- 賃貸でも個別契約なら電力会社を自由に変更できる
- 賃貸マンションやアパートでも、各部屋ごとに電力会社と個別契約していれば大家や管理会社の許可なく自由に新電力へ切り替えられます。ただし、建物全体で一括受電している物件は個別変更ができません。
詳しくは、「賃貸でも電力会社の変更・切り替えはできる?結論とOK/NGの条件」をご覧ください。 - スマートメーター交換は無料で退去時の原状回復も不要
- 切り替え時に必要となるスマートメーターへの交換工事費用は原則無料で、室内への立ち会いも基本的に不要です。また、メーターは送配電事業者の所有物のため、賃貸を退去する際も元の状態に戻す原状回復の義務はありません。
詳しくは、「3. スマートメーター交換や退去時の原状回復に関する疑問」をご覧ください。 - 手続きはWeb申込みのみで既存の解約連絡も不要
- 切り替えの手続きは、検針票に記載された供給地点特定番号などを手元に用意し、新しい電力会社のWebサイトから申し込むだけで完了します。現在契約している電力会社への解約連絡は新しい会社が自動で行うため手間がかかりません。
詳しくは、「簡単4ステップ!賃貸で電力会社を変更・切り替える手順」をご覧ください。
賃貸マンションやアパートでも、各世帯で電力会社と個別契約していれば自由に電力会社を変更(切り替え)できます。
本記事では、賃貸で電力会社を変更できる条件や「高圧一括受電」などの注意点、大家への連絡の要否、退去時の手続き、簡単4ステップの切り替え手順を分かりやすく解説します。
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本記事では、賃貸住宅で電力会社を変更できる条件や「高圧一括受電」などの注意点、具体的な変更手順や退去時の手続きについて分かりやすく解説します。
賃貸でも電力会社の変更・切り替えはできる?結論とOK/NGの条件
賃貸マンションやアパートに住んでいる場合でも、電力会社の変更(切り替え)は基本的に可能です。大家さんや管理会社の許可を取る必要も原則ありません。ただし、住んでいる物件の契約形態によっては変更できない場合もあります。まずは自分が住む物件がどちらのタイプに当てはまるかを確認しましょう。
【OKなケース】各世帯で個別契約している場合
電力会社から各部屋へ直接検針票(またはWEBの請求画面)が届き、入居者が個別に電気料金を支払っている「個別契約」であれば、自由に電力会社を変更できます。
電気の契約主体は建物ではなく、部屋ごとの入居者(契約者)本人です。そのため、大家さんや管理会社に事前連絡や許可を得る必要はなく、好きな新電力会社へ申し込むだけで切り替えが完了します。
【NGなケース】建物全体で「高圧一括受電契約」をしている場合
建物全体でまとめて電気を購入する「高圧一括受電契約」を導入しているマンションなどの場合、入居者が個別に電力会社を変更することはできません。
高圧一括受電は、マンション全体の電気を一括して安く買い取る仕組みであるため、個別での契約変更が制限されています。自分の住まいが高圧一括受電かどうか分からない場合は、管理会社や賃貸借契約書の「設備の概要」欄などを確認してみましょう。
賃貸で電力会社を変更する前に確認すべき3つの注意点・デメリット
賃貸住宅で電力会社を変更する際は、契約手続きや退去時に備えて、次の3つのポイントを押さえておくことが大切です。
1. 高圧一括受電の物件では個別変更ができない
先述のとおり、高圧一括受電が導入されている賃貸マンション・アパートでは、入居者個人の判断で新電力へ切り替えることは不可能です。無駄な手続きを防ぐためにも、申し込み前に既存の契約形態を必ず確認しておきましょう。
2. 解約金や違約金が発生するプランがある
電力会社や料金プランによっては、「1年未満の解約で違約金〇〇円」といった解約条件が設定されている場合があります。短期間で引越しをする予定がある人や、定期借家契約などで入居期間が決まっている場合は、契約期間の縛りや解約金の有無を事前にチェックしてください。
3. スマートメーター交換や退去時の原状回復に関する疑問
初めて新電力へ切り替える際、既存の標準メーター(アナログ計量器)から「スマートメーター」への交換作業が必要になるケースがあります。
スマートメーターへの交換工事費用は原則無料で、立ち会いも基本的には不要です。また、メーターは送配電事業者の所有物であるため、退去時に元のメーターへ戻す「原状回復義務」も発生しません。退去時も特別なお手戻り工事は不要なので安心して切り替えられます。
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賃貸物件を探す電力会社を変更するメリット|電気代節約やポイント還元
賃貸住宅で電力会社を新電力に切り替える最大のメリットは、月々の固定費削減や各種特典を受けられる点にあります。
ライフスタイルに合わせたプランで電気代を節約
従来の地域電力会社(東京電力や関西電力など)の一律な料金体系に対し、新電力会社は多様な料金プランを提供しています。
たとえば、夜間の電気代が安くなるプランや、使った分に応じて段階的に単価が下がるプランなどがあります。特に在宅勤務で日中の電気使用量が多い単身者や、月々の電気使用量が300kWhを超えるファミリー世帯などは、新電力へ変更することで年間の電気代を大幅に節約できる可能性が高くなります。
携帯電話・ガス・クレジットカード等とのセット割やポイント還元
多くの新電力会社では、自社の別サービスと組み合わせた「セット割引」を用意しています。
