- ガス暖房器具の優れた点
- ガス暖房器具は点火が速く、足元から部屋全体をすぐに暖めます。また、燃焼時に水蒸気が発生するため、エアコンなどと比べて空気が乾燥しにくいのが特長です。灯油のような燃料補給の手間もかかりません。
詳しくは、「ガス暖房器具4つのメリット」をご覧ください。 - ガス暖房器具の注意点
- ガス暖房器具は、一酸化炭素中毒を防ぐために定期的な換気が必要です。燃焼時に水蒸気が発生するため結露しやすく、光熱費がエアコンより高くなる可能性があります。使用には注意点を理解することが大切です。
詳しくは、「ガス暖房器具3つのデメリット」をご覧ください。 - ガス暖房器具の光熱費を抑える方法
- ガス暖房器具の光熱費は、ガス会社や料金プランを見直すことで節約できる場合があります。また、省エネを助けるエコ機能やタイマーを積極的に活用するのも効果的です。自宅のガスの種類に合った器具を選びましょう。
詳しくは、「ガス暖房器具の光熱費を抑える2つの方法」をご覧ください。
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冬には欠かせない暖房器具。エアコンや灯油の暖房器具で寒い季節を過ごしてきた人の中には、ガス暖房器具の使用を検討する人もいるのではないでしょうか。
今回は、これからガス暖房器具の使用を考えている人に向けて、ガス暖房器具のメリット・デメリットや光熱費を抑える方法について詳しく解説していきます。寒くなる季節に備えて、今からガス暖房器具について学んでおきましょう。
ガス暖房器具の種類

ガス暖房器具のガスファンヒーター、ガスストーブ、ガスFF暖房機について紹介します。
ガスファンヒーター
ガスファンヒーターは、立ち上がりが早く部屋を短時間で暖めてくれます。給油の手間がなく、嫌なニオイもしないうえ、空気を乾燥させずに使えるガス暖房器具です。
ただしコンセントが必要なこと、定期的な換気が必要なこと、ガス管がない場合は工事をしないと使用できないことは頭に入れておく必要があります。
ガスストーブ
ガスストーブの特徴は、上記で挙げたガスファンヒーターとほとんど同じで、コンセントがないと使えませんし、場合によっては工事も必要です。
異なる点として、ガスファンヒーターに搭載されているファンがガスストーブにはありません。
ヒーターで暖めた空気をファンで拡散するガスファンヒーターに対して、ガスストーブは燃焼パネルや燃焼筒などから熱を発し、部屋の冷たい空気と暖かい空気を混ぜて暖めます。
ガスFF暖房機
ガスFF暖房機は上記の2つとは違い、使用しても部屋の空気を汚しません。
コンセントが必要なこと、ガス管がない場合に工事が必要なことは上記の2つと同様です。ガスFF暖房機を使うと、電動ファンなどで強制的に給気と排気を行うことで部屋を素早く暖められます。
その他のガス暖房器具として、温水マットと熱源機が必要なガス温水式床暖房や、ガス暖炉といったものがあります。
ガス暖房器具4つのメリット

