購入or賃貸あなたはどちら向き? 住宅ローンをシミュレーションしよう
今の家賃を払い続けるなら買ってしまうほうがお得なのでは?また、住宅ローンを組んだ場合、返済額はいくらになる?など、ライフステージの変化のタイミングで、住まいを購入するかどうか悩む方は多いのではないでしょうか。
今回は、住宅購入の際に必要な住宅ローンの支払頭金・シミュレーションや、各金融機関の住宅ローンの金利情報の調べ方についてご紹介します。知れば購入か賃貸どちらが自分に合っているのか検討する材料になるはずです。
無料で住まいの窓口に相談する【年収別】いくらの物件が買えるの?
自分の年収だと、いくらの家に住める? 購入できる物件を年収から計算
※「住宅費予算」= 自己資金(頭金+諸費用)と、住宅ローンで用意できる金額です。住宅ローンは「返せる額」で考えよう!
POINT住宅ローンの返済額は年収の25%以下に抑えるのがおすすめ
住宅ローンは金融機関から「借りられる額」ではなく、「返せる額」にすることがポイント。「借りられる」限度額まで借りてしまうと、将来、支出が増えたときに返済がかなり厳しくなります。
[返済比率25%とした場合の返済額と一般的な借入可能額の目安例]
| 年収 | 年間の 返済額 | 月々の 返済額 | 借入可能額 の目安 |
|---|---|---|---|
| 400万円 | 100万円 | 8万3,333円 | 2,820万円 |
| 500万円 | 125万円 | 10万4,267円 | 3,520万円 |
| 600万円 | 150万円 | 12万5,000円 | 4,230万円 |
| 700万円 | 175万円 | 14万5,833円 | 4,940万円 |
| 800万円 | 200万円 | 16万6,667円 | 5,640万円 |
無理のない返済比率は? “借入額と頭金”を考える
無理のない返済比率とされる年収の25%で計算した借入可能額もぜひ参考にしてみてください。
[一次取得者の購入資金]
![[一次取得者の購入資金]グラフ](https://www.homes.co.jp/cont/wp-content/uploads/cont/93890/img/img01.jpg)
あなたはいくらまで借りられる? 住宅ローンを計算
- 「住宅ローンを借りた場合返済額はどうなるの?」
- 「利息はいくらぐらい?」
- 「今の家賃を払い続けるより、買った方がお得なの?」
そんな疑問をお持ちの方は、まず住宅ローンシミュレーションで試算してみましょう。
住まい購入にかかるお金について知る
こんな段階の初心者向け
- 家を買おうと思ったら、頭金はいくら必要?
- 住宅ローンはどこで借りればいいの?
- そもそも、いったい何から考えればいいの?
そんな疑問をお持ちの方は、まず住宅ローンシミュレーションで試算してみましょう。
こんな段階の初心者向け
- 家を買うのに、何からやればいいのかまったく分からない
- ライフプランを立てたことがない
そんな疑問をお持ちの方は、まず住宅ローンシミュレーションで試算してみましょう。
【手順まとめ】マイホーム購入マニュアル
| ステップ1 | 頭金・自己資金を考慮し無理のないプランで、マイホームの予算を決める |
|---|---|
| ステップ2 | 「金利の高低」、「金利のタイプ」、「返済方法」の3つの観点から住宅ローンを選ぶ |
| ステップ3 | マンションか一戸建てか、新築か中古かなど、住まいのタイプを決める |
| ステップ4 | 信頼できる不動産会社を選ぶ |
| ステップ5 | 住まい購入時に受けられる特別控除を確認する |
| ステップ6 | 重要事項説明を受け、契約する |
迷ったらじっくり比較検討してみよう
35年住宅ローンと家賃はどちらが得?マンションの購入と賃貸

- マンション購入と賃貸では賃貸の方が35年目までは費用が少ない(35年でローンを組んだ場合。その後は徐々に差が縮まる)
- 住宅ローン減税など補助金の恩恵は購入した場合にしか申請できない(ただし申請者全員が適用されるわけではない)
- マンションの購入がおすすめなのは、老後の資金計画が心配な場合や資産を保有したい人
- マンションの賃貸がおすすめなのは、転勤が多い人や生活環境を定期的に変更したい人
「購入」「賃貸」どっち? 転勤、結婚、出産など"ライフスタイル"で変わること

- 転勤族は購入のタイミングについてよく家族と話し合う
- 賃貸の場合は年を取ると部屋を貸してもらいにくくなる可能性を考えて老後の住処を早めに確保する
- 親の介護が必要になる可能性があるなら、自宅の二世帯・バリアフリーのリフォーム費用を想定しておいたり、スムーズに自宅を手放せるように売りやすい物件を購入したりしておくのがおすすめ
一生賃貸?それとも購入して持ち家?それぞれのメリット・デメリットを考えてみる

- 一生賃貸の場合、老後の家賃をどうするか、ライフプランを考えておく
- 持ち家と賃貸のどちらが楽なのか、大変なのかは一概にはいえずそれぞれ一長一短がある
- 賃貸に住み続けるのであれば老後の家賃確保に向けて計画を立てよう
住宅ローンについて知ろう
住宅ローン「フラット35」とは? 4つのメリットを解説
- 住宅ローンは「全期間固定型」「変動型」「固定期間選択型」の3つの金利タイプがあり、フラット35は「全期間固定型」に相当する
- 「フラット35」のメリットや条件
- 1. 最長で35年間固定金利
- 2. 保証料・保証人も必要なし
- 3. 繰り上げ返済の手数料無料
- 4. 独自の基準での審査がある
銀行の住宅ローン金利は実際いくら? 店頭金利と適用金利の違いを知ろう
- 住宅ローン金利には、もともと設定されている「店頭金利」(基準金利)とそこから割引されて実際に顧客が利用できる「適用金利」の2つがある
- 広告の表示を正しく読み取り、自分に合ったタイプでローンを組むことが大切
- 「店頭金利」(基準金利)か「適用金利」、どちらのタイプがよいのかは、ライフプランや返済額の安定度などを考えて検討するのがおすすめ
もし住宅ローンの支払いができなくなったらどうする?
- 住宅ローンの返済が難しくなったら「条件変更」を検討しよう
- 疾病特約付きの団体信用生命保険に加入していると、返済が免除になることも
- 返済できなくなったら、まずは金融機関に相談を
賃貸にも、購入にもそれぞれメリット・デメリットがあります。
また購入の際、一番気になるのが、住宅ローンのことかもしれません。一見ややこしそうで、難しそうな住宅ローンですが、金利やいくら払っていくのかなど、シミュレーションすることで、将来のことが見えてきます。
これから住まいの購入を検討している方は、悩むより先に住宅ローンについて知ることで、より理想的な暮らしを手に入れることができるのではないでしょうか。
更新日: / 公開日:2019.03.29
















