目次
一人暮らしにかかる毎月の出費項目
   ・ 家賃
   ・ 食費
   ・ 水道光熱費
   ・ 貯蓄・保険
   ・ 通信費
   ・ 交際費
   ・ その他
最低いくらあれば一人暮らしできる? これだけは欲しい年収・月収
   ・ スタイルA:かなり節約頑張りスタイル
   ・ スタイルB:ほどほど節約スタイル
   ・ スタイルC:プチ余裕スタイル
いくら必要なのかを試算してみよう



一人暮らしにかかる毎月の出費項目

一人暮らしにかかる毎月の出費項目
一人暮らしにかかる毎月の出費項目

まずは、家賃のほか、水道光熱費や食費、保険など、一人暮らしで毎月かかる費用について見てみましょう。
ただし、ここでは前提条件として、一人暮らしをスタートする時にかかる初期費用(※1)などは含んでいません。
※1(お部屋探しや賃貸契約に関わる費用、引越し費用、家電や家具、生活必需品を買いそろえる費用など)

【1.家賃】家賃は一人暮らしの家計の中でも大きな割合を占め、毎月必ず決まって同じ金額が出ていく固定費です。一般的に駅から近いと家賃が高く、離れると少し安くなります。理想や条件だけでなく、家を選ぶ際は、この先、数年間払い続けることができるかを検討して決めるといいでしょう。

【2.食費】食費は節約が可能な費用です。とはいえ、健康を維持するために気を使いたいところでもあります。自炊をし、外食や中食を減らすことで、かなり節約ができるはず。きちんと食事を摂取しないと、医療費にお金がかかることもあるので、バランスを考えて上手に節約したいものです。

【3.水道光熱費】水道光熱費とは、電気・ガス・上下水道にかかる費用のことです。それぞれ無駄遣いをしないことで節約も可能です。ただし、電気代は、部屋が大きくなれば、照明の数が増えたり、エアコンの容量が大きくなったりするので増える傾向にあります。また、ガス代は料理やお風呂の頻度によるほか、キッチンがIH(電気)の場合は電気代に影響することもあります。電気をつけっぱなしや、水の流しっぱなしなど注意することで多少は節約することができます。

【4.貯蓄・保険】貯金をしたいなら、”先取り貯金”がおすすめです。これは余ったら貯金に回すのではなく、すぐには引き出せない口座に先に貯金し、残りを手取りと考えて生活する方法。
また、保険は、いざという時のまとまったお金がないときにこそ、加入しておきたいもの。掛け捨ての安い商品でも大丈夫。国民保険などとあわせて利用できればいざというときも安心です。

【5.通信費】通信費が家計を圧迫する人がいるくらい、スマホやタブレットの通信にかかる費用が家計に占める割合は年々増加傾向にあります。
「見直しが面倒だから」と無駄に支払っている通信費があるかもしれません。いわゆる格安SIMなどより通信費が安い会社を探してみる方法もありますし、プランを見直してみるのもいいかもしれません。

【6.交際費】交際費は、世間との付き合いのために使う費用です。円滑なコミュニケーションのために、大事な費用ではありますが、月々で優先順位などを考え、予算を検討するなど、限度を設けてもいいのではないでしょうか。

【7.その他】上記の出費のほか、旅費交通費、医療費、冠婚葬祭費、日用品、趣味娯楽、被服など、支出項目はありますが、毎月決まって出るわけではない項目はひとまとめにして、少し余裕をもたせた金額で出費などの計画をするといいでしょう。たとえば、病院にかかったときは衣服を買うのを我慢する、冠婚葬祭の予定がある時は、お金のかからない遊び方をするなど、やりくりの調整を心がけましょう。

最低いくらあれば一人暮らし可能?これだけは欲しい年収・月収

最低いくらあれば一人暮らしできる?これだけは欲しい年収・月収
最低いくらあれば一人暮らしできる?これだけは欲しい年収・月収

毎月かかる費用をもとにライフスタイルを仮想シミュレーションしてみましょう。大きくA~Cに分類してみました。あなたの理想に近いライフスタイルはどれでしょうか?

スタイルA:かなり節約頑張りスタイル社会人2年目男性。東京の学生街で風呂なしの部屋に住む。出勤前にスポーツジムに通ってシャワーをお風呂代わりに利用している。愛車は自転車。飲食店でバイトをしていたので料理は得意で自炊する。
生命保険は親が掛けてくれているが、貯蓄だけは自分でする。投資の勉強も始めた。

スタイルB:ほどほど節約スタイル社会人3年目女性。住まいは治安重視でオートロックや周辺環境にこだわった。
制服がある会社なので、プライベートのおしゃれは少ないアイテムでも組み合わせや小物で勝負。
料理が好きで基本自炊。友人ともホームパーティーを楽しんでいる。5年後に計画している海外短期留学に向けて貯金も頑張っている。

スタイルC:プチ余裕スタイル社会人5年目男性。時は金なりがモットー。通勤にかかる時間を短くしたいので会社からも近く、駅からの距離も重視した住まいを選んだ。家にあまりいないので光熱費は少ない。外回りの仕事なので、外食が多い。仕事にも慣れてきて、プライベートでは趣味を楽しめる余裕が出てきた。結婚資金も貯めたい。さらに給与天引きの貯蓄の他に投資も始めた。

<生活費の試算>
スタイルA~Cのライフスタイルシミュレーションから、それぞれの生活費をおおよそ試算してみました。

 ライフスタイル
 A 
かなり節約頑張りスタイル
B
ほどほど節約スタイル
C
プチ余裕スタイル
支出項目(円)支出に占める割合(円)支出に占める割合(円)支出に占める割合
1.家賃 40,00029% 55,00032% 85,00034%
2.食費30,00022% 25,00015% 45,00018%
3.光熱費5,0004%10,0006%7,0003%
4.通信費 3,0002% 7,0004%10,0004%
5.交際費10,0007% 20,00012% 30,00012%
6.貯蓄・保険 15,00011% 20,00012% 30,000 12%
7.その他35,00025%35,00020% 40,00016%
支出合計/月 138,000100% 172,000100% 247,000 100%
支出合計/年1,656,000 2,064,000 2,964,000
この暮らしに必要な年収の目安
(ボーナス無)
2,070,000 2,580,000 3,705,000

大卒初任給の年収の平均額は206万円(厚労省統計平成29年度より)です。スタイルAのように、かなり頑張って節約しながらの暮らしであれば、大卒で社会人になって早々でも一人暮らしができますね。

一人暮らしに必要な費用を試算してみよう

お金の使い方に対する考え方はさまざまです。何が大事なのか、何が充実していたら「幸せ」なのかは人それぞれ違います。自分にとって日々を楽しめるライフスタイルとは? またいくらあればいいのかを試算してみるといいでしょう。収入と支出のバランスだけでなく、体と心の健康バランスがとれる無理のない生活を送れるといいですよね。

まとめ
・工夫次第で年収200万円程度でも一人暮らしはできる
・一人暮らしの前に自分が理想とする一人暮らしに必要な年収を試算する

公開日: