回遊性のある開放的なLDK

リビングからダイニングとバルコニーを望む
どの窓からも緑を楽しめるロケーションのよい物件で、広さも98.45㎡ありますが、和室や個室で細かく空間が区切られており、なんとなく狭さを感じる間取りでした。また、LDKもキッチンが独立していて家族のコミュニケーションが取りにくいレイアウト。
これらの問題を解決するために、まず中央にあった和室と洋室の2部屋の壁を取り払い、開放的なLDK空間をつくりました。さらに壁式構造で取り除けなかった一部の壁を活かし、回遊性のある間取りを実現。
各室を行き来する開口部には、シナ合板のフレームとスチールパイプを設けて空間のアクセントにしました。

2部屋を取り除いて生まれた開放的なリビング。奥の壁には飾って楽しむ収納棚を壁面いっぱいにつくりました

リビングの窓の隣には多目的なスペース、「光の箱」を設置しています

壁面にもたっぷり収納を設けたおしゃれなキッチン
こだわりいっぱいのディテール
今回の施主様は、建築にたずさわるご職業のご夫婦。
そんなおふたりの感覚に合わせ、ディテールまでこだわってつくりました。リビングの一角の出っ張り部分を活かし、住まいの一番の顔となる「光の箱」を設置。
窓+照明付きのこちらのスペースは、本を読むベンチ、パソコン用のテーブル、お子様用の遊び場と、発想次第でフレキシブルに利用できます。

(写真左)各室を行き来する開口部には、シナ合板のフレームとスチールパイプを設けて空間にアクセントをつけました
(写真右)リビングの奥の壁面には本やコレクションを飾って楽しむディスプレイ棚を造作

(写真左)リビングの一角に設けた多目的スペース「光の箱」
(写真右)キッチンの床は使い勝手とデザイン性を兼ねて、石質のタイリング仕様に

それぞれの空間に合わせて照明にもさりげなくこだわってみました
廊下&洗面所・バス
玄関を入って右手の廊下にはLDKと同じフローリングで統一。
玄関からLDKのベランダの窓までのびやかにつながる開放的な空間となっています。

(写真左)廊下と玄関は引戸で仕切ることも可能です
(写真右)LDKまで一直線に伸びる開放感のある廊下

(写真左)細かいタイリングで仕上げたスタイリッシュで生活感のある洗面所
(写真右)トイレにはブルーのアクセントクロスを採用し、爽やかな空間に仕上げました
Before&After
【Before】和室のある細かく区切られた4LDKで、家族のコミュニケーションが取りにくく狭さを参じる間取りでした
【After】壁式構造の躯体を活かしながら回遊性のある間取りをつくり、視線の抜ける開放的な空間となりました



