【リノベ暮らしな人々】Vol.65 HOMES暮らしといっしょリノベーション連載
ただ新しくて綺麗なだけでは満足できない。住まいに驚きとトキメキを感じたい。どんなピカピカな新築もいつかは中古になる。それならいっそ、10年後でも輝き続ける住まいを中古でつくってみたい。漠然とした住まいの理想を描いたところからスタートしました。

住まい探しのきっかけ

お子様が大きくなり、現在の住まいが手狭に感じてきたころに物件探しをはじめたY様。子育てを楽しめて自分たちも満足できる住まいに出会いたいと願っていました。しかし、物件内覧で出会う「ただ新しいだけの新築」「ただ設備を入れ替えただけのリフォーム済み物件」に今一つ魅力を感じられませんでした。その一方で、理想の空間を追求するための時間と費用とのバランスも取らなければいけません。

住まいの探し方

私たちが目を付けたのは「好立地な団地の1階」です。一口に団地といっても様々です。団地は築古ですがその分リーズナブルに手に入り、なおかつ購入後の価値の目減りが少ないのがメリットです。駅に近くて便利な団地物件であればなおさらです。また、全体の形が単純な壁式構造のため、築古でも耐震基準適合証明書が取得可能なこともあります。耐震基準適合証明書が取得できれば心理的な安心が得られることはもちろん、住宅ローン控除などの税制優遇も受けることができます。
Y様はまさにこのような団地物件を購入されました。

リノベ暮らしのこだわりポイント

下階への音を気にしないで良いのは1階住戸の良いところ。お子様がどんなに走り回っても良い、むしろ走り回りたくなる空間を提案しました。
リビングに見える青い壁の部分は「船」をイメージした空間です。上部はロフト、下部の空間は通り抜けられるようになっています。またこの「船」はお子様が大きくなった時には上部と下部の仕切りを取り払って一部屋とすることも可能です。
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本物の船に使用される照明器具や小窓を使用してリアリティを出しています


リビングの床材には、海をイメージしたエメラルドグリーンのカーペットを採用。キッチン側は無垢のフローリングで、カーペットとフローリングの境目を意図的にリビング側に寄せています。
その他、小屋(キッチン)・砂浜(フローリング)・虹(梁)をモチーフとしたディテールを造り込み、その一つ一つは個性的でも全体的な統一感のある空間を目指しました。【リノベ暮らしな人々】Vol.65 HOMES暮らしといっしょリノベーション連載

砂浜にある小屋をイメージした造作キッチン。
カウンターと壁には「名古屋モザイク」のアートモザイク施釉で仕上げました


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キッチン横の小窓から「船室」の窓の方へ視線がつながります

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洋室。
収納として使うことも、机等を置いて居室として使うこともできます


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お子様が"船"の上下をぐるぐる走っています。
まさにこのような生活をイメージして造り上げた空間です

写真・間取りで見るビフォーアフター

【BEFORE】
【リノベ暮らしな人々】Vol.65 HOMES暮らしといっしょリノベーション連載【AFTER】
【リノベ暮らしな人々】Vol.65 HOMES暮らしといっしょリノベーション連載【リノベ暮らしな人々】Vol.65 HOMES暮らしといっしょリノベーション連載

リノベ暮らしInfo

■家族構成: 夫婦+子ども
■専有面積: 57.86m2
■建物築年: 1970年
■リノベーション費用: 652万円(税込)
■リノベーション会社: 株式会社しあわせな家

■取材後記

「○○な雰囲気にしたい」「○○のキッチンを入れたい」という、いわばデザインや機能を追求するリフォーム・リノベーションからさらに一歩踏み込んで「○○な生活がある」「○○な風景が生まれる」というような「コトが起こる」住まいを提案したいと考えていました。
小さなお子様が満面の笑みで走り回る、それを見て大人も笑顔になる。キッチンに立つお母さんとその前のカウンターにいる子どもとではきっとこんな会話になる、そこへ玄関から「ただいま」の声がする。「これです!」とお客様に言っていただけたのは何よりの喜びでした。


コンテンツ提供 株式会社しあわせな家
コンテンツ協力:リノベーション住宅推進協議会

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