無垢材と漆喰で快適な広々LDK
お子さんの成長を見据え、手狭に感じていた賃貸マンションからの住み替えを決意されたAさん。
中古物件＋リノベーションで理想のマイホームを実現しようと、雑誌で施工例を見て気に入ったSHUKENを訪れました。グループ企業の不動産会社の仲介により、「駅近」や「採光や通風が望める」といった条件を満たす中古物件を購入。
無垢材などを取り入れ、自分たち好みの快適な家にするためリノベーションがスタートしました。独立型だったキッチンは壁を取り去ってLDと一体化させ、向きを変えて対面式に。
隣の和室の一部までLDスペースを拡大し、オープンキッチンを中心とした広々LDKとしました。床は、林業に従事するAさんの要望により、杉の無垢フローリングを採用。
美しい木肌と質感、さらに吸湿作用に優れている点が選択のポイントとなりました。
さらに、壁には漆喰を塗り、調湿性や消臭性をもたせています。
Aさんも「湿気が多い日もジメジメせず期待以上の効果です」と絶賛されています。
オープンキッチンを中心とした広々としたLDK。壁面にも板を貼り、木のぬくもりが感じられるあたかな空間
システムキッチンはシンプルなデザイン。シンク下のスペースにはゴミ箱を隠せる
室内窓で光と風を呼び込む
リビングに面した元の和室は、洋室に変更し子ども部屋に。
窓がなく暗い印象で風通しも悪かったため、壁に室内窓を設けてリビングを通じて外光や風が流れ込むようにしました。
リビング側から見た子ども部屋の壁には、白くラフに塗装したフローリング材を貼っています。
リビングの隣の子ども部屋。室内窓を通じてリビングのエアコンも共有できる
洗面やトイレにも木の風合いを
洗面室は、洗面台の向きを変えて洗濯機と置き場と並べて家事しやすいように。
洗面台や壁に設けた棚、鏡などは木で造作しています。トイレは、Aさんが購入された北欧家具メーカーの便座を取付けています。
ひんやりせず、木のぬくもりが感じられると家族にも好評です。
（写真左）洗面室。木の質感と白いタイルのコントラストが美しい／（写真右）トイレは、便座も木製のもの
間取り
before
after
玄関側の洋室のひとつは、土間とウォークインクローゼットの収納スペースに変更。収納を一ヶ所にまとめ、すっきり暮らせるようにしています
