一人暮らしの部屋をすっきりとシンプルにまとめるには「ものを減らす」「インテリアの配色は3色以内にする」のが基本です。
この記事では、シンプルな部屋で一人暮らしを楽しむためのインテリアのポイントを解説します。
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シンプルな部屋にするための基本的なポイント

シンプルな暮らしを実現するには「できるだけものを置かない」ことが基本です。物量が多いと雑多で落ち着かない印象を与えてしまいます。生活に必要最低限の家具・家電製品に絞って置くようにしてみましょう。
物件の周辺に生活に便利な飲食店や施設が充実している場合は、「自炊を減らして冷蔵庫を小さなサイズにする」「洗濯機を買わずにコインランドリーで済ませる」というように、そろえるものを減らしたり、家電のサイズを小さくしたりできる場合があります。
しかし、たとえ部屋に置くものを少なくしても、インテリアに多くの色を使っている部屋は、まとまりがなく見えてしまいます。
目立つ色は使わずに、ホワイト系、ベージュ系、グレー系の3色以内でコーディネートしてみると、シンプルでありながらおしゃれな雰囲気に仕上がるでしょう。イエローやレッド、ブルーなどの強い色味は、アクセントで取り入れるのがポイントです。
すっきりとした部屋に見せるための家具やアイテムの選び方

部屋をすっきり見せたい場合は、家具の選び方も大切です。ポイントは3つあります。
家具は装飾の少ないものを選ぶ
家具は装飾が控えめなデザインのものを選びましょう。たとえば、足が長めのタイプやテーパードレッグ(足の先端が細いタイプ)の家具を選ぶと、縦のラインが強調されてすっきりと見えます。
家具のテイストを統一する
シンプルで統一感のある部屋にするには、家具のテイストを合わせることもポイントです。テイストをそろえれば、多少ものが増えても雑多な印象を与えません。
カフェ風や北欧風、アジアンリゾート風など、家具をそろえる前に、好きなテイストを決めておくとスムーズです。
インテリア小物はお気に入りを数点飾る
インテリア小物は、たくさん飾りすぎると散らかった印象になりやすく、ホコリがたまってお手入れにも手間がかかります。
アイテムを厳選し、置く場所を1ヶ所に決めてディスプレーすると、すっきりとまとまるだけでなく、お部屋のアクセントにもなります。
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収納を上手に活用するコツ

シンプルな部屋づくりでは、収納方法を工夫することも大切です。ここでは、玄関やクローゼット、キッチン、リビングといった場所ごとの収納ポイントを解説します。
玄関の収納
玄関のシューズボックスは、形状が似ている履物同士で分けて収納すると、無駄なスペースが生まれにくくなります。
そのうえで、頻繁に履く靴を手に取りやすい場所に置くようにしましょう。出し入れしやすくすることで、靴の出しっぱなしを防げます。
クローゼットの収納
クローゼットの収納は、スリムタイプのハンガーを使うとスペースの無駄を省けます。滑りにくいゴム素材のハンガーなら、より出し入れがスムーズになるでしょう。
靴下や下着などは、衣装ケースやキャビネットなどを設置して収納しましょう。引き出しの深さがありすぎると、下に収納したものを取り出しづらくなるので、浅めのタイプがおすすめです。
お気に入りの帽子やバッグは、「見せる収納」を取り入れるのもいいでしょう。ウォールラックを活用すれば、リビングといった場所でも壁を傷めずに収納スペースを広げられます。
キッチンの収納
一人暮らし向けの部屋は、キッチンスペースがコンパクトなことが多いため、調理家電や食器類をうまく収納できない、という悩みが生まれがちです。収納アイテムを上手に使ってデッドスペースを極力なくすように工夫しましょう。
シンク下の収納は、100円ショップなどで購入できるコの字ラックや伸縮棚を使うと、上下の空間をうまく活用できます。フライパンや鍋フタなどはファイルボックスを使い、立てて収納すると場所を取りません。
その他、キッチンばさみなどの細かいアイテムは壁につり下げたり、調味料はマグネット式の収納ケースにまとめたりすると、使いやすくなるうえ見た目の印象もよくなるでしょう。
収納スペースを工夫しても、ものが収まりきらないときは、キッチンワゴンを購入してみるのもひとつの方法です。炊飯器や電気ケトルなどの小型の調理家電や、常温保存できる食品なども置けるため、収納力が一気に上がります。
リビングの収納
リビングで使うリモコンや充電器などの小物は、カゴにまとめて整理しましょう。生活感が出やすい配線はケーブルボックスにまとめて隠すと、すっきり片付いた印象を与えます。
シンプルな一人暮らしのコーディネートを紹介
初めて一人暮らしをするときは、具体的にどのようにインテリアをコーディネートすればいいのか分からない、と悩んでしまうこともあるでしょう。
これから紹介する例を参考に、おしゃれな部屋づくりに挑戦してみてください。
デッドスペースの壁面を活用

一人暮らしの部屋は床面積が限られている場合が多いので、縦方向の空間を活用して収納力を上げましょう。
ウォールシェルフや突っ張り棚・突っ張りラックなら、デッドスペースとなっている上部空間を有効活用できます。その際には、賃貸物件の壁を傷つけないタイプを選びましょう。
ものを少なくしてすっきり見せる

シンプルな部屋をつくるには、できるだけものを置かないことが基本です。ものが多ければ、それだけ収納スペースが必要になるので、空間を圧迫してしまいます。生活に本当に必要なものだけに絞り込みましょう。
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記事のおさらい
シンプルな部屋にするポイントは?
家具・家電は生活に必要なものだけに絞り、できるだけものを置かないようにしましょう。また、インテリアに多くの色を使うと統一感が出にくくなります。目立つ色を使わずに全体をまとめ、強めの色や柄はアクセントとして取り入れるのがおすすめです。
すっきりとした部屋に見せるにはどうすればいい?
「家具は装飾が少ないものを選ぶ」「家具のテイストを統一する」「小物は数点に絞り込む」といった点を意識しましょう。小物があちこちに置いてあると、散らかった印象を与えてしまうので気をつけてください。
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