1LDKでの子育ては生後から1歳半頃までがひとつの目安
1LDKでも赤ちゃんと暮らすことは十分可能です。0歳のねんね期〜ハイハイ期はお世話スペースも最小限で済み、親の目が届きやすいため快適に過ごせます。しかし活発に動き回る1歳半頃から手狭さを感じやすくなります。
詳しくは、「1LDKでも子育てできる?赤ちゃんと暮らせる時期の目安」をご覧ください。
ワゴン収納や厚手マットで狭さと騒音の悩みを解決できる
1LDKでの手狭さや騒音問題は工夫次第で十分カバー可能です。キャスター付きワゴンにお世話グッズをまとめて移動を楽にし、厚手のジョイントマットを敷くことで下階への防音と赤ちゃんのケガ予防を同時に実現できます。
詳しくは、「1LDKで赤ちゃんと快適に暮らす5つの工夫」をご覧ください。
子どもが走り回る時期や2人目の妊娠が住み替えのサイン
子どもがスムーズに走り回るようになったり収納が限界を迎えたりした時が、広めの物件へ引越すタイミングです。2LDKや3LDKへの住み替え時には防音性の高いRC造や1階の部屋を選ぶと近隣トラブルを防ぎやすくなります。
詳しくは、「手狭に感じたら?2LDK以上へ引越すタイミングと物件選び」をご覧ください。

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夫婦で暮らすには問題ない広さの1LDK。しかし、そこに赤ちゃんが新しく加わるとなると、果たして狭くないだろうかと不安に感じる人も少なくないのではないでしょうか。

 

初めての子育ての場合、新たに購入する赤ちゃん用品が多いこともあり、手狭にならないかなど出産後の生活がイメージしづらいのかもしれません。

 

そこで今回は、1LDKで赤ちゃんと暮らすメリット・デメリットや、暮らしやすくする工夫、そして2LDKなど広い部屋へ引越すタイミングについて解説します。

 

1LDKでも子育てできる?

 

結論から言うと、生まれてから1歳半頃(歩き始めや自我が芽生える時期)までは、1LDKでも十分快適に子育てができます。

 

1LDKとは、リビング・ダイニング・キッチン(LDK)と、主に寝室として使用される居室が1つある間取りのことです。家族が3人になっても暮らせるかと心配になるかもしれませんが、乳児期のお世話は、最低限布団を敷くスペースさえあれば行うことができます。

 

国土交通省が健康で文化的な住生活を送るための目安として示してきた「最低居住面積水準」によると、3人世帯で必要とされる最低面積は40㎡です。そのため、専有面積が40㎡以上ある1LDKであれば、物理的な広さの面でも3人暮らしに対応できると言えます。

参照:国土交通省「住生活基本計画における『水準』について」

 

赤ちゃんが寝返りやハイハイをする生後5ヶ月〜8ヶ月頃までは、移動範囲も限られています。1歳半を過ぎて活発に走り回るようになると1LDKでは手狭になってきますが、それまでの期間であれば、むしろコンパクトな空間のほうが親の目が行き届きやすく安全です。

 

ここでは、1LDKというコンパクトな空間で子育てをする具体的なメリットを4つ解説します。

 

(1) 赤ちゃんの様子が常に視界に入る安心感

 

危険察知能力が未熟な赤ちゃんは、少し目を離した隙に思いがけない行動をとることがあります。1LDKならリビングのどこにいても部屋全体が見渡せるため、ワンオペ育児中でトイレに立つ時やキッチンで料理をしている時でも、赤ちゃんの様子を常に確認できます。

 

(2) 家賃を抑えて将来への貯蓄に回せる

 

2LDK以上のファミリー向け物件と比較して、1LDKは家賃や光熱費などの毎月の固定費を安く抑えられます。余裕ができたお金を、将来の教育費や、いずれ広い部屋へ住み替える際の引越し資金・マイホーム購入資金として貯蓄に回せるのは大きな利点です。

 

(3) パートナーの育児参加を促しやすい

 

部屋数が少ないと、起きている時間は自然と家族全員がリビングに集まることになります。夫婦それぞれが別の部屋にこもることが難しいため、パートナーも赤ちゃんと顔を合わせる機会が増え、おむつ替えや寝かしつけなどの育児に協力してもらいやすくなります。

 

(4) 家事動線が短く掃除の負担が減る

 

生活空間がまとまっているため、部屋間の移動が少なく、掃除機がけなどの家事動線が極めて短くなります。特に共働き夫婦にとっては、毎日の家事時間が短縮できることは体力的なゆとりにつながり、その分赤ちゃんのお世話に専念できるというメリットがあります。

 

1LDKの子育てで注意したいこと

 

一方で、子どもが1歳前後になり、物やおもちゃに興味を持ち始めると、手狭さからくる不便さを感じるようになります。

 

  • おもちゃを次々に出されて足の踏み場がなくなる
  • ベビー用品が増えて収納が足りなくなる

 

また、注意したい落とし穴として「生活音や騒音による近隣トラブル」があります。1LDKは単身者やDINKS(子どものいない共働き夫婦)が多く住んでいるため、赤ちゃんの夜泣きや、おもちゃを床に落とす音、歩き始めた後の足音が下階や隣室に響き、クレームにつながるリスクがあります。特に木造や軽量鉄骨造の賃貸アパートでは音が響きやすいため、事前の防音対策が欠かせません。

