節電、節水よりも寒さ対策が中心に
消費税増税後に迎えたはじめての冬。
前回の記事【消費税増税後、住まいの中で節約していることランキング!~8%の消費税体制での暮らしの実態は? 】では、消費税増税の影響で節約を心がけるものとして「光熱費の節約」傾向が見られたが、気象庁が発表する12月19日時点の1カ月予想だと日本全国で平均気温より低い地域が多く、光熱費を節約するといっても限度がある状況だ。
そこで考えられるのが、光熱費などを抑えるために様々なグッズだ。実際、寒さ対策と光熱費節約対策のためにどのようなグッズを買うのだろうか?「この冬を光熱費を抑えて越すために敢えて買うものランキング」を20~50代の男女484人に調査してみた。
冬の光熱費を抑えるため、節約のために敢えて買うものランキング
1位 保温下着(ヒートテックなど)12.8%
2位 防寒用の部屋着 7.6%
3位 照明器具(LEDなど)7.4%
4位 湯たんぽ 6.2%
4位 カイロ 6.2%
6位 断熱シート 5.4%
7位 ヒーター、ストーブ 3.9%
8位 こたつ 3.3%
9位 カーテン 2.3%
10位 扇風機、サーキュレーター 2.1%
10位以下は下記グラフを参照。
購入しようと思っているものはない 63.4%
節約は服装から?
1位は「保温下着」(12.8%)、2位が「防寒用の部屋着」(7.6%)で、上位2項目が衣服となった。暖房を使わずに温まることのできる手っ取り早い手段として、服装から心がけてみるのは良さそうだ。全体的に節電、節水よりも、寒さ対策の方が上位にのぼる。
一方、住まい全体をリフォームして断熱効果を高める施策については、少ない結果になった。
「断熱リフォーム(窓)」(0.4%)、「断熱リフォーム(断熱材)」(0.6%)という結果だ。
まずは洋服など手頃に購入できるものから目が向き、光熱費を考えた住まいのリフォームについてはなかなかイメージが浮かばないといえそうだ。気象庁の発表によると、今年は平年並みかそれよりも低い「寒冬」だとか。家の中からなかなか出られない冬となりそうだ。
調査概要
【調査実施期間】2014年12月3日~2014年12月4日
【調査対象者】20歳~59歳までの男女
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】484サンプル
※データ使用や詳細データのお問い合わせはhomes-press@next-group.jpまで
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