一人暮らしの部屋はコンパクトなタイプが多いため、理想の部屋づくりがなかなか思うようにできないという悩みを持つ方もいるかもしれません。

しかし、部屋の広さや設置する家具・家電によって、さまざまなテイストを楽しむことができます。そこで今回は、一人暮らしの部屋づくりのポイントを紹介します。

 

LIFULL HOME’Sが2018年11月に行った調査結果(※1)によると、一人暮らしで住む部屋の広さは以下のとおり。約7割近い人が40m2未満の部屋に住んでいることがわかります。

 

  • 20m2未満…13.2%
  • 20m2以上 30m2未満…40.2%
  • 30m2以上 40m2未満…15.2%
  • 40m2以上 50m2未満…5.4%
  • 50m2以上 60m2未満…1.7%
  • 60m2以上…2.4%
  • わからない…22%

(※1)参照:LIFULL HOME’S「一人暮らしと二人暮らしで部屋選びはどう変わる? 間取り・広さ・家賃を比較!」

https://www.homes.co.jp/cont/data/data_00118/

 

平均としては28.7m2ほどの広さとなり、不動産公正取引協議会連合会によると、“1畳=1.62m2”と定義されているため、一人暮らしの部屋の平均的な広さは約17畳といえます。

 

数値だけ聞くと広いように思えますが、ワンルームの場合は部屋の広さにキッチンやお風呂などのスペースも含まれるため、それを除くと、居間部分はもっと狭くなります。なお、1Kでは部屋の広さにそのスペースは含まれません。

 

また、一人暮らしの方が住む部屋の間取りで最も多かったのは1Kで、50%と半数を占めていました。次に多かったのがワンルームで17.6%となっています。続いて1DKが11.5%、1LDKが9.5%となり、2K以上と答えた人は1割程度でした。

 

一人暮らしの部屋に置く家具・家電やレイアウト、インテリアを考える際は上記の広さをイメージしておくといいでしょう。

 

一人暮らしを始める際に、はじめから家具・家電を一式そろえるのは大変です。まずは最低限必要なものから購入し、生活をしていく中で必要となるものを買い足していきましょう。

 

人によってライフスタイルは異なるため、それぞれ必要なものは変わってきますが、生活を始める段階でそろえたい最低限必要な家具・家電は、主に以下のようなものになります。

 

・寝具
・照明
・カーテン
・冷蔵庫
・洗濯機
・炊飯器
・エアコン
・掃除機
・テーブル

 

一方、ソファや食器棚、スピーカーなどの大きな家具・家電は部屋の場所を取るので、上記のものを配置したあとに、置くことのできるスペースとお金が残っているかを確認し、購入を検討しましょう。

 

部屋づくりをするうえで、インテリアやレイアウトを考えることはとても大切です。理想の部屋に近づけるよう、インテリアやレイアウト選びのポイントを押さえておきましょう。

 

まずは好みのテイストを考え、ベースカラーを決めます。

 

たとえば、ナチュラルな部屋の雰囲気が好きであれば、グリーンやウッドカラーなど自然を感じさせる色合いを、フェミニンな印象が好きならピンクを、クールな印象が好きならブラックやブルーなどを選択してもいいでしょう。

 

ベースカラーを決めたら、その色に合わせた色を用いて統一感を持たせることが、部屋をおしゃれな雰囲気にするコツです。ホワイトやグレーはいろいろなカラーに合わせやすく、印象的なカラーも目にやさしいトーンに落ち着かせることができます。

 

また、色だけでなく個体差のある木製の家具を配置する際は、木の色みがバラバラだと統一感がないように見えてしまうので注意しましょう。

 

当然のことですが、家具・家電はあればあるほど部屋のスペースが埋まり、圧迫感が生まれます。

 

部屋を少しでも広く見せるためには、背の高い家具はなるべく避け、どうしてもサイズの大きい家具・家電を置く場合は、部屋の奥側に配置するようにしましょう。

 

また、家具を壁の一面に並べたり、まとめて配置したりすることで床面や壁面が見えやすくなり、空間が広く見える効果が得られます。

 

ベッドや寝具を置くスペースを設けると、部屋がどうしても狭くなってしまいます。少しでも空間を広く使いたいという方は、ロフトベッドを検討してみましょう。

 

ロフトベッドがあればベッド下のスペースをデスクにしたり、収納場所として活用したりできるため、デッドスペースが削減できます。

 

ソファを置くことを検討している方も多いと思いますが、一人暮らし向けの小さな部屋では大きすぎて置けないこともあります。

 

しかし、ソファを置く代わりに、ほかの家具・家電を少なめにするなど、ソファ以外をミニマムなスタイルに統一すれば、ソファを配置しても圧迫感が少なく、余裕を持たせることができます。

 

また、ソファを置くと歩くスペースも限られてしまうため、ほかにスペースを取るものはベッドやテーブルなど最小限に抑え、生活動線を確保しておきましょう。

 

収納付きのデスクやベッド、テレビ台など、収納付き家具を活用すれば、本来埋まってしまうデッドスペースを収納スペースとしても利用できます。

 

衣類や本などを幅広く収納でき、別途収納スペースを設けることなく、その分部屋を広く使うことができます。

 

一人暮らしを始めるにあたり、生活に必要と感じるものは個々に違うため、そろえる家具・家電もインテリアやレイアウトに求める要素も異なります。

 

必要なものが定まっていない方は、こちらで紹介したような必要最小限の家具・家電、インテリアを落ち着いた色やデザインで選んでおくのも失敗しないためのコツです。

 

自分のライフスタイルや好みとしっかり向き合い、一人暮らしの部屋が快適になるように部屋づくりにこだわってみてはいかがでしょうか。

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