増税で暮らしが苦しくなった人が約7割

消費税が2014年4月に5%から8%に上がり、先日の選挙からしばらく8%のままの体制が続くことになったが、実際のところ消費税増税前後で暮らしぶりはどのように変化したのだろうか。20~50代までの男女484人に消費税増税に伴い暮らしはどうなったかについて調査してみた。

増税で暮らしが苦しくなった人が約7割

まず、「消費税が8%になったことで、暮らしはどうなったか」を尋ねたところ、「すごく苦しくなった」が26.0%、「少し苦しくなった」が44.8%で、あわせると約7割の方が苦しくなったと回答した。年代別に見ると、特に20代で「すごく苦しくなった」との回答が31.7%と多い。

実際に増税したことで住まいの中で節約するようになったことがある方は、全体のうち67.1%を占めた。年齢が高くなるにつれて、節約した人が増える。20代は「すごく苦しくなった」と認識していても、なかなか住まいの中で節約する、というのが難しい環境にあるようだ。

次に増税後、住まいの中で節約していることがあるかを聞いてみた。

左:増税で暮らしが苦しくなった人が約7割いた。<br>
右:年齢が高くなるにつれて、節約した人が増える傾向に左:増税で暮らしが苦しくなった人が約7割いた。
右:年齢が高くなるにつれて、節約した人が増える傾向に

住まいの中で節約していることランキング

1位 こまめに家電や照明を消す 66.2%
2位 暖房などをあまりつけない 51.1%
3位 外食せずに自炊する(材料を買って自分でつくる)44.0%
4位 外食せずに家で食べる(既にできたおかずを買う) 36.0%
5位 食料品のグレードを下げる 34.8%
6位 自分へのご褒美を減らす 34.2%
7位 洋服を着込む 32.9%
8位 休日はなるべく家にいる 28.3%
9位 お風呂の残り湯を洗濯に使う 22.2%
10位 照明を少なくする 21.8%


~10位以下について~

車や電車を控えて徒歩や自転車を使う 20.3%
カーテンや断熱シートで冷気を遮断する 13.5%
お風呂の回数を減らす 12.9%
省エネ家電に買い換える 8.9%
トイレの水量を減らす 8.9%
節水型のシャワーヘッドなどを使う 7.4%
トイレの回数を減らす 5.5%
お風呂にペットボトルを入れる 2.5%

住まいの中で節約のためにしていること【複数回答可】<br>
(増税したことで節約するようになった人ベース n=325)住まいの中で節約のためにしていること【複数回答可】
(増税したことで節約するようになった人ベース n=325)

節約の中で一番考えるのは「電気の節約」

さらなる増税となった場合に備えて、具体的な節約術を学んでいきたい。節約するようになったと回答した人に、具体的な節約の方法を聞いてみた。その結果、1位は「こまめに家電や照明を消す」(66.2%)、2位は「暖房などをあまりつけない」(51.1%)、3位は「外食せずに自炊する(材料を買って自分でつくる)」(44.0%)となった。

極端な我慢をしたり、何かを買い換えて使う量自体を抑えるといった節約術は全体の中ではさほど多くない。気をつけてできることという範疇に収まっているようだ。

調査概要

【調査実施期間】2014年12月3日~2014年12月4日
【調査対象者】20歳~59歳までの男女
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】484サンプル

※データ使用や詳細データのお問い合わせはhomes-press@next-group.jpまで

2014年 12月16日 11時10分