通学時間が片道55.8分以上なら実家を出る目安
LIFULLの調査によると、通勤・通学時間が片道平均55.8分以上になると実家を出る傾向があります。毎日の通学に1時間以上かかる場合は、メリットとデメリットを比較して一人暮らしを検討してみましょう。
詳しくは、「一人暮らしと実家暮らし、どちらがいい?」をご覧ください。
部屋探しは入居希望日の1〜2ヶ月前から始める
スムーズに一人暮らしを始めるには、情報収集から内見、審査、契約までのスケジュールを逆算して動くことが重要です。進路が早めに決まった場合は、年内のうちから情報収集を始めるのがおすすめです。
詳しくは、「いつから始める?一人暮らしデビューまでのスケジュール」をご覧ください。
初期費用の目安は家賃の4〜6ヶ月分
物件を借りるための初期費用として、敷金・礼金や仲介手数料、前家賃など家賃の約半年分が必要です。未成年の場合は親権者の同意書が求められるなど、学生ならではの必要書類についても事前に確認しておきましょう。
詳しくは、「初期費用はどのくらい?」をご覧ください。

一人暮らしにぴったりな物件家賃・賃料6万円以下の快適物件

進路選択の時、興味のある分野や大学のランクと同じくらいに決定要素となるのが、「自宅から大学までの距離」ではないでしょうか。

 

自宅から遠い距離ではないが一人暮らしという場合もあれば、遠いけど頑張って自宅から通学している人もいて、考え方は人それぞれです。

 

この記事では、これから一人暮らしデビューを検討する学生に向けて、実家暮らしとの違いや具体的なスケジュール、費用の目安まで詳しく解説します。

 

高校を卒業し、大学生活が始まる18歳は、法的に成人を迎えるタイミングでもあります。

 

実家からの通学は安心感があり、便利な面も多いですが、自立を目指す気持ちがあるなら、一人暮らしも選択肢の一つです。

 

自由な生活を求めたり、夜遅くまで外出したいという理由で一人暮らしを始める学生もいますが、実際には親のサポートがない生活は予想以上に大変だと感じることもあります。

 

実際に一人暮らしをしてみて、親の存在の大切さを実感する人も少なくないようです。

 

そんな一人暮らしに興味を持っている方に向けて、実家暮らしとの違いや、一人暮らしを始めるために必要な準備についてお話しします。

 

大学名から賃貸を探す 敷金礼金0(ゼロ・なし)物件

 

一人暮らしも実家暮らしも、それぞれにメリットとデメリットがあります。迷っている方は、以下の情報を参考にしてみてください。

 

実家を出るタイミングとして、通学時間がひとつの基準になります。

 

参考:LIFULL「『実家暮らし』に関する調査をLIFULL HOME’Sが発表」(2025年公開)

 

LIFULL HOME’Sが行った上記の調査では、通勤・通学時間が片道平均55.8分以上になると、通いづらさを理由に実家を出る傾向があることが分かっています。

 

毎日の通学時間が1時間を超える場合は、一人暮らしを検討するひとつのタイミングかもしれません。

自由な生活

 

一人暮らしでは、帰宅時間を気にする必要がありません。深夜や朝方の帰宅でも、自分の好きなようにスケジュールを立てられます。友人や恋人を自宅に招くことも自由です。

 

好きな立地で暮らせる

 

予算に合わせて、住みたい地域を選んで住むことができます。大学が近い場所、生活に便利な場所など、自分の好みに合った環境での生活は一人暮らしの魅力です。

 

授業の空き時間に気軽に帰れる

 

学校に近い場所に住めば、授業の合間に自宅で休憩することが可能です。また、サークル活動や研究で遅くなっても、終電を気にせずに済む点は大きな利点です。

家事の負担が少ない

 

一人暮らしでは、自分で家事をしなければなりません。実家暮らしなら、家事の負担が少なく、その分自分の時間を有効に使うことができます。

 

寂しくない

 

一人暮らしでは、時折、孤独を感じることがあります。しかし、実家ではいつも家族が近くにいるため、そうした寂しさを感じにくいです。

 

お金がかからない

 

家賃や光熱費、食費など、一人暮らしでは多くの費用がかかります。実家暮らしなら、これらの費用を抑えることができ、経済的にも楽です。

 

学生の一人暮らしデビューに向けて、いつからどのような手順で動けばよいのか、具体的なスケジュールを把握しておくことが重要です。

 

