カウンターキッチンのメリットとデメリット

 

カウンターキッチンは、キッチンとダイニングの間に調理台が設けられる点が特徴であり、さまざまなメリットを備えています。ここでは、カウンターキッチンの長所をデメリットと併せて見ていきましょう。

カウンターキッチンの3つのメリット…開放感、コミュニケーション、動線

 

カウンターキッチンは、ダイニングとキッチンが1つの空間でつながることが大きな特徴です。

 

三方が壁に囲まれてキッチンが独立しているクローズドキッチンと比べて、部屋全体に開放感が生まれやすいつくりであり、見た目がすっきりしている点が長所として挙げられます。

 

また、料理をしながらダイニングやリビングで過ごしている家族とコミュニケーションを図れる点もメリットです。小さなお子さんがいる家庭では、子どもの姿を確認しながら料理ができるため、作業をしていても安心感があります。

 

さらに、動線の確保がしやすく、キッチンからダイニングへカウンターを通して配膳できる点も魅力の1つです。

カウンターキッチンの3つのデメリット…におい、生活感、掃除

 

カウンターキッチンのデメリットは、リビングやダイニングに料理のにおいが流れてしまう点にあります。香りの強い料理をするときには、衣類や家具などの布製品へのにおい移りが気になってしまうこともあるのです。

 

また、カウンターキッチンにはさまざまな種類があり、タイプごとにちょっとしたデメリットがあります。ダイニングとの仕切りがないオープンキッチンは、部屋からキッチンが丸見えになってしまうため、生活感が出やすくなる点に注意が必要です。

 

さらに、コンロの前に壁がないタイプのキッチンだと、油や水が周辺の床などにはねてしまい、掃除が面倒な面もあります。

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カウンターキッチン、効果的な3つの使い方

 

カウンターキッチンは機能性とともに見た目の良さも人気が集まりやすい理由となっていいます。ここでは、カウンターキッチンの魅力をきちんと生かすために、3つの活用例を見ていきましょう。

活用術1：色合いを工夫して「見せる」キッチンに

 

ダイニングからキッチンスペースが見えるという点を生かして、「見せる」キッチンを意識してみると、突然の来客にも自信を持って対応できるようになります。

 

見た目の良さを発揮するためには、カラーを統一してすっきりとした雰囲気を保つことが大切です。

 

たとえば、全体を白に統一して、置くものも必要最低限に抑えれば、清潔感のある印象を与えられます。白は小物や収納棚などでも使用されやすい色合いであり、豊富なバリエーションからアイテムを選べる点が魅力です。

 

また、ウッド調の壁紙を使ったり、照明の色合いを工夫したりすれば、料理をしないときにはちょっとしたカフェスペースにもなります。お気に入りの小物やコーヒーセットを置いて、こだわりの空間づくりを楽しんでみましょう。

活用術2：自分なりにカスタマイズして収納スペースを拡大

 

キッチンカウンターにはさまざまなものを置くことができるものの、あまりに散らかってしまうと、部屋全体が雑然としてしまいます。

 

そのため、カウンター上に収納するものは、小さな調味料などあまり圧迫感が生まれないようなものに絞ることが肝心です。

 

キッチンとダイニングの両側から出し入れができるラックや、ガラス製のおしゃれなショーケースなど、カウンターキッチンに適したさまざまなアイテムが市販されています。

 

選ぶ収納アイテムによって使い勝手や見た目の雰囲気が大きく変わるため、気に入ったものをじっくり探してみましょう。

 

また、カウンターの上につり戸棚が付いていない場合には、上部にフレームを設けて調理用具をつるせるようにすると、収納力が大きくアップします。高い位置につるせるため、あまり目線の妨げにもなりにくいところが利点です。

活用術3：カラーボックスやラックを使ってカウンターの下を有効利用

 

カウンターキッチンの使い方において、意外と重要なのがカウンター下のスペースです。ダイニングの側から目につきやすい箇所であり、それなりに広い空間があるため、有効利用すべきポイントだといえるのです。

 

具体的な例としては、高さを合わせたカラーボックスを並べて大容量の収納スペースにしたり、木製のラックを用意して新聞や雑誌を並べられるようにしたりする方法が挙げられます。

 

見た目と収納力を両立させた、自分なりの使い方を検討してみましょう。

まとめ：効果的な使い方を取り入れて自分好みのカウンターキッチンに

• カウンターキッチンは部屋の開放感が生まれやすく、ダイニングとのやりとりができる点がメリット
• 料理のにおいが移りやすいなどのデメリットもある
• カラーを統一してすっきりした見た目を維持するのが使い方のポイント
• カウンター上をきれいに保つために、必要に応じて収納スペースを増やすのも1つの方法
• カウンター下の使い方で部屋の雰囲気が大きく変わる

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