一人暮らしといえば、賃貸マンションやアパートを借りて住むスタイルをイメージするかと思いますが、「一軒家を借りて、一人暮らしをする」という選択肢もあるのをご存じですか?
賃貸のマンションやアパートと比べ、スペースが広い、隣家と距離があるため騒音などに悩まされる必要がないといった、のびのび暮らせそうな印象がある賃貸の一軒家暮らし。一方で、広すぎて寂しくなりそう、防犯対策がちょっと心配…といった不安もありますよね。そこで今回は、賃貸の一軒家で一人暮らしをする際のメリットやデメリット、注意点について詳しくご紹介します。
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一軒家で一人暮らしをするメリットとは?

一軒家で一人暮らしをするメリットとデメリット
まずは、一軒家暮らしのメリットからチェックしていきましょう。一般的な賃貸マンション、アパートに比べると、広いスペースがあり、他の住戸との距離も離れている一軒家。隣人に気を使う必要が少なければ、格段に自由度がアップします。具体的には以下のような利点があります。
- 洋服や靴、趣味のアイテムなど、たくさんのものを置ける
- 部屋が多いため、仕事部屋や趣味部屋など空間を使い分けられる
- 隣家の音に悩まされる心配が減る
- 自分の出す音をそれほど気にしなくてすむ
- ペットを飼いやすい(※大家さんに要相談)
- 庭があれば、ガーデニングなどを楽しめる
- スペースがあれば車を置くことができるので、駐車場代がかからない
- 集合住宅のように細かい管理規約がない
他にも広いスペースがあるから、友人をたくさん呼んで週末パーティーができる、将来パートナーと暮らす際にそのまま住み続けられる、などといったメリットもあります。自分の趣味や暮らしを充実させることができる賃貸一軒家での一人暮らし。毎日が楽しくなりそうですね!
一軒家で一人暮らしをするデメリットとは?
一方、賃貸マンションやアパートでは、管理会社に任せていた共有スペースの掃除や、防犯対策などを自分でやらなくてはいけなくなる、といった一軒家ならではの大変さもあります。どんなものがあるのか、見ていきましょう。
- スペースが広いため、掃除が大変
- 水道光熱費が高くなる可能性も
- インターネットなどの回線を自分で設置しなくてはならない場合がある
- 防犯対策には注意が必要
- 草むしりなどが大変(庭がある場合)
- 定期借家契約(契約で定めた期間が満了すれば、更新がなく契約終了すること)であるケースも
敷地の広い一軒家は、アパートやマンションといった集合住宅に比べて、駅から距離が離れているケースも多くあります。実生活に負担がかからないように物件を選ぶようにしましょう。
賃貸一戸建てを探す 一人暮らしにぴったりな物件一軒家で一人暮らしをするのに向いているのはこんな人!

一軒家で一人暮らしをするのに向いているのはこんな人!
多少の不便さはあるものの、魅力いっぱいの一軒家での一人暮らし。防犯対策もしっかりとなされ、共有スペースなどの掃除は管理会社がやってくれるマンションが、利便性を求める方におすすめの住まいなら、一軒家は、暮らしや趣味を大切にしたいといった方に向いている物件なのかもしれません。
他にも、車を持っている人、ものが多い人、自由業で自宅を職場としたいという人にもスペースが広い一軒家は選択肢に入る物件です。
一人暮らしのための一軒家の選び方、注意点
最後に、一軒家の選び方や、入居の際の注意点について見ていきましょう。
まずは、賃貸マンションやアパートを探すときと同様に、「自分がここでどんな生活をしたいのか」を考え、間取りや広さなどの条件を洗い出していきます。駅からの距離、スーパーやジムなど周辺施設についても不動産会社に確認するようにしましょう。また、その地域の治安などについてもチェックしておきたいところです。
一軒家ならではの確認ポイントとしては、光熱費、防犯対策、周囲の住人などです。光熱費については、吹き抜け(吹き抜けがある方が各階の温度が均等になります)、窓の数や大きさ、断熱素材などについても確認しましょう。平屋や2階建てか(平屋の場合は、ワンフロアなので移動がラクだが、周囲の環境によっては日当たりが悪くなる、2階建てはスペースが広くなるがメンテナンス費用が高い)にも着目して選んでいきましょう。
賃貸マンションやアパートにはない魅力を持った賃貸一軒家での一人暮らし。デメリットも認識した上で、自分にあった物件を見つけたいものですね。
賃貸一戸建てを探す 一人暮らしにぴったりな物件更新日: / 公開日:2019.06.03