ガス暖房器具のメリットを電気・灯油の暖房器具と比較しながら紹介します。
点火までが速く、部屋がすぐに暖まる
ガス暖房器具はスイッチを入れた約5秒後には温風が出るので、部屋がすぐに暖まります。
一方、石油ファンヒーターはスイッチを入れてから灯油を気化させる時間がどうしても必要なため、部屋を暖めるまでには時間がかかってしまいます。
電気ファンヒーターに関しては、スピードは速いのですが、ガスと比べてパワーが足りません。
冷えやすい足元から暖めてくれる
ガス暖房器具は広い範囲に温風を送るため、部屋全体に広がり、冷えやすい足元もしっかり暖めてくれます。
石油ファンヒーターも同様に部屋全体を暖めてくれます。ただし温風が高い場所にたまってしまうので、部屋自体は暖かくても足元の冷えは解消されません。
電気ファンヒーターは、機器の周囲を暖かくすることはできますが、部屋全体はあまり暖かくならず、足元も冷たいままというケースもあります。
部屋が乾燥しにくい
ガス暖房機は、ガスを燃焼させる際に水蒸気を発生しますので、部屋の空気が乾燥しにくいという効果があります。
電気ファンヒーターやエアコンを使用すると、暖める際に飽和水蒸気量が増加し湿度が下がり、部屋が乾燥します。
石油ファンヒーターの灯油、ガスファンヒーターの都市ガス・プロパンガスは炭素と水素からできています。
これが燃焼した際に酸素と結びつき、空気中で二酸化炭素と水になります。このときの水によって空気が加湿されるため乾燥しにくいのです。
灯油のような燃料補給が必要ない
ガス暖房機は、ガス栓に接続するため灯油のような燃料補給は必要ありません。電気ファンヒーターも燃料補給は必要なく、コンセントにつなぐだけです。
石油ファンヒーターは、灯油の補給が必要となり、もしなくなってしまうと寒い日でも購入しに出かける必要があります。
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ガス暖房器具3つのデメリット

ガス暖房器具のデメリットを電気・灯油の暖房器具と比較しながら紹介します。
定期的に換気する必要がある
ガス暖房機、石油ファンヒーター等を使用する際は定期的に換気をする必要があります。
ガスや石油が燃えて室内の酸素が減ると不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が発生する可能性があるのです。この一酸化炭素を人が長時間吸ってしまうと一酸化炭素中毒を起こし、最悪の場合死に至ります。
ガス暖房機、石油ファンヒーターを利用する際は、製品の説明書も確認のうえ、忘れず換気をしてください。
部屋が結露する可能性がある
先ほど、ガス暖房機が乾燥しない理由は水蒸気が出るからと紹介しました。
それはメリットとなる半面デメリットにもなり得ます。水蒸気が出るということは結露につながるからです。こまめな換気で対策はできますが、基本的には避けられません。
石油ファンヒーターや石油ストーブも同様に結露してしまいます。結露を避けたい場合は、電気ストーブやエアコンを使用しましょう。
エアコンと比べて光熱費が高くなりがち
光熱費について、14畳向けのエアコンと、同条件のガス暖房器具の光熱費を比べてみましょう。
1時間利用した際の光熱費(目安)
- エアコン(電気代):3.3~27.5円
- ガスファンヒーター(ガス代): 17~24円
低い設定温度で利用した場合はガスファンヒーターのほうが料金は高くなりますが、使い方によって差が出るため、あくまで目安の数値として見てください。
ガス暖房器具の光熱費を抑える2つの方法

ガス暖房器具の光熱費を抑える方法を2つ紹介します。
ガス会社や料金プランを変更する
ガス会社の料金プランを変更することで光熱費を抑えられます。
今利用しているガス会社のプランよりも安くなる料金設定のプランに切り替えることで、ガス代を節約できる可能性があるので一度確認してみましょう。
ガス代を抑えるためには、最初に料金プランの見直しを実践しましょう。また、プロパンガスよりも都市ガスの方が安くなるため、可能であれば都市ガスの物件を選ぶと費用を抑えることができます。
ガス暖房器具のエコ機能やタイマーを活用する
ガス暖房器具に搭載されているエコ機能やタイマーを活用してガス代を節約しましょう。
ガスファンヒーターなどにはほとんどの機種で搭載されているタイマー機能を利用して、電源を自動的に切れるように設定すれば、無駄に稼働することが減る分、ガス代の節約につながります。
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ガス暖房器具を選ぶ際は、ガスの種類に注意!

