公園や交通量の多い幹線道路に面した窓や、ピアノなどの楽器を弾く部屋の窓などは、防音性の高い防音サッシを入れましょう。
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住宅がもし交通量の多い幹線道路や鉄道、騒音の出る工場や公園などに面していたら、その方向につく窓には、「防音サッシ」とよばれる遮音性の高い窓がついていることが望ましいです。防音サッシは、窓枠とガラスの組み合わせで実現するもので、例えばガラスのみを防音性が高いものにしても、効果はあまり期待できません。サッシの遮音性を示す指標にJISで定められた「T値」があります。また、リフォームで防音効果を高めたい場合は、既存の窓の室内側にもう一枚サッシを追加する「二重サッシ」にする方法があります。二重サッシの取り付けはマンションでも可能です。サッシの遮音性能はただ高ければよいというものではなく、外部環境との関係を考慮し、適切なものを選ぶようにしましょう。

 

防音窓

防音窓

サッシの遮音性能を知るには「T値」を確認しましょう。T値とは、屋内・外への音の出入りをどの程度遮断することができるかを示す性能です【表1】。

 

例えば外部騒音が80dB(デシベル)の時に、T-1(25等級線)のサッシなら、サッシを通過して内部では55dBまで下がることになります。T-2(30等級線)の場合は、内部で50dBまで下がります。Tのうしろに続く数字が大きいほど、遮音性が高いことを示します。80dBは、街頭の雑踏や交差点で発生する「きわめてうるさい」レベルの音で、それがT-1やT-2の防音サッシを使うことで55dB~50dBの「日常生活で望ましい範囲」まで下がることになります。一般的な防音サッシはT-1またはT-2のことが多いようです。また、T-4等級を得られるのは二重サッシのみとなります。

 

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もしこれから家を建てるのであれば、騒音源の方向にあるサッシは最初から防音サッシを採用しましょう。リフォームですでにある窓の防音性を上げたい場合は、既存の窓を撤去して新しく防音サッシを取り付けることもできますが、窓枠まわりの外壁も一部壊さなければならなくなり、手間と工事コストがかかります。既存の窓はそのままで、室内側に内窓を追加し二重サッシにする方法が最も簡単でコストも抑えることができます。内窓は既存の窓の周りについている木枠部分を利用して取り付けます。内窓の設置だけなら、一か所につき一時間程度で取り付けできます。内窓のコストは、窓枠とガラスに、どのメーカーのどの仕様のものを使うかで変わってきますが、一般的な腰高窓W1690×H980㎜で8万円~13万円/箇所程度かかるようです。

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更新日: / 公開日:2013.09.13