5LDKに必要な広さは延床面積40〜45坪が目安
5LDKの間取りで快適に暮らすには、延床面積で約40坪〜45坪(約130㎡〜150㎡)以上が目安となります。LDKは最低18〜20畳以上確保すると大型家具を置いてもゆとりが生まれます。
詳しくは、「5LDKとはどんな間取り? 必要な広さ(延床面積・畳数)の目安」をご覧ください。
住宅タイプごとの動線や広さの制限に注意する
2階建ては家族間のコミュニケーションを保つ階段動線、平屋は回遊動線と広大な土地の確保、マンションや建売は1室あたりの広さ不足や物件数の少なに注意が必要です。
詳しくは、「【住宅タイプ別】5LDKの間取りで気を付けるべき注意点」をご覧ください。
将来の生活変化を見据えた可変性ある部屋配置を行う
将来の子ども独立や老後に備え、可動間仕切りで部屋を区切れる工夫や、1階で生活が完結するバリアフリー動線を意識して配置を計画することが後悔を防ぐ鍵です。
詳しくは、「後悔しない5LDKの間取りづくり・部屋配置のポイント」をご覧ください。

5LDKの間取りを検討中の方へ。必要な延床面積や畳数の目安をはじめ、2階建て・平屋・マンション・建売住宅ごとの注意点を分かりやすく解説します。
家族構成に合わせた部屋の割り振りや家事動線の工夫、将来を見据えた間取りづくりのポイントが分かります。
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5LDKとは、リビング・ダイニング・キッチン(LDK)に加えて、5つの独立した部屋(居室)がある間取りのことです。これから子どもが増えたり、二世帯住宅を検討したり、テレワーク用の書斎が必要になったりと、スペースに余裕のある住まいを求める方から注目されています。

 

本記事では、5LDKの間取りを検討している方に向けて、必要な広さの目安や、住宅タイプ(2階建て・平屋・マンション)ごとの注意点、失敗しない部屋の割り振り方を分かりやすく解説します。

 

 

5LDKは、家族それぞれの個室を確保しつつ、客間や趣味の部屋などを設けることができるゆとりのある間取りです。しかし、部屋数が多い分、快適に暮らすためには十分な広さ(延床面積)が必要になります。

 

まず、国土交通省の「住生活基本計画」によると、豊かな住生活を送るために必要とされる広さの目安(誘導居住面積水準)は、4人家族で125㎡(約38坪)、5人家族で150㎡(約45坪)とされています(郊外の戸建てなどの一般型の場合)。

 

参照:国土交通省「住生活基本計画(全国計画)」

この基準を踏まえると、5LDKの間取りを実現するためには、延床面積で約40坪〜45坪(約130㎡〜150㎡)以上確保できると理想的です。

 

各部屋の広さの目安としては、LDKは最低でも18畳〜20畳以上ないと、大型のダイニングテーブルやソファを置いたときに窮屈に感じやすくなります。また、主寝室は8畳〜10畳、子ども部屋は各5畳〜6畳、その他の部屋は4.5畳〜6畳程度で割り振るのが一般的です。

 

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5LDKの住まいは、2階建てや平屋といった一戸建てから、建売住宅、マンションまでさまざまな選択肢があります。ここでは、住宅タイプ別に間取りを考える際の注意点を解説します。

 

2階建てで5LDKを作る場合、1階と2階で生活空間が分かれるため、個々のプライバシーを確保しやすいというメリットがあります。

 

一方で注意したいのが、「家族間のコミュニケーションが減るリスク」です。たとえば、玄関から直接2階へ上がる階段(独立階段)にすると、子どもが帰宅してそのまま自分の部屋に直行してしまい、顔を合わせる機会が少なくなる可能性があります。

 

対策として、リビング内に階段を設ける「リビング階段」を採用すると、必ずリビングを通って2階へ行くため、自然とコミュニケーションが生まれやすくなります。ただし、リビング階段は冷暖房の空気が2階へ逃げやすくなるため、高気密・高断熱の住宅構造にするか、階段の登り口にロールスクリーンなどを設置する工夫が必要です。

 

すべての部屋がワンフロアに収まる平屋は、階段の上り下りがないため、老後も安心して暮らせるのが大きな魅力です。しかし、5LDKの平屋を建てるには、いくつかの高いハードルがあります。

 

まず、1階部分だけで5つの居室と広いLDKを配置するため、約50坪〜60坪以上の広い土地が必要になります。土地代が高くなるうえ、基礎部分や屋根の面積も大きくなるため、2階建てに比べて建築費用が割高になりやすい点に注意が必要です。

