一人暮らしに必要なものをそろえる際のポイント

 

一人暮らしに必要なものをそろえるときに覚えておきたいポイントを紹介します。

予算を決めてそろえる

 

一人暮らしを始めるには、賃貸物件の初期費用や引越し代が必要になります。そのため、まずは用意した資金から引越し代と初期費用を差し引いて、残ったお金を日用品に充てましょう。

 

どうしても予算が足りない場合は、実家で使っていた家具をそのまま使ったり、フリマやオークションで中古品を安く買ったり、知人や掲示板などを通じて譲ってもらったりするなどの方法も検討してみてください。

優先順位をつけて、本当に必要なものからそろえていく

 

無駄なものを買わないようにするためには、一人暮らしを始めた後の生活を想像することが大切です。

 

近所のコインランドリーを利用するなら洗濯機は必要ありませんし、自炊をしない人は必要最低限のキッチン用品があれば済むでしょう。

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一人暮らしに必要な日用品

 

一人暮らしに欠かせない日用品を、ジャンル別に紹介していきます。

◆洗面・バス用品

 

シャンプー・リンス・ボディーソープ類

 

シャンプーやリンス、ボディーソープ（せっけん）、洗顔料などは、引越し当日から入浴する場合に必要です。男性の場合はカミソリやシェービングクリーム、女性の場合はクレンジングなども準備しておきましょう。

 

タオル類

 

ハンドタオルやバスタオルなど、用途別にタオルを用意しておきましょう。洗濯するときのことも考えて、最低でも各種2枚以上はそろえておきたいところです。

 

バスマットはバスタオルでも代用できますが、吸水性の高い専用のバスマットを購入しておけば入浴後も快適です。

◆トイレ用品

 

トイレットペーパー

 

トイレットペーパーは引越し作業中にも必要になるため、できるだけ早めに用意しておきましょう。

 

芳香・消臭剤

 

トイレのにおいが気になる人は、芳香剤や消臭剤も用意しておきましょう。人が入ってきたときや、設定した時間になると自動的に消臭してくれるタイプもあります。

◆キッチン用品

 

電気ポット・やかん・鍋

 

自炊をしない人でも電気ポットややかん、鍋があると何かと役に立ちます。お湯を沸かしたり、レトルト食品を温めたりといった簡単な調理のためにも準備しておきましょう。

 

食器類

 

茶わんや平皿、グラスなどの食器類も最低1つずつあると便利です。お箸やフォーク、スプーンの用意も忘れないようにしましょう。

 

ラップ

 

意外と役に立つ機会が多いアイテムです。多めに炊いたご飯を小分けにして保存したり、食品を保存したりできるので、自炊する人であれば必需品となるでしょう。

◆洗濯用品

 

洗剤類

 

洗濯用の洗剤のほかに、必要に応じて柔軟剤や漂白剤、洗濯ネットなども用意しておくといいでしょう。

 

物干し類

 

洗濯した衣類を干すための、物干しざおやピンチハンガー、洗濯バサミなども必要です。ランドリーバスケットがあると、洗濯した衣類を洗濯機から物干しスペースまでスムーズに運べます。

◆掃除用品

 

掃除道具や掃除用洗剤は、トイレ用・浴室用・部屋用など、各用途別にそろえましょう。雑巾やハンディモップ、使い捨てのウェットシートなどもあると便利です。

◆その他日用品

 

寝具

 

部屋の広さやライフスタイルなどに合わせて布団やベッドを選びましょう。部屋が狭い場合は、ソファとしても、ベッドとしても使えるソファベッドを検討してみるのもおすすめです。

 

カーテン

 

部屋によっては、外から室内が丸見えになるので、できれば引越し時に用意しておきましょう。環境に合わせて、遮光性や防音性の高いカーテンを選んでください。

 

特に女性の場合は、カーテンの色や柄にも注意が必要です。防犯上、外から見て、女性が住んでいると知られないように、ピンク色やハート柄などは避け、落ち着いた色味で無地のものを選ぶようにしましょう。

 

印鑑

 

日用品ではありませんが、引越し先の役所での申請・登録や電気、ガスなどの開栓手続きなどで利用することもあるので手元に用意しておきましょう。印鑑があると荷物の受け取りもスムーズに行えます。

 

ハンガー類

 

クローゼットや洋服ダンスにかける洋服の数だけハンガーも必要です。Tシャツや下着、ズボンなどの整理には衣装ケースがあると役立ちます。

 

ゴミ箱・ゴミ袋

 

ふたつきのゴミ箱があると、においや害虫の発生を防げるので便利です。ゴミ箱やゴミ袋は分別用に複数用意しておくといいでしょう。

一人暮らしに必要な家電

 

