フェレットは小さく愛くるしいルックスから人気も高く、ペットとして飼いたいと検討している方も多い動物です。一人暮らしでも比較的飼いやすいといわれていますが、実際に飼育する際にはいくつか注意が必要です。

もちろん、ペットの飼育可能な賃貸物件でないと飼えないうえ、大家さんや管理会社からフェレットの飼育許可を得ておく必要もあります。今回は一人暮らしでフェレットを飼育する際に注意しておきたいポイントを紹介します。

 

フェレットとはイタチ科の動物で、胴が長い体形が特徴です。ヨーロッパケナガイタチを家畜化したものといわれており、肉食動物の一種ではありますが野生種はおらず、人を襲うこともありません。

 

フェレットの寿命は6~8年ほどで、非常にデリケートな動物なので、ストレスを与えず飼育することが大切です。

 

フェレットは人懐っこい性格で、人間と一緒に暮らすのも得意です。種類によって噛み癖が少ない、小柄など特徴が分かれますが、犬などに比べて体の大きさは小さく、一人暮らしの部屋でも比較的飼育しやすいとされています。

 

また、ケージで飼育するのが一般的なので、部屋を荒らされる心配も少ないようです。毎日ケージから出して活動させる時間は必要ですが、外を散歩させる必要はありません。食事も基本的には専用のフェレットフードと水だけですむことも魅力のひとつです。

 

なお、フェレットは基本的に鳴くことが少なく、鳴いたとしてもフェレットが小さいときや、興奮したときや警戒、驚いたときに小さく鳴く程度なので、近所に鳴き声で迷惑がかかる心配も少ないでしょう。

 

一人暮らしでも飼育しやすい印象を受けるフェレットですが、飼育する際にはいくつかの注意点が必要です。

 

フェレットのエサは先ほど触れたように、基本的にフェレットフードと水のみでよく、むしろ余計なものを与えないように気をつけましょう。

 

食事は1回につき少量ずつ、1日数回にわけて食事をするので、外出時はフェレットフードと水を切らさないようにたっぷりと入れておくようにしましょう。

 

フェレットには特有のにおいがあります。飼い始める前に必ず、実際にフェレットのにおいを確認してみてください。

 

特に発情期はにおいが強くなりやすいといわれています。一般的にはペットショップなどで販売されている時点で去勢・避妊をされていることが多いですが、もしされていない場合は去勢・避妊を行うようにしてください。

 

また、去勢をしていても、においがなくなるわけではありません。室内に消臭剤や空気清浄機を置くなど、におい対策について日ごろから気を付けておくと良いでしょう。

 

フェレットは頭の幅の隙間さえあればどこでも入り込む習性があります。狭い穴にも入るため、部屋内に小さな隙間や穴がないかどうか確認をしましょう。

 

また、フェレットはゴムスポンジ製品やゴムラテックス製品をかじる習性もあります。一人暮らし用に購入したベッドや机の脚にゴム製品が付いていることが多いので、フェレットの周辺にはゴム製品を置かないように配慮しましょう。

 

特に1歳未満の若いフェレットは誤食しやすく、飲み込んだものを吐き出すのが苦手なため、知らないうちに誤飲したまま過ごすことになり、最悪の場合、消化管内閉塞を起こす可能性もあります。

 

 

フェレットは活発な生き物なので、犬と同じように頻繁に遊んであげることが大切です。少なくとも1日1時間は確保するようにして、毎日遊び相手をしてあげるようにしましょう。

 

外出時間が長い場合は、遊べるおもちゃを用意しておくことも大切ですが、犬や猫用のゴム製のおもちゃではなく、布製や硬いプラスチック、金属製のおもちゃを与えるようにしましょう。

 

動物病院が家の近くにあるかどうかも重要なポイントです。フェレットは、犬や猫と違って、どの動物病院でも扱えるわけではありません。扱える病院となると、地方になればさらに少なくなります。

 

家の近くにフェレットを専門的に診てもらえる病院があるかどうかを飼う前に探しておきましょう。

 

フェレットを飼育するためにはフェレットが住むためのケージやハンモック、エサ入れ、給水機など、最低限の生活環境を整えてあげるだけでなく、エサ代や予防接種代なども必要となります。

 

さらに夏場・冬場は温度調節をするためにも、外出時も冷暖房機を稼働させておかなくてはいけません。

 

生活に余裕がないと飼育費用にお金を割くことができず、貯蓄がないと病気にかかった場合など急な出費にも対応ができません。ペットを飼育するためには、飼育費用をしっかり割くことができるか、収入と相談することも大切です。

 

フェレットは比較的一人暮らしでも飼育しやすいペットではありますが、飼育費用がかかり、毎日しっかりと遊んであげなくてはいけません。

 

自身の収入やライフスタイルと照らし合わせ、フェレットの面倒をしっかりと見ることができるかを考えてから飼育を検討するようにしましょう。

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