1LDKの広さは3人世帯の最低水準ぴったり
1LDKの一般的な広さ(40㎡〜45㎡)は、国土交通省が定める3人世帯の「最低居住面積水準(40㎡)」に当てはまります。スペースに余裕があるわけではないため、家族3人で無理なく快適に暮らすには、不要なモノを手放すミニマリスト的な思考と空間活用の工夫が前提となります。
詳しくは、「1LDKはどのくらいの広さ?」をご覧ください。
ベッド廃止や断捨離で居住スペースを確保
ベッドを手放して布団生活に切り替えることで、日中の寝室を子どもの遊び場として活用できます。服や食器は「1年以上使っていないもの」を基準に手放し、バスタオルの廃止や子どもの作品のデジタル化を取り入れることで、収納の圧迫を大幅に減らせます。
詳しくは、「1LDKでミニマリスト的な生活をするには」をご覧ください。
固定費節約や家事時短が狙えるが限界期あり
1LDK暮らしは家賃や光熱費の節約、掃除の手間の削減、家族のコミュニケーション増加というメリットがあります。一方で一人時間の確保が難しく、子どもの成長(小学校入学前後)に伴い手狭になるため、将来の住み替え前提で計画を立てることが大切です。
詳しくは、「ミニマムな1LDKに家族で住むメリット」をご覧ください。

 ミニマリスト夫婦で暮らすには不自由ない1LDKに、子どもが生まれた後も暮らし続ける場合、多少手狭になることが考えられます。しかし、ミニマリスト的な生活を送るのであれば、家族3人で無理なく暮らすこともできます。そこで、1LDKで家族3人での暮らしをするために断捨離するべきモノや、メリットやデメリットなどについてまとめました。
賃貸物件を探す1LDKの物件を探す

夫婦で暮らすには不自由ない1LDKに、子どもが生まれた後も暮らし続ける場合、多少手狭になることが考えられます。しかし、ミニマリスト的な生活を送るのであれば、家族3人で無理なく暮らすこともできます。そこで、1LDKで家族3人での暮らしをするために断捨離するべきモノや、メリットやデメリットなどについてまとめました。

ミニマリスト

 

1LDKとは、居室1つと8畳以上のリビングダイニングキッチンがある間取りをいいます。居室の広さには決まりがなく、リビングダイニングキッチンも8畳の物件もあれば10畳や12畳といった物件もあるため、専有面積は物件によって異なります。

 

1LDKは30㎡〜50㎡の物件が多く、40㎡〜45㎡くらいの広さがボリュームゾーンです。

 

国土交通省の「住生活基本計画」によると、健康で文化的な住生活を営むための基礎として必要不可欠な住宅の面積を示す「最低居住面積水準」は、3人世帯の場合「40㎡」とされています。

 

一般的な1LDKの広さは、この3人世帯の最低水準をぎりぎり満たすレベルです。そのため、1LDKで家族3人が快適に暮らすには、不要なものを手放し、空間を最大限に活用するミニマリストの視点が欠かせません。

 

参考:国土交通省「住生活基本計画(全国計画)における居住面積水準」
参考:公益社団法人不動産公正取引協議会連合会「DK(ダイニング・キッチン)及びLDK(リビング・ダイニング・キッチン)の広さ(畳数)の目安となる指導基準」

 

家族3人で一般的な広さの1LDKで暮らしていくには、最小限必要なモノで暮らすミニマリスト的な生活を心がけるといいでしょう。どんなものを断捨離・整理したらよいのか、具体的な基準とともに例を挙げていきます。

 

食器
食器は持っていても使わなかったり、欠けてしまっているモノがあるのではないでしょうか。特にマグカップやグラス類は、家族用や来客用として必要な数を超えて持っていることが少なくありません。「1年以上使っていない食器は手放す」「来客用は必要最低限にする」など、明確な基準を設けて処分すると、食器の出し入れがしやすくなる、キッチンのスペースが空くといったメリットが生まれます。

 

服
「いつか着る」と思っている服でも、着ていないのであれば必要ではないことが多いです。「1年間着なかった服は手放す」「1着買ったら1着手放す」といったルールを作り、着回ししやすいワードローブを中心に残すのがおすすめです。捨てるのがもったいない服は、フリマアプリやリサイクルショップで売る方法もあります。

 

本や本棚
読書が好きな人は本を買うたびに本がたまっていきますが、増え続ける本を収納するにはスペースが必要です。本棚を置かずに、ラックの一段分など「本の収納スペースはここだけ」と決めて、入りきらない分は処分するようにしていけば、本のスペースをさほど確保せずに済みます。あるいは、本を購入するのをやめて図書館を活用したり、電子書籍に移行したりすると、お財布にもやさしく、省スペースにつながります。

 

ミニマリスト

 

バスタオル
バスタオルはフェイスタオルよりも収納スペースが必要になります。バスタオルをなくしてフェイスタオルに統一したり、「1人につきバスタオルは2枚まで」と枚数を制限したりすることで、収納スペースを大幅に削減することが可能です。最近では、バスタオル代わりになる大きめのサイズのフェイスタオル(ミニバスタオル)も市販されています。

 

子どもの作品
保育園や幼稚園、小学校で制作する絵や工作などの子どもの作品は増え続け、すべてを保管しておくにはスペースが足りなくなります。「お気に入りの数点だけを飾り、それ以外はスマートフォンなどで撮影して画像で残し、実物は処分する」といったルールを家族で相談して決めることを検討してみましょう。

