2016年7月に当編集部で調査した「のんべえランキング」で、「予算が少なくてもたらふく飲める街」の1位になった赤羽。
“せんべろ”できる街として有名な赤羽ですが、住みやすさはどうなの? ということで、編集部で赤羽の住みやすさを調査してきました。
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行かない人には難しい? 赤羽と赤羽橋の区別
取材を担当したのは、赤羽の隣町である埼玉県川口市在住と渋谷区在住の編集部の2名。川口女子の案内のもと、街歩きをしてきました。
渋谷区在住女子は、赤羽初上陸。正直なところ、赤羽橋(港区)と赤羽(北区)の区別がついていなかったので、埼玉方面だと知ってびっくり。(赤羽橋は東京タワーが間近に見える都心なのです)。
荒川を挟んで東京側が赤羽、埼玉県側が川口市。JR赤羽駅は大きくて、京浜東北線・埼京線などが走っています。隣駅は北赤羽駅で、赤羽駅から歩いていける距離に赤羽岩淵駅(南北線・埼玉高速鉄道線)もあります。赤羽は意外と広かった!
赤羽と赤羽橋の名前の由来は、関東ローム層の赤色の粘土が赤埴(あかはに)と呼ばれていて、それが赤羽に変化した説や、赤土で器をつくる職人がたくさんいたから説などがあります。北区も港区も、同じ土の上ということですね。

赤羽駅東口の様子。飲食店も人もたくさん
雰囲気の変わる東口と西口。共通しているのはタワーマンションが多いこと
東口は、“せんべろ”で有名な飲み屋街があります。飲み屋街に並行するように、ラ・ラ・ガーデンというアーケードのある商店街と、それに沿うようにタワーマンションが建っていて、飲み屋さん・商業施設・住居が混在して賑わっていました。
西口は落ち着いた雰囲気。駅前に大きなイトーヨーカドーがあり、タワーマンションが林立しています。タワーマンションを抜けると低層住宅が続く住宅街。

赤羽駅東口にある商店街「ラ・ラ・ガーデン」
物件を探す 街の情報を見る激安店に興奮! 安い赤羽の物価
川口女子がおすすめする商店街「ラ・ラ・ガーデン」にあるお店を見て回ります。
豆腐一丁54円、お菓子はコンビニで買うより2割くらい安い。「激安本舗」という名前の通りにとても安い八百屋さんは、常にたくさんの人がお買い物にきていました。編集部2人も、取材が終わったら買っていきたいものリスト(豆乳パック100円・マンゴー豆腐80円・すいか280円など)をつくりました。
その他、東口には大きなダイエーと西友スーパーがあります。

編集2人のチェックリストに入れたお店(写真左と右上)、中華料理屋さんのランチ620円・サワー280円も魅力(写真右下)
自然環境は期待しないで。週末に遊びに行くのがベター
赤羽駅周辺に自然はありません。他の街に比べて花も木もとても少ないので、自然と触れあう生活がしたい人には不向きの街かもしれません。
少しがんばって歩けば、埼玉県・川口市との境に荒川があり、この荒川河川敷はとても広いです。また、赤羽西口側にある「赤羽スポーツの森公園」も広いです。どちらも駅からは遠いので、週末に河川敷や公園まで遊びに行く程度で大丈夫な人にはおすすめの街と言えるでしょう。

赤羽駅徒歩10分くらいの「赤羽公園」もありますが、四方をマンションに囲まれていて圧迫感があります
物件を探す 街の情報を見るDIYショップとおしゃれ店舗は駅まわりですませる
2011年、赤羽駅に「エキュート赤羽」がオープンして、赤羽駅は一気におしゃれになりました。高架下や駅内にスターバックスコーヒーやIT’SDEMO、パン屋のフェルツやファーストフード店が入り、普段の生活は赤羽駅内ですませられそうです。
「ビーンズ赤羽」と呼ばれる北口の高架下には、ホームセンターのビバホームも。日用品も置いてあるホームセンターが駅内にあるのは、想像以上に便利だと思います。

駅周辺には、美容室やカフェなどおしゃれスポットがありました。駅から離れると若い女性が好きなお店は、あまりないかも…
モーニングとスイーツは純喫茶で。赤羽流のカフェスタイル
赤羽は純喫茶マニアにはたまらない街。美味しいコーヒーだけでなく、モーニングからスイーツ、ナポリタンなどの食事まで充実したメニューと、レトロな雰囲気が残っている喫茶店が集結しています。
おしゃれなカフェもいいけれど、ゆっくりと落ち着ける喫茶店もいいもの。朝から夜までいろんなメニューを楽しめる喫茶店、行きつけをつくったら赤羽暮らしが楽しくなりそう。

朝5時30分からモーニングメニューをやっているお店もあるので、徹夜で飲んだ後に寄るのも良さそう。手作りスイーツも美味しい
物件を探す 街の情報を見る酔っぱらいと夜道に注意! 赤羽の女性一人暮らしは大丈夫か?
川口女子によると、酔っぱらいと夜道に注意すれば、赤羽の女性一人暮らしは快適なようです。
たしかに”せんべろ”の街だけあって、明るいうちから飲んでいる人がたくさんいるので、終電間際の飲み屋街は少し怖いかも。
あと、駅から近いのに真っ暗な道もありました。女性は特に、引越しを決める前に家までの夜道の確認をしたほうが良さそうです。

明るいうちから飲みはじめるのが赤羽流(写真左)、飲み屋街を1本路地に入ると真っ暗な道(写真右)
物件を探す 街の情報を見る更新日: / 公開日:2016.08.24









