
リノベーション概要
| 所在地 | 横浜市 | 専有面積 | 73.21m² |
|---|---|---|---|
| 物件価格 | 2,000万円台後半 | リノベーション費用 | 約1,200万円 |
| 管理費 | 12,100円 | 修繕積立金 | 12,100円 |
| 構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 | 竣工年 | 平成2年2月 |
| 土地権利 | 所有権 | ||
| リノベーション設計 | 柳 勉 | ||
| 設計会社 | ブリックス建築設計 | ||
| コーディネイト | 株式会社リビタ | ||
【コーディネートサービス】とは...
物件探しから、資金計画、設計・施工まですべての工程を、お客様専属の担当者「コーディネイター」が一貫してサポートする、株式会社リビタのサービスです。専門的な情報のご提供やアドバイス、煩雑で面倒な手続きまで、トータルでリノベーションの住まいづくりをサポートしてくれます。 「東急東横線」といえば、首都圏で住みたい街の人気沿線ランキングで、いつも上位にあがる沿線です。 しかしながら、住宅エリアとして発展しつづけた現在、新築マンションを手に入れるためには価格や広さなど、自分にちょうどいい条件をみたす物件を探すことは簡単ではありません。 そんな人気の沿線「東急東横線」で、横浜寄りの各駅下車駅の街に中古マンションを購入し、リノベーションされたお宅です。
家を創るにあたってのコンセプト
【奥さま】寝るところはベッドじゃなくて畳がいいなと思っていました。コレという決めのコンセプトではないけれど、お互い家で過ごす時間が好きなので、"居心地のよい空間"にしたいというのは軸としてありましたね。 【ご主人】コンセプトというか、つくりたいとおもっていたのは、ホームシアターです。内装が完成したら、あたらしいソファーを買って、そこでゆったり寛ぎながら大画面を堪能したい!と。

[畳ロフト] ロフト上のたたみ空間。畳の下は書斎側から利用できる収納空間となっています。

[ソファー] お気に入りのTRUCK FURNITUREのソファー&オットマン。
「ホームシアター」を作る際に、苦労した点
【ご主人】やはり、大画面で迫力のある映像がみたい!というのは、家をつくるときの夢でしたから、最初に建築家の設計担当者に相談しました。 そこで、音響の配線処理は梁や壁に添って目立たなくしましょうとか、壁は打ちっぱなしのコンクリートに白い塗装をしたので、映像は壁にそのまま映してはどうかなどと、いろいろご提案をいただきました。 ただひとつだけ、プロジェクターを置く位置をどこにするかは悩みました。 キッチンの収納の上に置くとか、サイドテーブルを置いて、その上に置くとか・・・。そんな議論の中で、天井から吊り下げる案が出て・・・。工事費を確認したところ、意外に安くできるということでようやく収まりました。 【お二人】実は見るのは映画ではなくサッカーなんです(笑)。

[ホームシアター] 白壁に映した大画面の迫力を堪能中!

[スピーカー] 壁の色と同じ白いスピーカー。インテリアに溶け込んでいます。

[プロジェクター] 天吊にすれば、人影も写りこまず使い勝手も良いそう。
特にこだわったところ
【ご主人】こだわった点は、まず、「フローリング」です。理由は裸足で歩きたいから! 自分たちがイメージする部屋の雰囲気にあった素材が決まるまでとても悩みました。最終的に選んだのは「オーク材」。ふしありの無垢材です。 そして色は、大工さんたちが何度もワックスを塗り上げてくださって、現地で現物をみながら決定しました。 【奥さま】それから、その床と同じ素材でつくった「キッチン」。 私の身長だと、既成のシステムキッチンでは大きすぎるので、シンク回りや作業スペースは、私のサイズにぴったりな高さに造作していただきました! あと、「バスルーム」。バスルームのタイルを選んで、パウダールームへとつなげました。間をガラスで仕切ることで、空間が広がり、とても開放的になりました。

[フローリング] 『オーク材』の無垢フローリング。同じ材質でキッチンを作っていますが、色合いを若干変えており、キッチンが視覚的に重たくならないような配慮がしてあります。

[キッチン] デザインのネックになりがちな冷蔵庫は、写真右手奥の扉の中の食品庫の中に。

[バスルーム] 洗面台には、新しく発売された「Panton Junior」が。これまでのパントンチェアよりも一回り小さいそう。

before

after
購入者の声

M さん
家族構成:夫婦二人
職業:メーカー勤務
住宅購入にリノベーションを選択した理由
駅から徒歩20分で、2LDK・50平米くらいの広さの社宅に6年くらい住んでいました。社宅もいずれは出なければなりませんから、4年目くらいから住宅購入を検討しはじめて、いろいろと情報を収集しはじめました。 実は、最初からリノベーションで!と決めていました。 インターネットや新聞、雑誌などからいろいろと住宅情報を収集していたのですが、最新設備や豪華な共用部など、ピカピカの完成品である新築マンションはどうもピンとこなくて・・・。 そんなとき、リノベーションの説明会に参加したんです。説明会で話を聞いて、その後、オープンルームを見学。 自分たちの目でリノベーションの家をみて、そのときにはもう、コレだ!と思いましたね。
リノベーションとの出会いと周囲の反応
説明会に参加して、事例紹介やサービス説明を受けたので、きちんと理解できました。そのとき、自分たちにはコレだな!と思ったので、躊躇はなかったです。 お互いの両親も、予想に反して(!?)反対されませんでした(笑)。
やりたいことを明確にして建築家に伝える
【ご主人】建築家の方と、とことん打ち合わせをしました。それこそ朝からはじまり、一緒にランチを食べて、午後も打ち合わせという・・・。普通はそんなに打ち合わせをしなくても済むようなのですが(笑)、建築家の方に○○○したいと要望すると、△△△はどうですか?というご提案をどんどんいただいて、カタチにしていきました。 意思の疎通は大事ですね。大きなミスはなかったです。小さなミスは施工の方もすぐ直してくださいました。
完成したときの印象
【ご主人】工事中、何度もみていたので大きな驚きはなかったのですが、造作キッチンとバスルームのタイルの完成度には感激しました! 【奥さま】通路の扉に京都で選んできた唐紙を採用したんですが、自分たちで選んだ素材がカタチになったのは嬉しかったですね。

[唐紙] 17世紀から続く京唐紙の『唐長』。そのなかで選んだ柄は『向こうむき兎』柄。
実際に住んでみて
【ご主人】2007年6月から住み始めたのですが、まったく不満はないです。自分たちはもちろん満足していますが、両親も喜んでくれましたし、友人たちがたくさん遊びにきてくれて、気に入ってくれていることも嬉しいです。みんなイゴコチがいいと言ってくれます。