 

ベッド
1LDKの場合、リビングダイニングを含めて2つの部屋しかありません。居室が4畳半や6畳程度の場合は、家族3人分のベッドを置くことが難しいケースがあります。また、ベッドを置いてしまうと寝室としてしか使えず、限られたスペースを有効に使いにくくなります。そこで、ベッドを手放して布団で寝ることにすれば、日中は布団をたたんで部屋を広く使い、子どもの遊び場にすることも可能です。

 

ただし、フローリングに布団を直接敷くと湿気でカビが生えてきやすいのが難点です。通気性を確保するため、以下の対策を取り入れましょう。
・折りたたみ式やロール状のすのこマットを布団の下に敷く
・布団の下に調湿マット(除湿シート)を敷く
・日中は布団を上げ、定期的に天日干しや布団乾燥機を活用する

 

また、置き畳を敷くと、いぐさの調湿効果が期待できるうえに、日中はキッズスペースとして使えるので便利です。

 

ミニマリスト

 

コンパクトな暮らしを始めるなら

ミニマリストの視点を持てば、1LDKでも家族3人で快適に暮らす工夫ができます。家賃を抑えつつ、充実した生活を送れる1LDK物件を探してみませんか?

1LDKの物件を探す

 

1LDKに家族3人で住むことにはいくつかのメリットがあります。1LDKは2LDKや3LDKに比べて、同じ立地条件や築年数の物件の場合、家賃が安く抑えられます。また、家賃だけではなく、冷暖房を効かせる空間が少ないため電気代も抑えられる場合が多く、節約につながるでしょう。

 

さらに、部屋数が少なくコンパクトな分、掃除や片付けの手間がかかりません。生活の基本スペースがリビングダイニングと寝室の2つになるため、家族が自然に一緒に過ごす時間が長くなり、コミュニケーションが生まれやすいことも大きなメリットです。

 

一方で、1LDKでの家族暮らしにはデメリットもあります。広さの問題から親戚や友人を多く呼びにくく、部屋数がないため泊まってもらうことは難しいでしょう。

 

また、最大の課題は「子どもの成長に伴うプライベート空間の不足」です。子どもが赤ちゃんのうちは問題なくても、小学校に入学し学習机が必要になったり、一人で寝るようになったりするタイミング(小学校入学前後〜低学年頃)で、1LDKではどうしても手狭になります。そのため、いずれは住み替えが必要になるという前提で資金計画を立てておくことが大切です。

 

ミニマリスト

 

3人家族での1LDKの暮らしにはメリットもデメリットもありますが、家族のライフスタイルによって向き不向きが分かれます。

 

「なるべく家族一緒に過ごしたい」「家賃を抑えて貯蓄や趣味に回したい」という価値観の家族には、1LDKのミニマムな暮らしが向いています。

 

一方で、「仕事や趣味などで、一人で集中する時間が不可欠」「夜勤があるなど、夫婦で起きる時間や寝る時間が大きくずれている」という家族の場合は、逃げ場となる別室がない1LDKでは、睡眠不足やストレスなど暮らしにくさを感じる可能性が高くなります。

 

自分たちの生活リズムや、何を優先したいかという価値観をもとに、ミニマムな1LDKの暮らしが合っているか話し合ってみましょう。

 

  • 1LDKは居室一つと8畳以上のリビングダイニングキッチンがある間取りで、40㎡〜45㎡くらいの賃貸物件が多い。
  • 1LDKで家族3人でミニマリスト的な生活をするには、明確な基準を設けて食器や服、本などを断捨離し、ベッドを布団に変えるなどの工夫が必要。
  • ミニマムな1LDKでの暮らしは、固定費の節約につながり、家族の距離が近くなるといったメリットがある。
  • 一方で、人を呼びにくい点や、夫婦の生活リズムが異なる場合はストレスになりやすいといったデメリットもある。

 

理想の住まいを見つけるために

今の暮らしを見直し、もっと自分たちに合った住環境を探してみませんか?エリアや家賃、設備など、さまざまな条件から希望の物件を検索できます。

賃貸物件を探す

 

Q.1 1LDKでの3人暮らしは、子どもの年齢がいつ頃まで可能ですか?

A.1 一般的には、子どもが小学校に入学する前後がひとつの目安になります。学習机が必要になったり、一人で寝る練習を始めたり、子どもの持ち物が増えたりする時期になると、1LDKではプライベート空間の確保や収納の面で限界を感じやすくなります。

 

Q.2 1LDKで収納が足りない場合はどうすればいいですか?

A.2 まずは、1年以上使っていないものを処分するなど、徹底的な断捨離を行いましょう。それでも足りない場合は、トランクルームを借りて季節外の衣類やレジャー用品を預けたり、ベッド下やデッドスペースを活用できる収納アイテムを取り入れたりする工夫が考えられます。

 

Q.3 布団生活にするとカビが心配です。対策はありますか?

A.3 フローリングに直接布団を敷くと湿気がこもりやすいため、布団の下に折りたたみ式の「すのこマット」や「調湿マット(除湿シート)」を敷くのが効果的です。また、日中は必ず布団を上げ、定期的に天日干しや布団乾燥機を使用して湿気を逃がすようにしましょう。

更新日: / 公開日:2019.01.21