おおまかな流れは以下のようになります。

  • 情報収集・部屋探し(1〜2ヶ月前)
  • 不動産会社への訪問・内見(1ヶ月〜2週間前)
  • 申し込み・入居審査(2週間〜1週間前)
  • 賃貸借契約の締結・初期費用の支払い(1週間前)
  • 引越し・ライフラインの手続き(入居直前〜当日)

 

推薦入試などで早めに進路が決まった場合は、年内のうちから情報収集を始めるのがおすすめです。

 

一般入試の場合は、合格発表後すぐに動き出せるよう、事前に住みたいエリアや家賃相場を調べておくとスムーズです。

 

どのような物件があるのか、まずは大学名や相場から希望条件に合うお部屋を探してみましょう。

 

大学名から賃貸を探す 家賃相場を調べる

 

気になるお部屋が見つかったら、実際に足を運んで内見(下見)を行います。間取りや日当たりだけでなく、学生ならではの視点でチェックしたいポイントがあります。

 

参考

「理想」と「現実」はどう違う? 一人暮らし初心者のギャップ調査
「理想」と「現実」はどう違う? 一人暮らし初心者のギャップ調査
はじめての一人暮らしをするのに希望していた条件と、実際に住んだ物件の条件はどのように異なるのでしょう…記事を読む

 

一人暮らしを経験した先輩たちからのアドバイスとして、次のことを事前に確認しておけばよかった、という意見が挙げられています。

  • ゴミ置き場などの共有部:「回収されずに残っているものがないか(住人のマナーチェック)」
  • 通勤・通学経路:「朝の通勤・通学ラッシュ時の電車の混み具合」
  • 周辺環境:「スーパーやコンビニ、病院など、生活環境が自分に合っているか」
  • 騒音の有無:「壁の厚さや、上の階の足音が響かないか」

 

また、防犯面も重要です。オートロックやモニター付きインターホンの有無、夜の周辺の明るさ(街灯の数)なども併せて確認しておきましょう。

 

オートロック付き物件 モニター付きインターホンのある物件

 

物件を借りる時は、引越し代や家電・家具の購入費のほかに、契約時にまとまったお金(初期費用)を支払う必要があります。

 

お部屋を借りるための初期費用は、一般的に家賃の4〜6ヶ月分が目安です。

 

さらに、新生活をスタートさせるためには、引越し会社への支払いや家具・家電の購入費用もかかります。

 

たとえば、家賃6万円の物件を借りて、すべての準備を行う場合、全体でいくらかかるのかのシミュレーション(目安)は以下のようになります。

項目一般的な目安家賃6万円の場合の目安
敷金・礼金各1〜2ヶ月分程度12万〜24万円
仲介手数料0.5〜1ヶ月分(+税)3万〜6.6万円
前家賃1ヶ月分程度6万円
その他物件費用(※1)別途実費約3万〜5万円
引越し代(※2)移動距離や時期による約3万〜8万円
家具・家電の購入費必要なものを新調する場合約10万〜15万円
総額の目安新生活スタートの総費用約37万〜64.6万円

※1 その他物件費用には、火災保険料(約1.5万〜2万円)や鍵交換費用(約1.5万〜2万円)、賃貸保証会社の利用料などが含まれます。

※2 引越し代は、2月〜4月の上京・引越しシーズン(繁忙期)になると、上記よりも割高になる傾向があります。

 

このように、家賃が6万円であっても、物件の契約から引越し、新生活の準備までを合わせると、総額で約40万〜60万円ほどのまとまった資金が必要になります。

 

ここからは、初期費用の主な内訳とそれぞれの仕組みについて詳しく見ていきましょう。

 

 

敷金は入居前に家賃の1〜2ヶ月分程度を支払い、退去時に部屋の修繕などに充てられ、残りは返金されます。

 

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」および2020年4月施行の改正民法により、経年劣化や通常の使用による損耗は原則として大家さん負担となることが明確化されています。

 

借主の故意や過失による傷がなければ、敷金は原則として返還されます。

 

一方、礼金の支払いも家賃の1〜2ヶ月分程度ですが、大家さんに感謝の意味合いで支払うお金なので返金されません。

 

物件を紹介してくれた不動産会社に支払う手数料です。

 

国土交通省の規定により、原則として家賃の0.5ヶ月分(税抜)以内、貸主・借主双方の承諾がある場合のみ最大1ヶ月分(税抜)以内と定められています。

 

