散歩しやすい区ランキング第1位は?

まず最初に東京都23区のうち、散歩がしやすいと感じる区を選んでもらいました。その結果1位は「世田谷区」(28.0%)、2位は「文京区」(21.5%)、3位は「千代田区」(18.5%)となりました。

散歩がしやすいと感じる区ランキング
散歩がしやすいと感じる区ランキング 【複数回答可】(n=540)

世田谷区はなぜ1位?

1位の世田谷区から3位の千代田区まで、それぞれなぜランクインしたのかを分析してみました。

世田谷区_砧公園
世田谷区にある砧公園

1位 世田谷区
下北沢や三軒茶屋、二子玉川などの商業地がありながら、閑静な住宅街の多い世田谷区。砧公園や等々力渓谷など、都心とは思えない自然豊かな場所にも恵まれています。様々な側面を持ち合わせているところが多くの人に魅力と捉えられ、1位になったのではないでしょうか。

2位 文京区
文京区とはその名の通り「ふみのみやこ」つまり学問の府として名づけられた区。大学など教育機関が多く、森鴎外や夏目漱石などの文豪も住んでいたとされるエリアです。かつて大名庭園だった六義園など由緒正しい庭園もあります。古地図を見ながら街歩きをするのも楽しいところです。

3位 千代田区
千代田区は官公庁が密集しており、日本の政治の中心でもある区です。大手町や丸の内、有楽町などのオフィス街がある一方で、緑豊かな皇居があり、その周辺はたくさんのランナーで賑わっています。桜田門外の変で有名な桜田門など歴史的な名所も見どころのひとつです。

このように都心でありながら、史跡や緑あふれるスポットがある区に人気が集まったと言えます。

では散歩しにくいと感じる区は?

一方、散歩がしにくいと感じる区1位は「新宿区」(28.1%)となりました。2位は「渋谷区」(20.6%)、3位は「千代田区」(18.7%)がランクインしました。

散歩がしにくいと感じる区ランキング
散歩がしにくいと感じる区 【複数回答可】(n=540) 

繁華街は散歩の場所になりにくい?

それではなぜこれらの区が散歩がしにくいと感じたのでしょうか?その理由を尋ねてみました。

新宿
夜の新宿の様子

1位 新宿区
1位となった「新宿区」は「繁華街が多く、人ごみが激しいのでゆったり歩けない」「ぶらぶらするにはいいが落ち着いた雰囲気にはならない」など人ごみを理由に挙げる人が多く見られました。他にも交通量の多さや、「散歩というよりは飲食や買い物の街」など、繁華街という印象が強いようです。新宿区には、明治神宮外苑や新宿御苑など緑豊かなところもあります。しかし「新宿駅」の印象が色濃い回答となりました。

2位 渋谷区
渋谷区の回答も新宿区と似ています。渋谷区は「人通りの多さ」以外に「坂道の多さ」も理由に挙がりました。「色々お店や名所もあって歩くにはとてもいいのだが、坂が結構あるので体力的にかなりきつい」などの声もあり、体力に自信がない人にはちょっと向かないコースもあるようです。

3位 千代田区
「千代田区」は散歩がしやすい区ランキングでも上位にランクインしています。にもかかわらず、なぜ散歩しにくいと感じる人がいるのでしょうか。理由を見てみると、「官公庁が立ち並びお散歩という雰囲気ではない」など、国会議事堂や最高裁判所など官公庁の多さを挙げる人が目立ちます。また「警察官がいっぱいいる」という声も見られました。身が引き締まり、気疲れしてしまう人もいて、散歩には適さないと感じる人がいるようです。

また大手町や丸の内に立ち並ぶ高層ビルの影響か、「ビルがいっぱいだし、車の往来も多く空気が悪そう」「ビジネス街のためストレスが発散出そうにない」などビジネス街であることも、散歩にはお勧めされない理由のひとつになっているようです。
この結果の違いは、区に対してイメージとして印象に残るスポットが人によって異なったためではないかと考えられます。

いかがでしたでしょうか。あくまで“感じた”結果ではありますので、実際に歩いてみて真偽のほどを確かめてみてください。

調査概要

【調査実施期間】2016年4月18日~4月19日
【調査対象者】東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県にお住まいの方のうち、
事前調査で「お散歩がとても好き」「週に1回以上散歩する」「お散歩でお勧めのコースがある」と回答した人
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】540サンプル

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