- オートロック以外の防犯設備に注目
- オートロックがあれば絶対に安全とは限りません。モニター付きインターホンや宅配ボックス、ディンプルキーなど、その他の防犯設備が充実しているかどうかも重要です。物件を探す際は、周辺環境を含めて広い視点から防犯性の高さを確認しましょう。
詳しくは、「オートロックがなくても防犯性が高い物件とは」をご覧ください。 - 自分で手軽に設置できる防犯グッズ
- 賃貸物件でも退去時に元の状態に戻せる防犯グッズを後付けすることで、セキュリティを高められます。工事不要の補助錠や電子錠のほか、のぞき見を防ぐカバー、センサーライトなどを活用して、より安心して暮らせる環境を整えることができます。
詳しくは、「オートロックがない物件に自分で設置できる防犯グッズ」をご覧ください。 - 犯罪被害を防ぐための日常的な対策
- 防犯性の高い物件に住んでいても、日頃の行動に隙があると犯罪に巻き込まれる危険性が高まります。表札で個人情報を出さない、洗濯物は室内干しにする、SNSでの不用意な発信を控えるなど、日常生活におけるちょっとした心がけが身の安全を守ります。
詳しくは、「犯罪に遭わないために! 注意すべき4つのこと」をご覧ください。
オートロック付き物件を探すセキュリティ・防犯対策が充実した物件を探す
オートロックがない物件というと、防犯面で不安な印象があります。しかし、オートロックは一定の防犯性を発揮するものの、あれば絶対に安心とは言い切れません。
本当に防犯性が高い物件を見極めるためには、オートロックのみにこだわらない視点も大切です。
今回はオートロックの防犯性とともに、防犯性が高い物件のポイント、自分で設置できる防犯グッズを紹介します。
オートロックのない物件でも大丈夫?

オートロックがあれば、基本的に住人以外は入ってこられないだけでなく、不要な訪問販売や押し売りも避けられます。防犯性に一定のメリットがあるのは確かですが、オートロックがあるから必ずしも安全であるとも言い切れません。
たとえば、住人がオートロックを解除した際に、不審者が一緒に押し入ってくるケースも考えられます。また、廊下やベランダから侵入できるつくりの物件では、いくらオートロックがあっても意味がありません。
防犯性の高い物件を見極めるためには、オートロックのみにこだわらず、周辺環境を含め、さまざまな観点から内見を行う必要があります。
オートロック付き物件を探す セキュリティ・防犯対策が充実した物件を探すオートロックがなくても防犯性が高い物件とは

たとえオートロックがなくとも、そのほかの設備が充実していれば防犯性が期待できます。防犯性を高めるポイントを押さえ、安全な賃貸物件を見つけましょう。
モニター付きインターホンがある
モニター付きインターホンがない物件では、ドアスコープから訪れた人の顔を見分けなければなりません。しかしながら、ドアスコープから見える範囲は狭く、訪れた人の顔をきちんと確認するのは困難です。
モニター付きインターホンがあれば、訪れた人の顔をしっかりと確認できるだけでなく、望まない訪問販売なども事前に避けられます。
モニター付きインターホンのある物件を探す宅配ボックスがある
宅配ボックスが設置されていれば、玄関のドアを開けずとも荷物を受け取れます。配達員に扮した不審者に押し入られるリスクもなく、さらに不在の際にも荷物の受け取りが可能です。
宅配ボックスがない物件に住む場合は、駅やコンビニ、スーパーなどの宅配ロッカーの利用も検討してみましょう。
宅配ボックス付き物件を探すピッキングに強い「ディンプルキー」
ディンプルキーとは: 深さや大きさの異なるへこみ(ディンプル)がある鍵のことです。その組み合わせはなんと1,000通り以上にも及び、ピッキングが困難で、防犯性が高い特徴があります。
シリンダーキーと呼ばれる昔ながらの鍵ではピッキングや複製のリスクがありますが、ディンプルキーはピッキングされにくく、さらに複製も困難なうえに高額です。
築年数が浅い10年未満の賃貸やタワーマンションなどに採用されているケースが多いので、該当の物件を重点的にあたってみてもいいでしょう。
比較的安く購入できるディンプルキーもあるので、不動産会社や大家さんに導入を相談してみるのも1つの方法です。また、カードキーやツーロックキーの物件であれば、ディンプルキーと同じようにセキュリティの高さが期待できます。
玄関に防犯サムターンが付いている
防犯サムターンとは: ドア内側のつまみ(サムターン)に特殊なスイッチ等を設け、外部からの不正な解錠(サムターン回し)を防ぐ仕組みのことです。
通常のサムターンでは郵便受けなどから回されピッキングされる可能性がありますが、防犯サムターンなら、そういったリスクを事前に回避できます。
共用スペースに防犯(監視)カメラが設置されている
共用スペースの防犯カメラは、不審者への抑止力として働きます。加えて、なにかトラブルが発生した際も、防犯カメラの映像があれば早めの解決が期待できます。
