現代ではマンションや西洋風の住宅も増え、日本家屋のよさと言われても、いまひとつピンとこない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、昔ながらの日本家屋のよさと、特徴的な間取りについて紹介します。これから自宅を新築したいと考えている方や、昔ながらの日本家屋に憧れている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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日本家屋の魅力としては、以下のような点が挙げられるでしょう。

昔ながらの日本家屋は、建材が天然木や土、漆喰などであり、合板やビニル製のものなどに比べて調湿機能の高いものが多く使われています。「家が呼吸する」かのように自然に、よい空気や湿度が保たれる仕組みが取り入れられています。

家を守る「瓦」は断熱性や防音性、防火性が高い、通気性がよいなどとして知られる屋根材です。日本家屋の耐久性の高さを守ってきたものだとも言えるでしょう。近年は現在の家屋のつくりに合わせて軽量化されたものも登場しています。

木材でつくられた家の耐久性は高く、歴史的な建築物も100年を超えてもなお良好な状態を維持している例はたくさんあります。

 

柱を立てる技術や梁を組む技術が非常に洗練されているのも理由の一つですが、木材が軽く、柔軟性が高いということもあります。

 

柔軟性が高いという特徴は、そのまま耐震性の向上にもつながります。

 

では、日本家屋独特の間取りについて考えてみましょう。

日本家屋の代表的な間取りである、畳の部屋があります。敷物がなくても座りやすく、椅子などの家具がなくても快適に過ごせる場所です。

 

布団を敷いて寝室にする場合も布団の湿気をうまく逃がしてくれるなどの利点があります。「畳の匂いが好き」という方も多いように、人に癒やしを与えてくれる部屋となる場合もあります。

以下のような「これぞ日本家屋」といった伝統的なつくりがあります。

ポイント

  • 縁側
  • 和室から張り出した板張りの部分
  • 床の間
  • 和室の一角につくられる、畳の床より一段高い場所。掛け軸や置物、生けた花などを飾る
  • 書院
  • 床の間の横につくられる座敷飾りで、障子窓がある。縁側に、はみ出すような形になっている

これらを現代の家に取り入れてもいいでしょう。見栄えがよいだけでなく、夏を涼しく過ごす工夫、外の風景を楽しむ工夫もされています。

玄関が土間(床材を張らない床)になっているのが玄関土間です。現代では石やコンクリート、タイルなどで仕上げ、より扱いやすく過ごしやすいものをつくることができます。

 

昔は土間が台所と繋がっていたり、農作業をしたり、それらの道具を置いたりする場所でした。現代は自転車やベビーカー、アウトドア用品、趣味のものを置く場として利用することができ、玄関の機能として改めて見直されています。

ふすまは部屋を仕切る引き戸の役割を持つものですが、ドアよりも簡単に外すことができるため、必要なときだけ広い空間をつくるのに役立ちます。

 

自宅に親戚や近所の方々を招き催事を行うことが多かった昔は、ふすまを利用して部屋の大きさを変えていました。

「引き戸」は日本独特の文化と言えます。

 

ドアは開けるときにドアが開くだけのスペースが必要ですが、引き戸は壁沿いにレールを付けることで、そのスペースがなくても開け閉めが可能です。これにより、間取りや家具の配置の自由度が上がります。

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日本家屋には昔からの知恵がたっぷりと詰め込まれており、そこに住む人々が1年を通してできるだけ過ごしやすく、使いやすくする工夫がなされています。これを現代の家屋に活かすのは、決して無駄なことではありません。

 

すべての住宅に採用するのは難しいことですが、家の一部だけでも日本家屋の機能を取り入れてみるのもおすすめです。

 

見栄え、機能、価格とのバランスを考え、家族とよく相談してみてください。

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更新日: / 公開日:2019.03.29