 

また、建物が横に広くなるため、「端の部屋からトイレや洗面所までが遠い」「建物の中心部にある部屋の風通しや日当たりが悪くなる」といった問題が起きやすくなります。回遊できる動線を設計したり、中庭(コートヤード)を設けたりして、快適性を確保することが大切です。

 

建売住宅やマンションで5LDKを探す場合、あらかじめ決められた間取りの中から自分たちのライフスタイルに合うものを見極める必要があります。

 

注意すべきは、「無理やり5部屋を作っていないか」という点です。限られた専有面積の中で部屋数を確保した結果、「各部屋が4.5畳以下でベッドと机を置いたら身動きが取れない」「収納スペースが極端に少ない」といった失敗例も少なくありません。

 

また、マンションにおいて5LDKの間取りは供給数が非常に少なく、都心部の高級物件などに限られる傾向があります。新築だけでなく中古マンションも視野に入れたり、「本当に5部屋必要なのか、4LDK+広いリビングで代用できないか」を再検討したりすることも一つの方法です。

 

 

せっかくの5LDKも、部屋の配置や動線計画を間違えると使い勝手の悪い家になってしまいます。ここでは、後悔しない間取りづくりの実践的なポイントを紹介します。

 

まずは、誰がどの部屋を、どのような目的で使うのかを具体的にイメージしましょう。たとえば、「子ども3人+夫婦」の5人家族の場合、以下のような割り振りが考えられます。

 

  • 1階:LDK(20畳)、客間兼和室(4.5畳)
  • 2階:主寝室(8畳)、子ども部屋1(5畳)、子ども部屋2(5畳)、子ども部屋3(5畳)

 

また、二世帯同居の場合は、親世代の寝室を水回りに近い1階に配置し、子世代の部屋を2階にまとめることで、生活リズムの違いによるストレスを軽減できます。

 

5LDKのような人数の多い家庭では、朝の通勤・通学時間帯に洗面所やトイレが混雑しがちです。洗面ボウルを2つ並べた「ダブル洗面台」を採用したり、1階と2階の両方にトイレを設置したりすると、朝の支度がスムーズになります。

 

また、音に対するプライバシーへの配慮も重要です。たとえば、1階の親世代の寝室の真上に、2階の子ども部屋やトイレを配置すると、足音や排水音が響いて睡眠を妨げる原因になります。上下階での部屋の配置には十分に注意しましょう。

 

家は長く住むものなので、将来の家族構成の変化(可変性)も見据えておくことが大切です。

 

子どもが独立した後に、5LDKのうち2〜3部屋が空き部屋(物置状態)になってしまうケースは珍しくありません。最初は2つの部屋をつなげて1つの広い部屋として使い、将来的に壁や可動式間仕切りで2部屋に分けられるように設計しておくと、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。

 

さらに、老後に備えて、1階だけで生活が完結する間取り(1階にLDKと寝室、水回りを集約する)や、段差をなくすバリアフリー設計を取り入れておくのもおすすめです。

 

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5LDKは、広々としたリビングと十分な個室を確保できる魅力的な間取りですが、延床面積で約40坪〜45坪の広さが必要になるなど、土地や費用の面でハードルが高くなります。

 

住宅タイプ別の注意点を把握し、家族の現在のライフスタイルだけでなく、10年後・20年後の使い道も見据えて、最適な部屋割りや動線計画を立てることが重要です。本当に5部屋が必要なのかをじっくり検討し、家族全員が快適に暮らせる理想の住まいを見つけてください。

 

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Q.1 5LDKは何人家族向けの間取りですか?

A.1 夫婦と子ども3人の5人家族や、親世帯と同居する二世帯住宅など、4〜6人家族に最適な間取りです。客間や書斎を確保したい場合は、3〜4人家族でも5LDKを選ぶケースがあります。

Q.2 5LDKの一戸建てを建てるには何坪の土地が必要ですか?

A.2 2階建ての場合は、駐車場の有無や建ぺい率にもよりますが、おおよそ40坪〜50坪程度の土地が必要です。平屋で5LDKを建てる場合は、さらに広く、約60坪以上の土地が目安となります。

Q.3 5LDKのメリットとデメリットは何ですか?

A.3 メリットは、家族全員の個室を確保でき、プライベートな時間を充実させやすい点です。デメリットは、建築費用や購入費用が高くなることや、部屋数が多い分、掃除の手間が増え、将来的に空き部屋を持て余す可能性がある点です。

更新日: / 公開日:2019.05.30