防犯カメラ設置の物件を探す管理人が常駐している
不審者は人目を嫌うため、管理人が常駐していれば、監視カメラと同じく抑止力になります。ただし、管理人の人柄や勤務形態によって対応に幅があるので、期待をしすぎてはいけません。
管理人常駐の物件を探す女性専用マンション
女性専用マンションは基本的に女性以外の立ち入りを禁じており、ストーカーや不審者が入りにくい環境が構築されています。
さらに、キッチンまわりや収納の充実、バス・トイレ別など、女性にうれしいポイントを押さえた物件が多く、共有スペースの利用マナーも守られる傾向にあります。
「オートロックがなくても、セキュリティ面は妥協したくない」という女性には有力な選択肢となります。
女性限定(専用)の物件を探す
「自分で対策するのは不安…」「最初から防犯設備が充実している部屋に住みたい!」という方は、あらかじめセキュリティ設備が整った物件から探してみましょう。
セキュリティ・防犯対策が充実した物件を探すオートロックがない物件に自分で設置できる防犯グッズ

オートロックがない物件であっても、自分で防犯グッズを設置すれば、より安心できる環境が手に入ります。自分で設置できる防犯グッズを紹介するので、ぜひ検討してみてください。
のぞき見防止カバー
ドアスコープに取り付けることで、不審者ののぞき見だけでなく、光漏れによる在宅中であることを知られるのを防ぎます。
さまざまな種類から、好みに合ったものを選びましょう。安いものであれば500円程度で購入できるほか、ドアスコープをふさぐだけであればガムテープなどでも代用できます。
補助錠
玄関や窓に追加することで、ピッキングや侵入にかかる時間を稼ぎ、空き巣などのリスクを低減させます。
玄関に付ける補助錠には外付けと中付けの2タイプがあり、さらに鍵の種類によって鍵式やダイヤル式、リモコン式、スマートキー式などに分かれます。
賃貸物件で利用する場合は、退去時に元の状態に戻せるように、挟み込みや両面テープを使用した工事不要タイプの補助錠を選びましょう。また、窓に付ける補助錠は内側から簡単に外せるようになっており、換気を妨げる心配もありません。
補助錠の値段はタイプや形式によって大きく異なりますが、玄関に付けるものなら数千円程度、窓に付けるものなら1,000円以内で購入できます。
電子錠
電子錠とは、電気で開閉を操作する鍵であり、補助錠として工事不要かつ後付けで設置可能です。リモコンやカードキーなどのほかに、暗証番号や指紋で解錠できるタイプであれば鍵を持ち歩き紛失する心配がなく、複製やピッキングされるリスクもありません。
防犯性に優れている分、値段は高めであり、ものにもよりますが数万円以上はかかるでしょう。安価な製品もありますが、誤作動や故障しやすいといったトラブルも起きています。口コミなども参考に、できるだけ信頼できる商品を選んでください。
ミラーレースカーテン
ミラーレースカーテンとは、生地に特殊な繊維を織り込み、鏡のように光を反射するカーテンです。設置することで、紫外線や太陽熱だけでなく、屋外からののぞき見も防止します。
ただし、ミラーレースカーテンは太陽光を反射する仕組みのため、曇りの日や夜間には透けてしまいます。厚手のカーテンとの併用のほか、夜間でも目隠し効果の高い遮像レースカーテンの購入なども検討してみましょう。
ミラーレースカーテンは、安いもので数千円から購入できます。
ポスト用目隠しシート
専用のシートを郵便ポストの入り口に貼ることで、郵便物ののぞき見や盗難を防止します。さらに、チラシやDMの投函を抑止できるほか、郵便物を雨から守る効果も期待できます。
ポスト用目隠しシートは、安いものであれば1,000円以内で購入可能です。
防犯ブザー
センサータイプの防犯ブザーを窓やドアに取り付けることで、万が一侵入があった際にそれ以上の被害を防ぎやすくなります。より手軽な防犯対策としては、通常の防犯ブザーを玄関やベランダに置いておくのもおすすめです。
通常の防犯ブザーは500円程度、センサータイプの防犯ブザーは数千円から購入できます。
センサーライト
センサーライトは人の動き・熱を感知して自動で点灯するため、不審者や侵入者を抑制する働きが期待できます。
ソーラー充電式や乾電池タイプのセンサーライトを選べば、工事や電源コンセントも必要ありません。センサーライトは、安いもので数千円から購入できます。
オートロック付き物件を探す セキュリティ・防犯対策が充実した物件を探す犯罪に遭わないために! 注意すべき4つのこと

たとえ防犯性に優れた物件に住んでいても、日頃の行動に注意しなければ、犯罪に巻き込まれるリスクは上がってしまいます。注意点を知り、行動に気をつけ、犯罪に遭うリスクをできるだけ低くしましょう。
表札を出さない
玄関前や郵便ポストの表札からは、簡単に名前という個人情報が分かってしまいます。
