首都圏・京阪神とも成約件数の大幅な増加が目立つ

不動産流通近代化センターが発表した2015年2月指定流通機構(レインズ)の成約報告のある取引事例データによると、首都圏マンションの成約平均価格は2,926万円と前月比+4.6%のプラスに転じた。成約件数も3,292件で前月比+34.9%と3ヶ月ぶりのプラスとなり、1月から一転して大幅なプラスになった。一方で、前年同月比では-0.6%と11ヶ月連続のマイナスだ。

京阪神のマンションの成約平均価格は、前月のプラスから一転して-3.4%の1,907万円と再びマイナスの結果。しかし前年同月比では+2.8%で、増加傾向が25ヶ月目となる。成約件数は1,498件と前月比では+47.7で3ヶ月ぶりのプラスに転じ、前年同月比は2ヶ月連続してプラスとなった。

首都圏の戸建て住宅の成約平均価格は3,390万円と前月比+0.8%、前年同月比+2.4%と、ともに僅かながらも4ヶ月連続プラスになった。成約件数も、前月比+33.3%、前年同月比+11.5%と大幅なプラスとなった。

一方で京阪神の戸建て住宅は、成約平均価格が1,846万円で前月比-1.1%、前年同月比-1.9%と僅かではあるがいずれも2ヶ月連続のマイナス傾向だ。しかし成約件数は、こちらもマンションと同様に前月比+42.7%と大幅な増加を見せた。

首都圏・京阪神とも、前月までの成約件数の減少傾向から一転して、大幅な増加となった点が特徴的な結果となった。昨年も同様の傾向を見せており、季節要因の影響と考えられる。成約平均価格は、首都圏がマンション・戸建てとも上昇傾向にあるのに対し、京阪神では減少傾向なのが対照的だ。

【データについて】

・公益財団法人東日本不動産流通機構及び社団法人近畿圏不動産流通機構に成約報告のあった取引事例を集計したもの

【ポイント】

・物件(戸建て、マンション別)の平均価格の動向と成約件数を確認できる
・直近2年間の動向を見ることができる

※上記はデータを元にしたHOME’S PRESS編集部による見解です

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2015年 03月30日 11時09分