新生活を始める際の選択肢の1つとして“ルームシェア”があります。

異性同士ではなく、女性同士のルームシェアであれば気兼ねなく暮らせそうに感じますが、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

この記事では、トラブルを避けるために、ルームシェアをする前に決めておくべきルールに加えて、女性二人のルームシェアに適した間取りも紹介します。
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ルームシェアのメリット

 

人気のルームシェアは女性同士で行うことで安全性も増し、一人暮らしよりも生活を楽しめる可能性が出てきます。

 

まずは女性同士でルームシェアをするメリットを3点ご紹介するので、自分に向いているかどうかを考えてみましょう。

 

ルームシェアでは家賃を折半することが普通なので、一人暮らしと比べて家賃の負担を軽減させられることがメリットです。

 

たとえ一人暮らしと同じ金額をそれぞれが支払ったとしても、ルームシェアのほうが設備の整った広い部屋に住みやすくなることは間違いありません。

 

光熱費に関しても基本料金を折半し、「同じ部屋にいるようにする」「エアコンを1つの部屋にかける」などすれば、一人よりも支出を抑えられるでしょう。

 

食事を例に取った場合にも、自炊する際は特売品などを多めに購入しても消費がしやすくなり、食費を浮かせられる可能性も高くなるでしょう。

 

金銭面で折半するだけではなく、家事に関しても分担することがルームシェアの原則になります。

 

一人から二人に増えるぶん、1つひとつの家事の量は増えますが、当番制を採用すれば家事は楽になるでしょう。お互いが得意な家事を分担できれば、家事へのストレスも減ることになります。

 

けがをした場合や病気になった場合など、人の助けが必要になる場面でルームシェアの相手に頼ることができます。

 

たとえば高熱が出てしまうと、薬や飲み物を買いに行くことすら困難になりますが、同居人に買い物を頼めるので、心強さが増します。

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ルームシェアのデメリット

 

魅力的なメリットが多い女性同士のルームシェアですが、覚えておかなければならないデメリットもあります。

 

意外と目に付きにくい問題も4つ取り上げてご紹介するので、メリットと照らし合わせてプラスマイナスの収支を考えましょう。

 

ルームシェアを開始する際は、折半で平等に感じる生活費と日用品の支払いですが、実際に生活を始めてみると、どうしても不平等は生まれてしまいます。

 

部屋にいる時間、使っている場所の面積、日用品の消耗量などに差があると「たくさん消費している方に、支払いの割合を増やしてほしい」といった不満が発生しやすいのです。

 

特に夏場などは帰宅してすぐにお風呂に入ってさっぱりしたいと思っても、同居人が先に帰宅していて入浴中だったとしたら、自分が入りたいと思ったタイミングで入浴ができません。

 

同じように、どうしてもトイレに入りたいタイミングでも同居人がトイレを使っている可能性があり、同じことが何度も起きればストレスに感じるかもしれません。

 

ルームシェアをしていると、基本的に自分が休んでいる時間帯は同居人も自宅で休んでいることが多く、友人や家族を呼ぼうとしても嫌がられてしまうことがあります。

 

仮に同居人が嫌がらなかったとしても、呼ぶ側が気を使ってしまうこともありますし、反対に同居人があなたを気にせず友人や家族を呼び込むことが多ければ、嫌になってしまう場合もあるでしょう。

 

こういった問題の積み重ねで、最終的に仲たがいになる可能性があります。

 

一緒に住んでも良いと思うくらい仲が良かった友人を、ルームシェアしたことがきっかけで失ってしまうリスクが隣り合わせにもなるため、ルームシェアを始める前に相手とデメリットについても深く話し合い、許容できるかどうかを擦り合わせておきましょう。

生活スタイルのルール

 

ルームシェアには先に紹介したようなデメリットも潜んでいますので、現実をしっかりと見て、同居予定の人物と事前にルールを決めておくことが重要です。特に重視すべきルールを3点に絞って解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

すでに紹介したとおり、生活費や日用品の支払いの割合をめぐってもめる可能性を否定できません。それを避けるためには、どちらかが多く消費する場合が起きるという前提に立って話し合いを行い、明確にルールをつくっておくべきです。

 

どのような割合で消費したとしても必ず折半すると決めても構いませんし、消費する割合に応じて支払う金額を変えても構いません。使用する日用品をそれぞれが別々に購入しても良いでしょう。

 

“そのときにできるほうがやる”という曖昧な決め方をしてしまうと、料理や掃除、洗濯、そしてゴミ出しに至るまでさまざまな家事がどちらか一方に偏ってしまう場合があります。

 

そのような状態が続くと、ルームシェアを続けることは難しいでしょう。事前にどちらがどの家事をするのかを決め、公平に分担できるようにルール化するのが良いです。

 

家族や友だち、彼氏を自宅に呼ぶ際はどうするのかもルールにしておくことがおすすめです。

 

1週間に何度まで認めるのか、人を呼ぶときにはもう一方の同居人は自宅にいるのか、それとも外出していてほしいのか、人を呼ぶ時間は何時から何時までにするのかなど、明確に決めておかなければトラブルの元になります。

 

人を呼ぶ際は、何日前までに同居人に伝えるようにするのかについても決めておくことがおすすめです。

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2LDK

 

女性同士でルームシェアを始める場合、お部屋選びをする際には2LDKの物件を優先的に探すのがおすすめです。

 

2LDKであれば、二人がそれぞれ自由に過ごせるプライベートな部屋を1つずつ持てます。一人になりたいときには誰にも干渉されない場所に逃げることが可能で、電話などをする際にも気を使わずに済みます。

 

それぞれの部屋とは別にリビングもあるので、くつろぎやすいこともメリットの1つです。

 

2LDKは予算の都合上選ぶことが難しいという場合には、2Kや2DKを選んでも良いでしょう。頭部分に“2”が付けば、それぞれが自由に過ごせる部屋を1つずつ持てることは確実なので、快適さは十分あります。

 

一緒に食事をしたり、テレビを見たりしながら過ごす機会が多い場合には2DKを、お互いが自分の部屋で過ごす時間が長い場合には2Kを選ぶと、生活スタイルに合った暮らし方をしやすくなります。

 

女性同士のルームシェアには、家賃や光熱費を折半して支出を浮かせられることや、家事の負担を減らせることなどのメリットがありますが、一転してその面で不満が生じた場合などには仲たがいの原因にもなり得ます。

 

同居予定の人物と事前に話し合い、細かくルールを設定することを忘れないようにしましょう。

 

物件選びを進める際には、お互いのプライベートな空間を確保できる2LDKを検討してみてはいかがでしょうか。予算面で問題があるという場合には、2Kや2DKという選択肢を選んでも構いません。

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