住宅ローンを借りる際、審査に通らなかったことがあるという300人を対象にした、住宅ローン調査。
第4回目では、住宅ローンの借り換えにまつわるデータと後悔していることをご紹介します。住宅ローンの金利以外にも気をつけておきたい金融機関の選び方とは何なのでしょうか?
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住宅ローンの借り換えしたことある?
住宅ローンを一度借りた後でも、見直せるのが住宅ローンの“借り換え”です。
この調査の対象者は苦労して借りているため、住宅購入当初は、高い金利で借りざるを得なかった人もいます。借り換えについてはどうだったのでしょうか?
住宅ローンの借り換え経験について聞いてみたところ、「経験がある」人は33.0%と3人に1人はいる結果となりました。
残念ながら「しようとしたが、できなかった」人もいました。約半数は借り換えをしたことが「ない」人でした。
では借り換えをした人、しようとした人はどこに変えようとしたのでしょうか。

住宅ローンの借り換え経験【単一回答】(n=300)
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「都市銀行」(40.8%)、「地方銀行」(35.2%)、「ネット銀行」(31.7%)がそれぞれ3、4割台で借り換え先候補として上位3位となりました。
実際に借りた先では「都市銀行」(38.7%)、「地方銀行」(27.0%)、「ネット銀行」(9.0%)でしたので、特にネット銀行を候補と考える人が増えたということになります。
サンプル数が一定数以上いた、都市銀行と地方銀行で借りた人別に見てみましょう。

借り換えをしようとした金融機関【複数回答可】
※借り換えをしようとした経験のある人ベース クロス軸はサンプル数30以上
借り換えを検討していた人のうち、都市銀行で借りた人は同じく「都市銀行」で、地方銀行で借りた人は同じく「地方銀行」での借り換えを考えている人が多いことが分かりました。
都市銀行では次いで「地方銀行」が35.0%で2位となりましたが、地方銀行では「都市銀行」と答えた人が21.9%となり、「ネット銀行」の方が人気でした。
一方で住宅ローンの借り換えを「しようとしたが、できなかった」という人は、なぜできなかったのでしょうか。理由を見ていきましょう。
なぜ住宅ローンを借り替えなかったのか
1位は「現在借りているところよりも金利が高くなったから」で41.9%でした。続いて僅差で「諸費用などを考えると結果的に高くなったから」(39.5%)でした。
借り換えることでかえって金利が高くなってしまっては元も子もありません。月々の返済額だけでなく、諸費用も含めて判断しておきたいところです。
残念ながら「審査で落ちたから」(14.0%)という人もいました。

借り換えしようとしてできなかった理由【複数回答可】(n=43)
※借り換えしようとして、できなかった人ベース
7割強が「安くなった」 住宅ローンの借り換え
実際に苦労して借り替えた人の支払額はどのように変わったのか答えてもらいました。
するとなんと73.7%もの人が「安くなった」と回答しました。借りたときよりも随分金利が下がっていたり、借りた際の条件があまりよくなかった方は、検討してみてもいいかもしれません。
「あまり変わらなかった」(24.2%)人もいましたが、残念なのは「むしろ高くなった」という人。
2.0%とごくわずかですが、月々の支払いや金利だけにとらわれず、諸経費も含めて結果的に安くなったのかどうか考えて結論を出したいところです。

借り換えたことによる支払い額【単一回答】(n=99)
※借り換え経験のある人ベース
金利以外に注意すべきこととは
それでは最後にご自身が後悔していることを踏まえて、どのように進めるべきかアドバイスをもらいました。まずは住宅ローンに関するアドバイスからご紹介します。
■住宅ローンのタイプに後悔
「固定金利期間を長くすればよかった」(都市銀行/50歳男性)
「全期間固定金利にすればよかった」(地方銀行/25歳男性)
「支払い年数を短くすればよかった」(地方銀行/43歳男性)
「変動と固定の2本立てにすればよかった」(ネット銀行/48歳男性)
■金利やキャンペーン、特典を比較しよう
「地方銀行や都市銀行など、借り入れに安心感もあるが、ネット銀行の方が金利が安いことも多く、特典もいろいろ付くなどのお得感もあるので、ぜひ検討してみてほしい」(ノンバンク/40歳女性)
「金利を比較し安いところを選んだほうが良い。キャンペーンにも注目してみるとよい」(信用金庫/25歳女性)
■時間をかけて情報収集を
「やはり、徹底的に調べて、相見積ではないですが、たくさんの金融機関を回って、検討することにつきると思います。時間があればぜひそうしてほしいです」(地方銀行/46歳女性)
「とにかく審査手続きに時間がかかるため早めに行動した方が良い」(都市銀行/37歳男性)
■金利だけでなく、繰上げ返済の手数料や通いやすさも確認しよう
「目先の小数点以下の金利の大小より、繰り上げ返済の時の手数料の有無、繰り上げ返済のしやすさ、担当者の印象、銀行への行きやすさなど総合的に判断するのが賢明」(都市銀行/53歳女性)
■一度断られても諦めずにチャレンジを
「担当者によって判断が違う場合もあるので、他の人にも話をしてみるといい」(地方銀行/38歳女性)
「一度審査が下りなかったとしても、条件を変えれば再度申し込めるので、あきらめずにチャレンジすることが大切です」(ネット銀行/35歳男性)
■第三者からアドバイスをもらう
「銀行によって、ローン手数料などがかなり違うので、公平な第三者に助言をもらうと良い(ファイナンシャルプランナーなど)」(ネット銀行/49歳男性)

後悔のないようにしっかり比較しよう
物件を探す 注文住宅カタログを探す 無料で住まいの窓口に相談する住宅ローン以外にもある注意点
続いて、住宅ローン以外の注意点もご紹介します。
■転職前に決断する/勤務先の経済状況を把握
「勤続年数は長いほうがいい」(信用金庫/29歳女性)
「中途入社する前に自宅の購入を検討すれば良かった」(都市銀行/29歳男性)
「ある程度の年齢になって社会的地位が手に入ってから検討する方がよいと思う」(地方銀行/31歳女性)
「勤続年数や収入があっても、勤務先の財務状況が悪いところは審査に落ちる可能性がある」(ネット銀行/40歳男性)
■キャッシングは控えめに
「キャッシングはなるべくせずに履歴を消すように努める」(ノンバンク/49歳男性)
「容易にキャッシングはしない方が良い」(信用金庫/47歳男性)
■後から思わぬ出費が発生することも
「なるべく手元に貯金は残した方がいい。後での思わぬ出費が多く、頭金を多くしなくてはいけない状況だと途端に苦しくなる」(ノンバンク/41歳男性)
■普段から貯蓄をしっかりと
「頭金は大事だと思った。手元の現金はできるだけ増やしておこうと思った」(都市銀行/41歳女性)
「支払い計画のシミュレーションを何回もする」(地方銀行/40歳男性)
実は一番後悔する声が多かったのは「頭金」に関することでした。結局のところ、普段から貯蓄をしてライフプランを考えた生活を送っておくことが一番大切かもしれませんね。
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調査概要
【調査実施期間】2016年8月15日~8月24日
【調査対象者】事前調査で「住宅ローンの審査に通らなかったことがあるが、住宅ローンを借りられた」と回答した人
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】300サンプル
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更新日: / 公開日:2016.09.25









