花粉症とは

そもそも花粉症とは?
そもそも花粉症とは?

花粉症は春がピークですが、早いところではスギ花粉が1月から飛散を始めています。そのため、冬まっただ中の1月でも花粉症の症状が出ている人がいるかもしれません。日本のスギ花粉症の有病率は、2008年に実施された全国の耳鼻咽喉科医とその家族を対象とした鼻アレルギーの全国疫学調査によれば26.5%。日本人の約4分の1が、花粉症に悩まされていることが分かります。

花粉症の症状が出てくるのは、花粉が体内に入ることで身体が異物と認識し、花粉を追い出すために、くしゃみや鼻水といった過剰な免疫反応が起こるためです。花粉症の人が日本人の4分の1と大きな数になっている現状は、花粉量の増加以外にも、生活習慣や喫煙、黄砂なども関連があると指摘されています。

※出典:ア レ ル ギ ー 性 鼻 炎 の 全 国 疫 学 調 査-2008年(1月~4月)

室内での花粉症対策は帰宅直後が肝心

室内の花粉症対策は帰宅直後が勝負
室内の花粉症対策は帰宅直後が勝負

室内の花粉症対策で最も重要なことは、花粉をできるだけ入れないことです。花粉飛散のピークは、環境省の花粉症環境保健マニュアルによれば、12時と18時です。12時に多いのは、暖かくなるとスギ花粉が飛び立ち、12時頃に都市部に到達するため。また、上空に飛散している花粉が落ちてくるため18時頃も多いです。
雨が降った日の翌日も、地面に蓄積した花粉が舞い上がり花粉量が多くなるため、室内に花粉を入れないよう気をつけましょう。12時前後や18時前後は、窓を閉め切っていると室内の空気が人の呼吸から出る二酸化炭素やガスなどを使用する一酸化炭素量によって汚れてくるので、定期的な換気は健康面で欠かせません。早朝の6時頃や夜の22時以降は花粉飛散が少ない時間帯なので、窓を開けるのはこの時間帯がオススメです。

※出典:花粉症環境保健マニュアル-環境省

外出後の注意点

髪や服についた花粉は、きちんと払い落としましょう
髪や服についた花粉は、きちんと払い落としましょう

部屋に花粉を入れなくても外出すれば直接花粉を浴びて、気づかぬうちに多量の花粉が髪の毛や衣服に付着してしまいます。そのため、室内の花粉症対策で注意すべきは、外出後です。

まず、扉を開ける前に付着した花粉を落としましょう。衣服全体や髪の毛だけでなく、かばんにも花粉がつくので、しっかり払い落としてください。さらにコロコロクリーナーなどで衣服の凹凸に入り込んだ花粉も念入りに落とします。花粉症の反応が強い人は、家に入ったらすぐにお風呂に入り洗い落としてもいいでしょう。花粉が肌につくことでアレルギー反応が起こり、かゆくなったり乾燥したりするので、花粉に敏感な人にオススメです。

洗濯物や布団の干し方

洗濯時の注意点は?
洗濯時の注意点は?

花粉の時期に悩むのが洗濯物や布団の干し方です。衣服は直接身体に触れるものなので、花粉が付着した衣服を着ると花粉症の症状が悪化してしまう原因になります。布団に付着すれば、寝ているときにくしゃみ・鼻水が出て、安眠できずに健康を害してしまうリスクもあります。
花粉の時期は部屋干しが一番安全ですが、室内は乾きづらいため、濡れたままで長時間干すことになり、雑菌が繁殖し臭いが発生してしまいます。部屋干しの場合は、エアコンのドライや扇風機などを活用して乾きを早くしてみてください。

部屋干しができずに、外に干すときには対策が必要です。まず、花粉飛散のピーク時は避けてください。それから、中に入れるときにはしっかりとはたいたり、粘着テープを使ったりしましょう。布団は取り込んですぐに、布団クリーナーで花粉をできるだけ除去することが大切です。

空気清浄機を活用

室内に花粉が入ることを完全に防ぐことは難しいです。どれだけ対処しても、帰宅時の衣服などから侵入します。そこで、空気清浄機が活躍します。性能の良い空気清浄機であれば、花粉もしっかり除去できるので花粉症対策には必須アイテムと言えるでしょう。

鼻うがいや薬も効果的に利用しましょう

うがいも効果的
うがいも効果的

ここまで室内での花粉症対策を紹介してきましたが、実際に症状が出ているときには、鼻うがいや薬も効果的に試してみてください。外出から帰ってきたら、うがいをしてのどを洗えば花粉症が身体に入ることを防げます。同様に鼻うがいをすれば、鼻に残っている花粉を洗い出せるので、鼻水やくしゃみといった症状を緩和できます。
鼻うがいは食塩水を作って行いますが、作るときの注意点があります。水道水には色々なものが入っているので、ミネラルウォーターもしくは、一度煮沸させてぬるま湯としたものを使用してください。そこに0.9%の濃度となるように塩を入れて食塩水を作りましょう。

春は季節としては爽やかな時期ですが、花粉症によって辛い季節と感じている人も多いでしょう。爽やかな春の季節を満喫できるように、外に出るときには完全防護、室内でも万全の対処を行い、鼻うがいも実施して、それでもだめならば薬を処方してもらうなど、花粉症対策を実践してみてください。

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