梅雨時の湿気対策

梅雨の時期になると憂鬱にもなる水回りの掃除だが、健康にも悪影響をおよぼすカビを防ぐため、掃除のコツを覚えておきたい梅雨の時期になると憂鬱にもなる水回りの掃除だが、健康にも悪影響をおよぼすカビを防ぐため、掃除のコツを覚えておきたい

ゴールデンウィークが終わり、じめっとした梅雨の時期を迎えると、我々日本人は憂鬱な気分になりがちだが、あるモノにとっては絶好のシーズンとなる。それは「カビ」だ。

人間の体にとって理想的な湿度は50%前後だが、60%を超えるとカビが繁殖しやすい環境になる。

住まいの中で湿気が溜まりやすいのが浴室、他に押入れやクローゼットだ。カビが発生し、放っておくと素材が傷んでしまうこともある。また、中には健康被害を引き起こす可能性もある。住まいだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性のあるカビに、どのような対策をしていけばよいのだろうか。

今回、住まいのお掃除を行う株式会社ダスキンの広報担当・梅村理恵子氏に梅雨時の湿気対策とお掃除方法を伺ってみた。

カビが発生しやすい4つの条件

改めてカビの発生しやすい環境について確認したい。梅村氏にカビが生えやすい条件を伺った。

① 酸素
カビは、少しの酸素があると生息・繁殖することができる。

② 湿度
冒頭でも述べたように、湿度が高いほどカビは発生しやすくなる。

③ 栄養
石鹸の残りカスや水垢、汚れ等はカビの絶好のエサになる。浴室用の洗剤等も残っていると逆にエサとなってしまう。

④ 温度
カビが生えやすい温度は20~30℃。気温が高い夏場は、カビにとっては繁殖しやすい季節だ。水回りだけでなく、寝室やリビングも温度や湿度を調節しないと、カビが生えてしまうことも。

乾燥させることがポイント!浴室のカビ対策

家の中でも浴室はカビの生える可能性が高いところ。使用後は、こまめに掃除をして、とにかく乾燥させることがポイントだ。

具体的に、どんなことに気をつけるとよいのか。

・湯船にお湯を残さない。残すときは蓋をする
・カビの栄養源、石鹸カスやアカなどを残さないようお湯をかけて流し、その後に冷水シャワーで浴室の温度を下げる
・入浴が終わったらすぐに水気が残らないよう、換気扇をつけ、乾燥させる

カビが生えた場合の対処方法も確認しておこう。

①中性洗剤で浴室全体の汚れを洗い流す。
②カビが生えている部分にカビ取り剤を塗付する
③5~10分ほど時間を置き、しっかりと洗い流す

※「酸素タイプのモノ」と「塩素系のモノ」が混ざると、有毒塩素ガスが発生するので、同時使用は絶対にしないこと。

風通しのいい環境がポイント!見落としがちな室内の湿気

水回りだけでなく、ベッドや布団の下の畳やカーペットにたまった湿気もカビ・ダニの繁殖因となる。布団を敷いたままにしておくと、湿気も逃げないし、温度も高く保たれてしまう。特に、押入れは注意が必要だ。風通りのない押入れやクローゼットは湿気が滞留しやすく、知らぬ間にカビが発生するのだ。すのこを敷くなどして空気が流れるように工夫したい。

また、共働き夫婦やひとり暮らしで家を留守にしがちな場合も、カビは発生しやすくなる。朝夜、なるべく空気の入れ替えを行うよう意識しよう。

2014年 06月12日 12時56分