登記事項証明書とは?

2008年に全国の登記簿の記録がコンピューター化され(移行が適さない登記簿を除き)登記記録をコンピューターからプリントアウトして認証したものを登記事項証明書として交付をしています。登記簿謄本のなかには縦書きで、かつ、筆の手書きで記入されていた箇所もあり大変読みづらいものもあったのですが、コンピューター化により全てが活字となり、そして横書きとなったので大変読みやすくなりました。

そして、登記簿謄本はその不動産の管轄でしか取得できなったのですが、オンライン化により現在では全国の登記事項証明書をどの法務局においても交付を受けられるようになりました。例えば、東京都渋谷区の不動産の登記事項証明書を北海道・札幌法務局で取得できるのです。

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登記事項証明書

不動産における登記事項証明書の種類

登記記録がコンピューター化されたことにより、下記のようにいろいろな登記事項証明書が発行されるようになりました。例えば 一筆の土地を100人で共有している場合に 「その土地のAさん名義の部分だけの証明書」が必要なのに「履歴事項証明書」を請求すると「共有者100人分の記録を記載した証明書」が交付され何十枚もの履歴事項証明書が出てくることにもなりかねません。この場合であれば「その土地のAさん名義の部分だけの履歴事項一部証明書」の請求をすれば、用途に応じた必要な少ない枚数の証明書を取得することができます。

●全部事項証明書・・・登記記録(閉鎖されたものを除く)に記録されている事項の全部
●現在事項証明書・・・登記記録に記録されている事項のうち現に効力を有するもの
●一部事項証明書(何区何番事項証明書)・・・権利部の相当区に記録されている事項のうち請求に係る部分
●閉鎖事項証明書・・・閉鎖された登記記録  など

登記事項証明書の取得方法

登記事項証明書の取得は法務局等に対して行わなければならず、その不動産の所在・地番(住所とは違う番号がほとんど)等が分からないと取得できません。例えば「この住所の土地の登記事項証明書」が必要であれば、事前にその不動産の管轄法務局へ「地番」の確認が必要となります。電話で「住所・所有権を持つ人の名前(所有者)等」を伝えれば「地番」を教えて貰えます。

登記事項証明書の取得には下記のように3通りの方法があります。(全て1通に付50枚までの記録用紙)

① オンラインの請求で登記事項証明書を法務局の窓口によって受取る場合は1通に付、手数料480円
② オンラインの請求で登記事項証明書を送付によって受取る場合は1通に付、手数料500円
③ 国の法務局等の窓口において「登記事項証明書交付申請用紙」に必要事項を記入をして窓口に申請をする場合は1通に付、手数料600円

オンラインでの請求には法務省のホームページから確認できます。
法務局の所在・管轄については法務局のホ-ムページにて確認できます。

「登記情報提供サービス」が便利

また、法的な証明力はありませんが、登記の内容を確認するだけであれば、登記情報提供サービスの利用が便利です。このサービスを利用すれば、登記所が保有する登記情報を、インターネットを利用して、パソコンの画面上で確認することができます。

料金も、全部事項で335円、地図・図面で365円と、窓口で請求するよりリーズナブルです。

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