一人暮らしの部屋に本棚は必要？

 

一人暮らしで多く選ばれる1Kやワンルームは、スペースが限られている狭い物件がほとんど。そのため、読書・漫画好きや、仕事や勉強で本をたくさん持っている人はその置き場所に困ってしまうというケースが起こりがちです。本棚を置くにもスペースが必要だったり、配置方法によっては生活スペースを圧迫してしまう可能性があったりと、本棚が必要かどうかで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

 

結論としては、やはり本棚は置くのがおすすめです。本棚を置かずに本を直置きしてしまうと、かさばってしまい余計に生活スペースが狭くなってしまったり、雑然とした印象の部屋になってしまったりすることも。部屋が狭いからこそ、本棚を設置した方が結果的に整理整頓につながると言えるでしょう。また、本棚の選び方や置き方次第では、本を収納しつつ、狭い印象にならないようにすることも可能です。

 

一人暮らしにぴったりな物件 ワンルームの物件 1Kの物件

一人暮らしの部屋に置く本棚の選び方

 

一人暮らしで部屋に本棚を置きたい場合、どのような本棚を選ぶのが良いのでしょうか。下記のポイントに着目して選んでみましょう。

部屋に合わせたサイズを選ぶ

本棚を置くスペースを確保できても、部屋のサイズと合致していなければ、部屋が狭くなり、圧迫感も出てしまいます。そのため、一人暮らしの空間では、部屋のサイズとのバランスを考えて本棚を選ぶことが重要です。たとえば、横長の本棚は天板に物を置くことができ、縦長の本棚では部屋上部の空間を有効活用できます。設置するスペースの広さやレイアウトなども意識して、それぞれの部屋に合ったサイズの本棚を選ぶようにしましょう。

高さのある本棚を置く

部屋の天井が高い場合、高さがある本棚を導入すれば、部屋の縦の空間を有効活用できます。ただし、高さがある分、地震などを想定した対策も必要です。滑り止めやL字金具、突っ張り棒などを活用しながら、本棚の転倒を防止する対策をするか、もしくは転倒防止の機能がついた本棚を選ぶようにしましょう。

持っている本のサイズ・冊数をチェック

本のサイズや冊数を把握することも本棚選びでは重要です。単行本や文庫本、コミック、雑誌など、本は種類ごとにサイズが異なるため、自分が持っている本のサイズと冊数を把握し、それらを収納するのに適した本棚を選びましょう。もし、さまざまなサイズの本が混在する場合は、棚板の高さを変えられるものを選ぶのがおすすめです。

目的に合わせた形状のものを選ぶ

本棚には一般的な棚の形のものをはじめ、扉がついたものや部屋の角に置けるもの、スライド式のものなど、さまざまな形状があります。収納する本のサイズや冊数に合わせて選ぶようにしましょう。たとえば、大量の本を収納したい場合は奥行きのあるスライド式の本棚、デッドスペースを活用したい場合には部屋の角に置ける回転式の本棚などがおすすめです。

インテリアや好みに合った素材のものを選ぶ

自分の部屋の雰囲気にこだわりがある場合は、本棚を置く周辺のインテリアなどの色味や素材に合わせた本棚を選ぶといいでしょう。たとえば、ぬくもりのある柔らかな印象の木目調の本棚にしたり、シンプルかつスタイリッシュな印象のスチール製の本棚にしたりと、部屋の雰囲気に合ったものを選ぶのがおすすめです。

一人暮らしで本が多い人におすすめのレイアウト例

 

狭い部屋に本棚を置く場合、狭さや圧迫感を感じさせないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。ここでは、おすすめのレイアウト例について紹介します。

本棚を間仕切りとして使う

部屋の限られたスペースを活用するには、本棚を間仕切り代わりに使う方法があります。たとえば、リビング空間とベッドの間に本棚を設置することで、空間にメリハリをつけることができます。また、その際に背板のない本棚を利用すると、圧迫感を抑えつつ、本以外の雑貨などを収納することも可能です。

対面する壁に本棚を置く

向かい合った壁側に本棚を配置すると、空間に余裕が生まれます。ほかの家具をはじめ、「もう少し本棚を置きたい」という場合にも利用しやすいレイアウトと言えるでしょう。ただし、場所を取るというデメリットがあるため、背の低いものを採用し、圧迫感を抑えるように意識して選びましょう。

部屋の隅にまとめて置く

本棚は存在感があるため、配置場所によっては部屋が狭く見えてしまいます。部屋全体のバランスを整えるには、本棚をはじめとした大きな家具を部屋の隅に配置することが有効です。たとえば、部屋にソファーやクローゼットなどの大きめの家具がある場合は、本棚も近くにまとめることで、すっきりとした印象の部屋になります。

 

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一人暮らしで本が多い場合の物件選びのポイント

 

本の多い人が一人暮らしの部屋を探す場合、どのような物件がいいのでしょうか。ここでは、そのような場合の物件探しのポイントを解説します。

部屋の広さと天井の高さを確認する

本が多い場合、本棚を置くことを前提とした広い面積の部屋を探すことはもちろんですが、同時に、天井の高さにも着目してみましょう。天井が高い部屋は、縦の空間を利用した収納が可能な縦長の本棚が設置できるので、より多くの本が収納できます。

家具配置の自由度の高い間取りを選ぶ

物件選びの際は、家具が配置しやすい間取りを探しましょう。ワンルームであれば、本棚を間仕切りにすることで部屋の一部に書斎のような空間をつくることも可能です。家具配置の自由度が高いとレイアウトのバリエーションも広がるため、より自分好みの空間を創出することができます。

日当たりの良い物件は要注意

本を大切にしたい人にとっては、本を適切に保管できる物件にも注目したいものです。特に注意したいのが、本が日焼けしてしまう可能性のある日当たりのいい物件。日がよく差し込むような南向きの物件は避けるか、本棚の配置をよく考えた方がいいでしょう。また、本棚を置きたいスペースのそばに窓がある場合は、遮光カーテンを取りつけて対策するのがおすすめです。

記事のおさらい

一人暮らしでも部屋に本棚はあった方がいい？

狭い一人暮らしの部屋であっても本棚を設置した方が、結果的に部屋を整理整頓することができます。詳しくは「一人暮らしの部屋に本棚は必要？」をご覧ください。

一人暮らしの部屋にぴったりなのはどんな本棚？

一人暮らしの部屋には、部屋のサイズをはじめ、収納する本のサイズ・冊数などを考慮した本棚を選びましょう。詳しくは「一人暮らしの部屋に置く本棚の選び方」をご覧ください。

本が多い一人暮らしにおすすめのレイアウトは？

本が多い一人暮らしの場合は、本棚を間仕切りに使って生活スペースを区切ったり、背の高い本棚を用いて縦の空間をうまく使ったりするレイアウトがおすすめです。詳しくは「一人暮らしで本が多い人におすすめのレイアウト例」をご覧ください。

本が多い人は物件探しの際にどんなことに注意すればいい？

本が多い人の物件探しでは、部屋の広さや天井の高さ、家具配置の自由度を考えながら選ぶようにしましょう。詳しくは「一人暮らしで本が多い場合の物件選びのポイント」をご覧ください。

 

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