入居日から翌月の家賃を、入居時にまとめて支払います。

 

未成年(18歳未満)の学生が賃貸借契約を結ぶ場合、親権者の同意書が必要です。

 

18歳以上で成人している場合でも、学生本人は安定した収入がないケースが多いため、親が契約者(借主)となるか、親に連帯保証人になってもらうのが一般的です。

 

契約時には以下の書類が求められることが多いため、早めに準備しておきましょう。

  • 契約者(または保証人)の住民票
  • 契約者(または保証人)の印鑑証明書
  • 学生証または合格通知書(学生本人が入居することを証明するもの)
  • 契約者の収入証明書
大学名から賃貸を探す 一人暮らしにぴったりな物件

 

一人暮らしでの生活を快適に過ごすためには、周りの住民とのトラブルは極力避けたいものです。

 

集合住宅においての最低限のマナーを見直してみましょう。

  • 夜9時以降は騒がない、音の出る家電の使用を控える
  • ゴミは収集日の前日ではなく当日に出す
  • 引越しをしたら、上下、両隣に挨拶する
  • ベランダで喫煙しない、大声で話さない
  • 家の中での足音に気をつける

物件の構造にもよりますが、ドタバタとした足音や掃除機の音などの騒音は、自分が思っている以上に大きく下階に響いていることがあるので、注意が必要です。

 

引越し日が近づいてきたら、複数の引越し会社から見積もりを取り、無理のない計画を立てましょう。

 

勉学・アルバイト・遊びとなにかと忙しい大学生にとって、住む場所が便利な立地というのは大切なポイントです。

 

物件を探す時は、まず大学の近くに住めそうな所がないかどうかを確認してみましょう。

 

学部にもよりますが、大学3、4年生にもなると授業数が減り、授業と授業の間に空き時間ができるようになります。

 

そのような時は、家が大学から近いと、空き時間のうちに一旦家に戻ってほっと一息ついたり、あるいは溜まった家事をしたりと有意義に時間を使うことができます。

 

さらに、大学付近のアパートやマンションには、同じ大学に通っている学生が多く住んでいる可能性が高いことから、安心感が得られます。

 

大学によって、その大学に通う学生だけが住むことができるマンションもあるようです。

 

初めて親元を離れて一人暮らしを始める学生にとって、住んでいる建物に同じ大学の学生がいることは、これからコミュニティを構築していく上でも、メリットが大きいといえます。

 

通学時間や大学の場所から、自分に合ったお部屋を探してみてください。

 

大学名から賃貸を探す オートロック付き物件 一人暮らしにぴったりな物件 家賃・賃料6万円以下の快適物件

Q.1 大学生が一人暮らしに向けた部屋探しを始めるベストなタイミングはいつですか?

A.1 推薦入試などで進路が早く決まった場合は、年内のうちから情報収集を始めるのがおすすめです。一般入試の場合は、合格発表後すぐに動き出せるよう、事前に住みたいエリアや家賃相場を調べておくとスムーズです。

Q.2 一人暮らしを始めるための費用は総額でどのくらいかかりますか?

A.2 物件を借りるための初期費用(家賃の4〜6ヶ月分)のほか、引越し代や家具・家電の購入費がかかります。たとえば家賃6万円の物件を借りる場合、新生活スタートに必要な総額は約40万〜60万円が目安となります。

Q.3 学生が賃貸契約を結ぶ際に必要な書類は何ですか?

A.3 契約者(または保証人)の住民票や印鑑証明書、収入証明書のほか、学生本人が入居することを証明する学生証または合格通知書が必要です。また、未成年の場合は親権者の同意書が求められます。

Q.4 部屋を内見する際、どのような点に注意すればよいですか?

A.4 間取りや日当たりだけでなく、ゴミ置き場の状況(住人のマナー)や朝の通勤・通学ラッシュの混雑具合を確認することが大切です。また、オートロックや夜間の周辺の明るさなど、防犯面も併せてチェックしましょう。

Q.5 実家暮らしと一人暮らしのどちらにするか迷っています。判断基準はありますか?

A.5 通学時間が片道平均55.8分以上になると、通いづらさから実家を出る傾向があるという調査結果があります。毎日の通学時間が1時間を超える場合は、一人暮らしを検討するひとつの目安かもしれません。

更新日: / 公開日:2016.12.26