郵便物や宅配便は部屋番号のみでも届くので、防犯上の観点から見ると表札はなるべく出さない、もし表札を出す場合もフルネームは避けて名字をローマ字表記で記載するなど漢字や性別などが推測しにくくするといいでしょう。
洗濯物を室内干しにする
洗濯物をそのまま無防備に外に干すと、不審者の標的になりやすいだけでなく、一人暮らしであることや女性であることが簡単に分かってしまいます。
できるだけ室内干しにし、外干しの際も低めの位置に干すようにしましょう。ダミー用の男性下着を一緒に干しておくのも、防犯効果が期待できます。
明細書はなるべくWEB照会にする
クレジットカードや携帯会社からの請求明細は、まさに個人情報の宝庫といえます。ポスト用目隠しシートで盗難を防止するのはもちろん、なるべくWEB照会にして書面が届かないようにしましょう。
SNSの内容に気をつける
不用意なSNSの投稿は、重大な個人情報の流出につながる恐れがあります。また、リアルタイムの旅行投稿などは、長期間の留守を不特定多数の人に伝えかねません。SNSの投稿内容に気をつけるのはもちろん、公開範囲をしっかりと設定しましょう。
まとめ
オートロックは一定以上の防犯性能が期待できるものの、あれば絶対に安全というわけではありません。
たとえオートロックがない物件であっても、防犯カメラやモニター付きインターホンなどがあれば、防犯性を高められます。物件探しの際はオートロックのみにこだわらず、広く防犯性を確認しましょう。
また、手軽な防犯グッズには、のぞき見防止カバーや補助錠などがあり、後からでも自分で設置すればより防犯性を高められます。
オートロック付き物件を探す セキュリティ・防犯対策が充実した物件を探すよくある質問
Q.1:オートロックがない物件は、防犯面で危険でしょうか?
A.1:オートロックがないからといって、必ずしも危険とは言い切れません。オートロックは不要な訪問販売などを避けるのに役立ちますが、住人の後ろから不審者が侵入するケースもあります。防犯性の高い物件を見極めるためには、オートロックの有無だけでなく、周辺環境を含めてさまざまな観点から内見することが大切です。
Q.2:オートロック以外で、防犯性が期待できる設備はありますか?
A.2:オートロックがなくても、以下の設備がある物件は防犯性が高いといえます。
- モニター付きインターホン(訪問者の顔が事前に分かる)
- 宅配ボックス(対面せずに荷物を受け取れる)
- ディンプルキーや防犯サムターン(ピッキングされにくい)
- 防犯(監視)カメラや管理人の常駐(犯罪の抑止力になる)
物件探しの際は、これらの設備が充実しているかどうかも確認してみてください。
Q.3:「ディンプルキー」とはどのような鍵ですか?
A.3:ディンプルキーとは、表面に大小さまざまなへこみがある鍵のことです。組み合わせは1,000通り以上あり、昔ながらの鍵に比べてピッキングされにくく、複製も難しいため高いセキュリティが期待できます。築10年未満の賃貸物件やタワーマンションで採用されていることが多いので、条件に入れて探すのもおすすめです。
Q.4:オートロックがない賃貸物件でも、自分でできる防犯対策はありますか?
A.4:退去時に元の状態に戻せる、工事不要の防犯グッズを活用するのがおすすめです。
- 補助錠:玄関や窓に後付けでき、侵入に時間をかけさせる(数千円程度)
- のぞき見防止カバー:ドアスコープからののぞき見を防ぐ(500円程度)
- ポスト用目隠しシート:郵便物の盗難を防ぐ(1,000円以内)
手軽な費用で導入できるため、ぜひ検討してください。
Q.5:外からの視線が気になる場合、どのような対策が有効ですか?
A.5:光を反射して屋外からののぞき見を防ぐ「ミラーレースカーテン」がおすすめです。ただし、太陽光を反射する仕組みのため、夜間や曇りの日は透けてしまうことがあります。夜間でも目隠し効果が高い「遮像レースカーテン」や厚手のカーテンも併せて確認し、一緒に使うとより安心できます。
Q.6:女性の一人暮らしで、特に気をつけるべきポイントはありますか?
A.6:物件探しの段階で、女性以外の立ち入りを制限している「女性専用マンション」を選ぶのもひとつの方法です。また、次のような行動を心がけましょう。
- 表札はなるべく出さない(出す場合も名字のローマ字表記のみにする)
- 洗濯物は室内干しにする(外干しの場合はダミーの男性下着を一緒に干す)
一人暮らしの女性であることが周囲に分からないよう工夫することが大切です。
Q.7:防犯のために、日頃の生活で気をつけることはありますか?
A.7:日常のちょっとした行動が防犯につながります。以下の2点に気をつけましょう。
- 個人情報の管理:クレジットカードの明細などは、ポストからの盗難を防ぐためWEB照会にする。
- SNSの利用:不用意な投稿で個人情報が流出しないよう注意する。旅行など長期間の留守が分かるリアルタイムの投稿は避け、公開範囲を適切に設定してください。
更新日: / 公開日:2020.10.21