最後に、快適な一人暮らしをサポートする主な家電を紹介します。

エアコン

 

賃貸物件によってはエアコンが標準装備されていますが、すべての物件に設置されているわけではありません。

 

エアコンのない部屋に引越す場合、大家さんの許可がなければ勝手にエアコンを設置することはできません。エアコンがどうしても必須という場合は、部屋を契約する前に不動産会社の担当者や大家さんに相談するようにしましょう。

冷蔵庫

 

一般的に、一人暮らしに適した冷蔵庫のサイズは140L前後です。自炊をする場合は240L以上の冷蔵庫であれば、食材のまとめ買いや料理の作り置きをしたときに役立つでしょう。

洗濯機

 

一人暮らしであれば、洗濯容量5kg前後のタイプで問題ないでしょう。洗濯機を室外に置く場合には、洗濯機専用カバーも購入しておくと、洗濯機の劣化防止に役立ちます。

電子レンジ

 

自炊をするしないにかかわらず、あると便利な家電です。食材やお弁当などを温めるだけではなく、調理の時短にも使う場合は多機能タイプの電子レンジもチェックしてみてください。

炊飯器

 

炊飯器は、自炊する場合に欠かせない家電です。最も小さいサイズのもので1合炊きのモデルから販売されていますが、一人暮らしで使うなら3合程度の炊飯器が適しています。

掃除機

 

部屋が狭い場合は、スティックタイプの掃除機でも十分です。部屋の床がフローリングならフローリングモップでも代用できます。

ドライヤー

 

髪が長い人にとっては欠かせない家電です。夜の遅い時間帯に使うことが多い場合は、静音性の高いドライヤーを選ぶのがおすすめです。

アイロン

 

仕事でスーツを着用するなら持っておきたい家電です。アイロンをかけるのが苦手な人は、ハンディタイプのスチーマーを選んでみてください。

照明器具

 

物件によって、あらかじめ照明がついている場合とついていない場合があります。照明を自分で用意しなければならない場合は、部屋の広さや色調で選びましょう。

 

新しく購入するなら明るく寿命も長いLED照明が経済的です。また、薄暗くなりやすい場所に間接照明を用いることで室内が明るくなり、部屋を広く見せる効果もあります。

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一人暮らしに必要な日用品はどこで買える？

 

ここでは、一人暮らしに必要な日用品の購入に最適な場所を紹介します。

100円ショップ

 

100円ショップに行けば、たいていの日用品がそろいます。ハサミや歯ブラシ、スポンジ、食器など、身近なアイテムは100円ショップでそろえると出費を抑えられるのでおすすめです。

 

鍋や包丁など、質にこだわりたいアイテムは100円ショップ以外で購入するといった使い分けをすれば、より効率的な買い物ができます。

 

最近の均一ショップは100円だけではなく、「300円均一」や「500円均一」などもあるので、各ショップの質と価格のバランスを意識しながら、必要な日用品を買いそろえてみましょう。

大型スーパーやドラッグストア

 

100円ショップの次に足を運びたいのが、大型スーパーやドラッグストアです。日用品の品ぞろえも豊富で、価格も比較的手頃なので、必要なものを効率よく買えます。

 

特にチェーン店のドラッグストアは薬だけではなく、日用品や雑貨、食品なども豊富で価格もリーズナブルなことがあるため、近所にドラッグストアがある場合はチェックしてみてください。

通販サイト

 

通販サイトも日用品の購入に最適です。ジャンルを問わずさまざまな商品が購入でき、最短で翌日に商品が届く場合も。

 

家電などの大きなものを買うときにもネット通販は活用できます。購入金額が一定の金額を超えると送料が無料になるストアも多いので、上手に使えば手間をかけずに大型家電を購入できるでしょう。

 

通販サイトでは、洗剤やティッシュ、ゴミ袋などの日用品や、肉や野菜といった生鮮食料品を購入することも可能。大手スーパーが経営している通販サイトなら、最短3～4時間で配達をしてくれることもあります。

 

注文もパソコンやスマホから簡単にできるので時間がかかりません。実店舗よりも販売価格が安い場合もあるので、うまく使い分けると大きな節約につながります。

まとめ

 

一人暮らしに必要な日用品はある程度決まっています。浴室や洗面所、トイレ、キッチンなど、場所やシーン別に用意しておきたいものを覚えておくと買い忘れを減らせるでしょう。

 

日用品を安くそろえたい場合は100円ショップで購入し、デザインや質にこだわりたいアイテムはネット通販を使うなどのように使い分けると、満足度の高い買い物ができます。

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