ガス暖房器具を選ぶ際は、自宅に引かれているガスの種類に合わせる必要があります。
ガス暖房器具には都市ガス用のものとプロパンガス用のものがあるので、事前に確認してから購入しなければなりません。
自宅のガスの種類に合わないものを使用するのは非常に危険なので絶対に使用しないでください。もし自宅のガスがどちらか分からない場合は、ガス会社に電話して確認しましょう。
まとめ

ガス暖房器具のメリット・デメリットについて詳しく解説してきました。今回の記事でガス暖房器具とその他の暖房器具は使い分けることが大事だということが分かっていただけたでしょうか。
ガス暖房器具はすぐに部屋を暖めることができ、乾燥しにくいという大きなメリットがあります。しかし、その半面コンセントや工事が必要であったり、換気の必要性も同時に出てきたりしてしまいます。
これからガス暖房器具を利用する際は、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。
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よくある質問
Q.1:ガス暖房器具にはどんな種類があって、それぞれどう違うのですか?
A.1:ガス暖房器具は、主に「ガスファンヒーター」「ガスストーブ」「ガスFF暖房機」の3種類に分けられます。
・ガスファンヒーター:ファンで温風を送り出し、短時間で部屋を暖めます。
・ガスストーブ:ファンを使わず、燃焼パネルからの熱で部屋を暖めます。
・ガスFF暖房機:給気と排気を屋外で行うため、部屋の空気を汚さずに暖められるのが特徴です。
Q.2:ガス暖房器具の一番のメリットは何ですか? すぐに暖まりますか?
A.2:スイッチを入れてから約5秒で温風が出るなど、素早く部屋を暖められるのが最大のメリットです。温風が広範囲に届くため、冷えやすい足元からもしっかり暖めてくれます。
Q.3:エアコンの暖房と比べて、ガス暖房器具は本当に乾燥しにくいのでしょうか?
A.3:はい、ガス暖房器具は、燃焼時に水蒸気を発生させるため、エアコン暖房に比べて空気が乾燥しにくいのが特徴です。
Q.4:ガス暖房器具を使うには、灯油ストーブのような燃料の補給は必要ですか?
A.4:いいえ、ガス暖房器具はガス栓に直接つないで使うため、灯油ストーブのように燃料を補給する手間がかかりません。
Q.5:ガス暖房器具を使うときに、換気はなぜ必要なのでしょうか?
A.5:燃焼時に部屋の酸素を使うため、換気が不十分だと一酸化炭素中毒を起こす危険があるためです。安全に使うために、製品の取扱説明書を確認のうえ、定期的な換気を必ず行ってください。
Q.6:ガス暖房器具を使うと、部屋が結露しやすいと聞きましたが、対策はありますか?
A.6:ガス暖房器具は燃焼時に水蒸気を発生させるため、結露の原因になることがあります。結露を防ぐには、こまめな換気が有効です。
Q.7:ガス暖房器具の光熱費は、エアコンと比べて高いのでしょうか?
A.7:使い方や設定温度によって異なりますが、エアコンに比べて光熱費が高くなる傾向があります。ご自身のライフスタイルに合わせて、上手に使い分けることが大切です。
Q.8:ガス暖房器具のガス代を節約する、具体的な方法はありますか?
A.8:主に2つの方法があります。1つは契約中の「ガス会社や料金プランを見直す」こと、もう1つは「エコ機能やタイマーを活用する」ことです。これらによって無駄な運転を減らし、ガス代の節約につなげられます。
Q.9:これからガス暖房器具を購入しようと思います。選ぶ際に、特に注意すべきことは何ですか?
A.9:自宅のガスの種類(「都市ガス」または「プロパンガス」)を確認し、必ず対応した器具を選んでください。ガスの種類が合わない器具の使用は、不完全燃焼などを引き起こす可能性があり大変危険です。不明な場合は、契約しているガス会社に確認しましょう。
Q.10:住みたい物件にガス栓が見当たらないのですが、ガス暖房器具は使えませんか?
A.10:部屋にガス栓がない場合、そのままではガス暖房器具は使用できません。設置にはガス管の増設工事などが必要になるケースがあるため、まずは物件の管理会社や大家さんに相談してみましょう。
更新日: / 公開日:2020.11.13