 

さらに、大人のプライベート空間を確保しにくいのも難点です。赤ちゃんが寝室で寝ている間、リビングのテレビの音や話し声に気を使ったり、生活リズムの異なる夫婦間で就寝環境を分けることができなかったりと、大人の息抜きが難しくなる点には注意が必要です。

 

間取りの工夫でゆとりある育児を

赤ちゃんとの暮らしには、専有面積が広めの1LDKや収納スペースが充実した物件が向いています。ゆとりのある1LDKを探してみませんか。

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限られたスペースでも、レイアウトや収納を少し工夫するだけで、子育てのしやすさは格段に向上します。

 

1. キャスター付きワゴンでお世話グッズをまとめる

おむつ、おしりふき、着替え、ガーゼなどの細々としたお世話グッズは、キャスター付きの3段ワゴンに一括収納するのがおすすめです。昼間はリビング、夜は寝室へと、赤ちゃんがいる場所にそのまま移動させられるため、部屋中を行き来する手間が省けます。

 

2. ベビーベッドやハイローチェアで居場所を確保

床のほこりから赤ちゃんを守り、大人の足元での危険を回避するために、ベビーベッドやハイローチェア(バウンサー)を活用しましょう。ベッドの下を収納スペースとして使えるタイプを選べば、空間の有効活用にもなります。

 

3. 防音対策として厚手のジョイントマットを敷く

赤ちゃんの遊びスペースには、厚さ1.5cm〜2cm程度のジョイントマットを敷き詰めましょう。おもちゃを落とした時の音や足音が下階に響くのを軽減できるだけでなく、赤ちゃんが転倒した際のケガ防止にもなります。

 

4. 危険な物は手の届かない場所へ移動させる

ハイハイや立ち上がりを始めると、赤ちゃんは何でも引っ張ろうとします。テレビ台の上の小物、コード類、観葉植物、テーブルクロスなどは撤去し、床置きの荷物をゼロにするよう心がけてください。

 

5. 定期的な断捨離とレンタルの活用

ベビーバスやバウンサーなど、使用期間が数ヶ月と短い大型ベビー用品は、購入せずにレンタルサービスを利用するのも賢い選択です。また、サイズアウトした服や遊ばなくなったおもちゃは、定期的にフリマアプリ等で手放し、必要最低限の物量に抑えることがすっきり暮らすコツです。

 

赤ちゃんが生まれてすぐ引越す必要はありませんが、子どもが成長するにつれて、いずれ1LDKでの生活は難しくなります。あらかじめ家族で「いつ広い部屋へ住み替えるか」を話し合っておきましょう。

 

引越しを検討すべき具体的なサインは以下の通りです。

 

  • 子どもがスムーズに走り回るようになった(1歳半〜2歳頃)
  • 収納スペースがおもちゃや服で完全に溢れてしまった
  • 2人目の子どもを妊娠した
  • 下階から騒音のクレームが入った

 

次に住み替えるなら、2LDKや3LDKといったファミリー向けの間取りが選択肢に入ります。物件を選ぶ際は、広さだけでなく、防音性の高い鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションや、1階の部屋を選ぶと足音のトラブルを防ぎやすくなります。また、近くに公園や小児科があるかどうかも、子育て環境として重要なチェックポイントです。

 

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まとめ
・1LDKでの子育ては十分可能だが、生後から1歳半頃までが快適に暮らせる目安
・部屋全体が見渡せて安心できる反面、収納不足や騒音トラブルには注意が必要
・移動式収納や厚手のジョイントマットなどを活用し、床に物を置かない工夫が大切
・子どもが走り回るようになったり、2人目を妊娠したりした時が引越しのサイン

 

将来のマイホーム購入を考え始めたら

1LDKから広い賃貸への引越しだけでなく、この機会にマイホームの購入を検討する人も多くいます。資金計画や物件探しのダンドリなど、住まいの窓口の専任アドバイザーに無料でご相談いただけます。

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Q.1 1LDKで赤ちゃんと寝る時はベッドと布団のどちらが良い?

A.1 転落の危険がない布団がおすすめです。大人用のベッドで添い寝をする場合は、ベッドガードを設置するか、壁側に赤ちゃんを寝かせるなどの安全対策が必須です。

 

Q.2 1LDKでの子育ては何歳までが限界ですか?

A.2 一般的には、子どもが歩き回り、行動範囲が広がる1歳半〜2歳頃に手狭さを感じる人が多いです。荷物の量や専有面積にもよりますが、遅くとも幼稚園や保育園に入園する3歳頃までには引越しを検討するケースが目立ちます。

 

Q.3 赤ちゃんの足音や夜泣きで近隣トラブルを防ぐには?

A.3 引越し時や出産直後に、上下左右の住人へご挨拶に行き、赤ちゃんがいる旨を伝えておくだけでも印象が違います。その上で、床に厚手のジョイントマットや防音ラグを敷き、足音が直接響かないよう対策をとることが大切です。

 

Q.4 1LDKから2LDKへ引っ越すタイミングの目安は?

A.4 収納が完全に不足した時、子どもが走り回って安全確保が難しくなった時、2人目を妊娠した時などが具体的な目安です。歩行が安定する1歳半〜2歳頃を一つの目標として、早めに物件情報などのリサーチを始めておくと安心です。

更新日: / 公開日:2018.12.03