から空き巣に侵入される可能性があるため、窓周りは特に念入りに対策しておきたいところです。
在宅を装う工夫をする
一人暮らしの場合、留守にしていることを外から分からないようにするのも大切なポイントです。
たとえば、郵便物がポストにたくさんたまっていると、長く家を空けていることに気づかれる可能性があります。旅行などで数日間留守にするときは、郵便物をためないように気をつけましょう。照明のタイマー機能を使い、夜に部屋の明かりをつけて誰かが在宅しているように見せるのも一つの方法です。
また、洗濯物も意外と人に見られています。朝干したまま夜まで取り込まれていなければ、誰も家にいない時間帯を知られるきっかけになることがあります。外出する日は、洗濯物を室内に干すなど、洗濯物を見られない工夫をするとよいでしょう。
外から見えにくくする工夫をする
1階の部屋では、外から室内の様子が見えないように工夫しましょう。昼間だからといってカーテンを開けっぱなしにしていると、部屋の中の様子を外から見られてしまうことがあります。日中は、ミラーカーテンなどを使うのもよいでしょう。
洗濯物にも注意が必要です。ベランダに女性用の衣類や下着を干していると、この部屋には女性が暮らしていると思われてしまうかもしれません。下着類は室内に干すなど、外から見えないようにしておくと安心です。
カーテンも、外から見たときに居住者の属性を推測されにくいよう配慮しましょう。”外から見たときにどう見えるか“を意識して部屋を整えるだけでも、防犯対策になります。
女性の一人暮らしで1階でも「住んでもあり」なケースとは?
1階の物件は防犯の面で注意したい点がありますが、1階のすべての物件を避けなければならないわけではありません。防犯設備や部屋のつくり、周辺環境などを確認して、安心して暮らせそうだと自分で判断できるなら、1階の物件を選んでもよいでしょう。
たとえば、オートロックや防犯カメラ、モニター付きインターホンなどの設備が整っている物件なら、外部からの侵入に備えやすくなります。窓にシャッターや防犯対策が施されているかも、確認しておきたいところです。
また、ベランダや窓が道路から丸見えになっていないか、周囲に足場になるようなものがないかなど、建物の外からも部屋の中をチェックしてみましょう。駅から自宅までの道が明るいか、人通りがあるかといった周辺環境も確認したいポイントです。
“1階だから危険”と先入観を持つのではなく、自分の目で一つひとつしっかりと確認して、納得がいく物件を選ぶようにしましょう。
オートロック付き物件を探す モニター付きインターホンのある物件を探す 防犯カメラ設置の物件を探す女性の一人暮らしに関するよくある質問
ここでは、女性の一人暮らしに関するよくあるご質問について解説します。
Q.1 女性専用マンションなら1階でも安心ですか?
女性専用マンションだからといって、絶対に安心とはいえません。オートロックや防犯カメラ、モニター付きインターホンなどの防犯設備を確認しましょう。窓やベランダが外から見えやすくないか、侵入するときに足場になりそうなものが近くにないかなど、実際に自分が暮らしていくうえでの注意点を考えながら部屋を見てみるといいでしょう。
Q.2 内見のとき1階物件でチェックすべきポイントはありますか?
部屋を内見するときには広さや設備だけでなく、窓やベランダから外の様子も見たほうがいいでしょう。道路や隣の建物から部屋の中が見えないか、窓にシャッターや雨戸が付いているかなどを確認しておくと安心につながります。
物件までの道も、時間があれば実際に自分で歩いてみるのがおすすめです。昼間は人通りがあり、明るく感じたとしても、夜になると人通りが少なく暗い場所があるかもしれません。駅からの道に街灯があるか、人通りは普段どのくらいあるかなど、帰宅するときのことを想像しながら注意して歩いてみるとよいでしょう。
Q.3 1階でも安全に暮らすために、今からできることはありますか?
まずは、玄関や窓の鍵をきちんとかけるところから始めてみましょう。ゴミ出しなどのちょっとした外出でも、忘れずに鍵をかけましょう。窓については、補助錠を付けたり、防犯フィルムを貼ったりするのもよいでしょう。
洗濯物を外から見えにくい場所に干す、留守中も人がいるように見せるため照明をつけておくなど、一人暮らしであることや留守にしている時間を外から分かりにくくする工夫もあります。防犯対策といって特別なことをしなくても、普段の生活の中においてできる対策は数多くあります。
まとめ
女性の一人暮らしで1階の部屋を選ぶ場合、防犯面は特に気をつけたいポイントです。外から部屋の中を見られたり、窓やベランダから空き巣に侵入されたりする危険性があるため、部屋を内見する際に周辺の環境や防犯設備をしっかりと確認しておきたいところです。
1階には荷物を運び込みやすい、階下への生活音を気にしなくてよいなど、暮らしやすいメリットがあります。一方で日当たりが悪い、虫が入ってくるなどのデメリットもあるので、実際に部屋を見て自分の生活に合うかじっくりと考えてみるとよいでしょう。
1階だから危険と最初から決めつけるのではなく、どんな防犯対策がされているのか、窓やベランダは外からどう見えるのか、周辺はどんな環境なのかを一つずつ確認することが大切です。そのうえで自分が気に入り、納得して暮らせると思える物件を選びましょう。
更新日: / 公開日:2017.05.15










