同棲における3つのメリット

パートナーとの同棲には、いくつかのメリットが存在します。同棲しようか検討している人は、以下で紹介する3つのメリットを参考にしてみてください。

メリット1：パートナーと一緒に過ごす時間が増える

1つ目のメリットは、「パートナーと一緒に過ごす時間が増える」という点です。特に、これまで会う回数が少ないことを不満に思っていた人にとっては、大きなメリットとなるでしょう。

パートナーと一緒に過ごす時間が増えることで、相手の価値観や生活スタイルをより深く把握できるようになります。その結果、結婚後の生活をイメージしやすくなるでしょう。

メリット2：費用・家事の負担を軽減できる

2つ目のメリットは、「費用・家事の負担を軽減できる」という点です。1人暮らしをするのに比べると、2人で生活することで家賃や生活費の負担を減らせます。

また、自炊すれば食費を抑えられますが、同棲して料理当番を分担すれば、お互いの負担も抑えつつ、経済的な負担も減らすことが可能です。また、料理だけでなく、掃除や洗濯などの家事全般を分担することで、1人暮らしのときよりも負担を減らせるでしょう。

メリット3：お互いをサポートできる

3つ目のメリットは、「同棲することでお互いをサポートできる」という点です。

たとえば、高熱で寝込んでしまった場合、1人暮らしだと食事を自身で準備する必要があります。しかし、同棲していれば、パートナーに食事の準備や看病をお願いすることも可能でしょう。

また、仕事や人間関係で辛いことがあったときに相談できる相手が身近にいるといった点や、女性の場合は1人暮らしよりも防犯面で安心できるという点もメリットといえます。

同棲における5つのデメリット

パートナーとの同棲生活には、メリットだけでなくデメリットも存在します。同棲をきっかけに日々の生活に負担を感じることになり、恋人関係を解消しないように、事前にどのようなデメリットがあるのか把握しておくことが大切です。

デメリット1：1人の時間を確保しにくい

1つ目のデメリットは、同棲することで「1人の時間を確保しにくい」ことが挙げられます。同じ空間で生活を共にするなかで、どうしても1人の時間が欲しいタイミングもあるでしょう。

同棲することで完全に1人の時間がなくなるわけではありませんが、1人暮らしのときに比べると趣味に没頭できる時間が減ってしまう可能性もあります。その結果、ストレスが溜まることが考えられます。

デメリット2：家事や生活費の負担が片方に偏る

2つ目のデメリットは、「家事や生活費の負担が片方に偏る」ことが挙げられます。パートナー同士で均等に分担できればよいですが、片方に偏るケースは多くあります。

そもそも、お互いの就業時間や収入などがほぼ同じというケースは少ないといえます。あらかじめ分担を決めておかないと、いつの間にか片方に負担が偏ってしまうことがあるでしょう。

その結果、家事や生活費の負担が1人暮らしのときより大きくなってしまう可能性があります。

デメリット3：家族のような関係になってしまう

3つ目のデメリットは、一緒にいる時間が増えて「家族のような関係になってしまう」ことが挙げられます。その結果、付き合い当初の新鮮さがなくなり、異性として見られなくなる可能性があるでしょう。

同棲前に将来の見通しを立てておかないと、同棲生活をダラダラと続けてしまい、結婚のタイミングがつかめなくなるかもしれません。

デメリット4：パートナーの嫌な面が見えてくる

4つ目のデメリットは、これまで気づくことができなかった「パートナーの嫌な面が見えてくる」ことが挙げられます。

たとえば、足音がうるさい、脱いだ服をそのまま放置する、ドアを開けっぱなしにするなど、育ってきた環境や生活習慣の違いにより、ストレスを感じてしまうでしょう。

パートナーの嫌な面が見えると、同棲前に抱いていた気持ちが冷めてしまう可能性があります。

デメリット5：喧嘩の回数が増える

5つ目のデメリットは、毎日顔を合わせるため「喧嘩の回数が増える」ことが挙げられます。

同棲前であれば、会いたくない日は会わなければ済みますが、同棲中はそういうわけにもいきません。また、毎日顔を合わせることで、些細なことがきっかけで喧嘩に発展してしまい、喧嘩の回数が増える可能性があるでしょう。

同棲前であれば、1人になって冷静に考えられる時間があります。しかし、同棲中であれば喧嘩をした後も同じ空間で過ごさなければなりません。その結果、喧嘩した後の逃げ場がなく、仲直りするまでに時間がかかる可能性もあるでしょう。

同棲におけるデメリットを解消するには？

同棲生活におけるデメリットは、解消することが可能です。以下では、同棲におけるデメリットを解消する方法について紹介します。

目的に応じた間取りの部屋に入居する

同棲生活を快適に過ごすためにも、「目的に応じた間取りの部屋に入居する」ことを心がけましょう。どのような間取りが向いているかは、カップルの考え方や生活スタイルによって異なります。

たとえば、お互いのすれ違いを避けたいという人には「1LDK」の物件をおすすめします。一方で、1人の時間を確保したいという人は、「2LDK」の物件で、自身の部屋を確保するとよいでしょう。

なお、2人暮らしの部屋選びで押さえておきたいポイントは、以下記事で詳しく解説しています。気になる人はぜひご一読ください。

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ルールを定める

お互いが同棲生活でストレスを溜め込んでしまうことがないように、「ルールを定める」ことをおすすめします。

たとえば、門限を設定すると、帰りが遅いことを心配しないで済むようになるでしょう。また、プライベートの時間を設けるために、それぞれ決まった曜日に片方が外出する時間を設けるのも有効です。

また、喧嘩したときは「その日のうちに話し合う」といったルールを定めておけば、すぐに仲直りできます。

こうしたルールは、同棲を始める前に定めておき、同棲生活のなかで気づいたことはルールに加えていくようにしましょう。

生活費や家事の分担を明確にする

どちらかに負担が偏ってしまうことのないように、「生活費や家事の分担を明確にしておく」ことも大切です。

家事の分担を決める際は、必ずしも均等にするのではなく、お互いの得意分野・不得意分野を考慮したうえで、担当を決めるようにしましょう。

また、生活費についてはお互いの収入を考慮したうえで、どちらがどの程度負担するかを話し合うことが大切です。なお、家賃・食費・光熱費など項目別に負担割合を決めるのもよいでしょう。

お互いに干渉しすぎない

パートナーの時間を大切にするためにも「お互いに干渉しすぎない」ことも大切です。具体的には、相手に頼りすぎない、束縛しない、適度な距離感を保つ、といったことを意識しましょう。

パートナーに思いやりのある行動をとることで、お互いが尊重し合う関係が構築できます。

また、同棲を行う目的や期間を定めるのも大切です。たとえば、同棲の目的が結婚に向けた準備という場合は、同棲生活の期間を設けることで、結婚を意識した行動をとれるようになります。

まとめ

パートナーとの同棲生活には、メリットとデメリットがあります。これらを把握せずに同棲を始めてしまうと、パートナーの嫌な面が見えてしまい、気持ちが冷めてしまうかもしれません。

特に、結婚生活を想定した同棲であれば、デメリットを解消する方法を理解したうえで物件を探すようにしましょう。本記事で紹介した内容を参考に、パートナーとの素敵な同棲生活を過ごせるように、お互いに話し合ってみてください。