スマートフォンや通信回線とのセット割、都市ガスとのセット割などを利用すれば、電気代だけでなく家計全体の固定費削減につながります。また、毎月の電気料金の支払いでポイントが貯まるプランや、ガソリン代が割引になる特典など、日常的に使うサービスと連携したお得な仕組みを選ぶのがコツです。
再生可能エネルギー中心の環境に優しい電気を選べる
環境保護に関心がある人は、太陽光や風力、生ゴミなどのバイオマス発電によって生み出された「再生可能エネルギー」を中心に供給する電力会社を選ぶこともできます。自分の価値観に合わせてエネルギーの供給元を選択できるのも、電力自由化ならではのメリットです。
簡単4ステップ!賃貸で電力会社を変更・切り替える手順
賃貸住宅での電力会社切り替えは、WEB上で完結する非常に簡単な手続きです。具体的な4つのステップを確認してみましょう。
STEP1:検針票やマイページで必要情報を確認する
まずは現在契約している電力会社の検針票(ご検針のお知らせ)やWeb上のマイページを用意し、次の2つの番号を確認します。
- 供給地点特定番号(22桁の数字):電気の供給場所を特定する識別番号
- お客様番号(契約番号):現在の電力会社での契約者番号
STEP2:新しい電力会社へ申し込む
切り替えたい新電力会社のWebサイトから申込みを行います。フォームに従って、確認した「供給地点特定番号」「お客様番号」、契約者情報、支払い方法(クレジットカードや口座振替)を入力します。
STEP3:スマートメーターの取り替え工事(未設置の場合・原則無料)
自宅のメーターが旧式のアナログメーターの場合、地域の送配電事業者がスマートメーターへの取り替え工事を行います。費用は原則無料です。外壁のメーターを交換するだけの作業であるため、室内に立ち入ることはなく、不在時でも工事が完了します(一時的に数分程度の停電が発生する場合があります)。
STEP4:切り替え完了・利用開始(元の電力会社の解約手続きは不要)
申込み完了後、次の検針日などのタイミングで新しい電力会社からの給電がスタートします。
現在契約している電力会社への解約連絡は、新しく契約する電力会社が自動で行ってくれます。自分で解約手続きをする必要がないため、手間がかかりません。
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引越し先(新居の賃貸)で新電力を契約する場合の流れとポイント
引越しをきっかけに新しい賃貸物件で新電力会社を契約したい場合は、通常のお部屋での切り替えとは少し手続きの流れが異なります。
引越しの1〜2週間前までに申し込むのがスムーズ
新居の入居初日から電気を使えるようにするためには、引越しの1〜2週間前までに新電力会社への申込みを済ませておきましょう。
直前の申込みになると、入居当日に通電処理が間に合わず、電気を使えない期間が発生してしまう恐れがあります。申込み時には「入居日(通電開始希望日)」と新居の住所・部屋番号を正確に伝えてください。
最初は旧電力会社と契約し、入居後に切り替える方法も
新電力会社によっては、「引越しと同時(新設)の契約申込み」に対応していない場合もあります。
その場合は、まず地域の旧大手電力会社(東京電力など)で一時的に通電手続きを行い、入居後に検針票や供給地点特定番号が手元に届いてから、希望の新電力会社へ切り替え手続きを進めるとスムーズです。
まとめ|賃貸でも条件を満たせば自由にお得な電力会社を選べる
賃貸マンションやアパートであっても、世帯ごとに個別契約をしている物件であれば、大家さんや管理会社の許可なしで自由に電力会社を変更できます。スマートメーターの交換費用もかからず、退去時の原状回復作業も必要ありません。
月々の電気代削減はもちろん、スマートフォンやガスとのセット割、ポイント還元など、自分たちの暮らしに合わせた電力会社を選ぶことで家計の固定費を効果的に抑えられます。引越しや契約更新のタイミングに合わせて、ぜひ電力会社の切り替えを検討してみてください。
電気代などの固定費を抑えたい方は、家賃設定や設備条件が良い賃貸物件をチェックしてみませんか?LIFULL HOME’Sなら、フリーレント付き物件や敷金・礼金0円物件など、初期費用を賢く抑えられるお部屋をかんたんに検索できます。
賃貸物件を探す【よくある質問(FAQ)】
Q.1 賃貸物件で勝手に電力会社を変更したら大家さんに怒られますか?
A.1 各世帯で直接電力会社と契約している「個別契約」であれば、入居者の判断で自由に変更できます。大家さんや管理会社への事前連絡や許可も原則不要ですので、トラブルになる心配はありません。
Q.2 電力会社を変更すると工事費用や初期費用はかかりますか?
A.2 切り替えに伴う費用は原則無料です。スマートメーターの設置工事が必要な場合でも送配電事業者が無料で行います。ただし、契約する新電力会社によっては事務手数料などがかかる場合があるため事前の確認をおすすめします。
Q.3 賃貸を退去するときは元の電力会社に戻す必要がありますか?
A.3 退去時に元の電力会社へ戻す義務(原状回復義務)はありません。退去日を決めたら、契約中の新電力会社へ解約または引越し手続きを連絡するだけで完了します。
Q.4 新電力会社が倒産したら電気は止まってしまいますか?
A.4 契約している新電力会社が万が一倒産しても、即座に電気が止まることはありません。送配電ネットワークを通じて地域の旧大手電力会社から電気の供給が継続されるため、その間に別の電力会社へ乗り換えることができます。
更新日: / 公開日:2017.05.14









