一人暮らしで快適な生活を送るには、ほかの入居者や近隣住民と良好な関係を築くことが重要です。日頃からうまくコミュニケーションが取れていれば問題ありませんが、思いがけないトラブルに巻き込まれてしまうケースもあります。

今回は、一人暮らしにおける隣人との怖いトラブルについて事例を紹介し、対処法も解説します。

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これから一人暮らしを始めようという人は、ほかの入居者や近隣住民とのトラブルに遭わないように注意しましょう。

 

具体的な隣人トラブルとしては、以下のような事例が挙げられます。

  • 壁をたたかれる
  • 大声を出される
  • 監視をされているように感じる
  • 足音やシャワーの音で注意される
  • 自転車やポストを壊される
  • ゴミやチラシを投げ込まれる
  • カメラで撮影や録音をされる など

一口に隣人トラブルといっても、さまざまなケースがあり、被害の程度も異なります。初めは多少気になる程度のレベルであっても、時間の経過とともに状況がエスカレートしていく恐れもあるでしょう。

 

騒音やマナーの面で自分自身にトラブルの原因がある場合は、生活や態度を見直すことで状況が改善する可能性はあります。ただ、自分が原因ではないトラブルもあり、事態を避けるのが難しいケースもあるのです。

 

一人暮らし向けの賃貸物件で隣人トラブルが起こりやすい原因としては、生活音が筒抜けになる、隣の部屋の様子が確認しやすい、物件の防犯設備が乏しいことなどが挙げられます。

 

一人暮らし向けの物件はファミリータイプの物件や一戸建てよりも、トラブルが発生しやすいので注意が必要です。

 

隣人トラブルの被害の程度はケースバイケースですが、万が一、隣人トラブルが発生してしまった際は、早めの対処が必要です。どのように対処すればよいかを解説します。

 

トラブルの原因となっている隣人と直接接触するのは避けましょう。当事者同士の話し合いはなかなか進まないだけでなく、さらなるトラブルに発展することもあります。

 

管理会社や大家さんに相談することで、張り紙での注意喚起や、本人に直接注意してもらえる可能性があります。また、複数の住民から苦情が出ている場合は、契約の解除や退去勧告をしてもらえる場合もあるでしょう。

 

管理会社や大家さんにトラブルの内容を伝える際は、「誰に」「いつ」「どこで」「どのような迷惑行為を受けているか」をできるだけ詳しく説明しましょう。時間や迷惑行為の内容などを詳しくメモをとって、記録に残しておくことも大切です。

 

隣人に物品を壊されたり暴力を振るわれたり、身の危険を感じたときは警察に相談しましょう。

 

被害を受けたことが分かる写真や動画はできるだけ集めて証拠として提出できるようにしておくことも大事です。実際に警察が動いてくれるかは、事件性や緊急性の高さなど状況によりますが、相談することで解決の糸口が見つかるかもしれません。

 

警察に直接相談することにためらいがある場合は、管理会社や大家さんにまずは相談してみてください。あらかじめ相談をしておくことで、トラブルが発生したときにスムーズに対応してもらいやすくなるでしょう。

 

警察に相談しても解決しないときには、弁護士などの専門家に相談してみるのもひとつの方法です。当事者同士のやりとりでは強気に出ている加害者も、弁護士などの第三者が間に入ることで非を認めるケースもあります。

 

隣人トラブルによって日常生活に大きな支障が出ているときは、引越しを検討してみることも大事です。被害を受けている側が引越しをするのは納得がいかないと思うかもしれませんが、トラブルの原因から距離を置くのも重要だといえます。

 

特に加害者が隣や上下階の部屋に住んでいる場合、精神的な負担が大きくなってしまいます。一日も早く相手との関係を断ち切って、平穏な日常を取り戻す方が賢明です。

 

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ささいなことがきっかけでトラブルに発展してしまう場合があるので、隣人トラブルの原因を自ら引き起こさないように気を配ることも大切です。日常生活において気をつけたいポイントを押さえておきましょう。

 

たとえば、夜中にテレビやオーディオの音を大きくする、足音や椅子を引きずる音が大きい、楽器を演奏している、話し声が大きい、共用部分に物を放置する、ゴミの出し方が汚いなどといった行為は、トラブルの原因となります。ほかの入居者や近隣住民に配慮して生活しましょう。

 

また、「隣の部屋からのぞかれている」と感じた場合は、厚手のカーテンを窓側に設置したり、防犯グッズなどを活用したりして部屋の防犯性を高めて、トラブルを未然に防ぐように心がけることが大切です。日頃から防犯意識を高めて生活しましょう。

 

隣人との無用なトラブルを回避するには、部屋探しの段階から気をつけておくことも大切です。物件を探す際は、部屋の内装や設備などの面だけでなく、周辺環境も確認しておきましょう。

 

また、内見を行う際、何か気になる点があるときは、不動産会社の担当者に質問してみるのも大事です。過去に入居者同士でトラブルがなかったかなど、不安な点を明確にしてから、契約を行うようにしましょう。

 

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隣人とのトラブルは自分で対処した方がいい?

 

隣人トラブルを自分で解決するのは、避けた方が無難です。まずは管理会社や大家さんに相談してみましょう。トラブルの程度によっては、警察や弁護士などの専門家に相談することも大切です。

隣人トラブルを避けるための部屋探しのポイントは?

 

部屋探しの際に気になる点を不動産会社の担当者に尋ねておくことが重要です。また、物件の内装や設備だけでなく、周辺環境もチェックしておきましょう。

 

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