大学進学と同時にスタートさせる一人暮らし。しかし、家賃や光熱費などを支払っていくうちに、生活費が足りなくなってしまうのではと心配な方もいるのではないでしょうか。

そうした金銭的な懸念を解消するために、友達とルームシェアができたらいいなと考えている方もいると思います。

ここでは一人暮らしと比べて、家賃などの費用がどのくらい異なるのか、またルームシェアをすることによるメリットとデメリットなどもご紹介。どうぞ参考にしてみてください。
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ルームシェア

そもそも、ルームシェアとは何かをご存知でしょうか。なんとなく「複数人で同じ家に住み、共同生活を行うこと」という認識はあるかもしれません。ところが、いざルームシェアと同棲の違いを聞かれると、言葉に詰まってしまう方もいるかと思います。

 

ルームシェアと同棲には、大きく3つの違いがあります。

・契約形態
・入居期間
・物件探し

まず、“契約形態”ですが、ルームシェアでは住人全員が賃貸借契約を結ぶのに対し、同棲では代表者のみが契約します。

 

“入居期間”については、個人差はあるものの、基本的にはルームシェアの方が同棲よりも短い入居期間であると考えられています。

 

また、この入居期間の違いにともない、“物件探しの難しさ”も変わってきます。昔から一般的であった同棲には、理解のある大家さんは多くいます。ところが、ルームシェアとなると、入居期間が短いなどの理由から、入居を拒む大家さんもいるようです。

 

そのため、ルームシェアの物件探しは、少々難しいかもしれません。しかし、インターネットで条件を絞って検索したり、専用のサイトも数多くあったりするので、それらを利用するなどの工夫をすることで簡単に物件を探せるでしょう。

ルームシェアについての理解を深めたところで、実際にルームシェアにかかる家賃などの費用について触れていきたいと思います。

 

ここからは「友達と2人でルームシェアをする」という設定で、1ヶ月間にかかる費用をシミュレーションして説明していきます。実際には個人の生活水準やスタイル、住まいの形態によって大きく差が出てくるので、あくまで一つの目安として見てください。

 

項目一人暮らしルームシェア
家賃(※東京・池袋駅周辺を想定)8万3000円(ワンルーム)7万円(14万円の2DKを分割)
光熱費約1万1,000円約1万円(分割)
通信費(スマホ+ネット回線)約1万円約7,500円(一部分割)
食費約4万円約3万1,500円(分割)
消耗品費約3000円約1,500円(分割)
14万7000円12万500円

参考:家計調査 世帯人員別 二人以上の世帯・勤労者世帯 総務省統計局(2017年)、家計調査 家計収支編 単身世帯 総務省統計局(2017年)、LIFULL HOME’S東京都・池袋駅の家賃相場情報(2019年2月15日現在)

 

これらを合計すると、一人暮らしは、およそ14万7,000円であるのに対し、ルームシェアでは12万500円となっています。なぜルームシェアだと値段が下がるのか、項目別に見ていきましょう。

 

まずは光熱費について。家計調査によると一人暮らしにかかる光熱費は約1万1,000円、ルームシェアでは約2万円といわれています。この2万円を2人で折半した場合、1万円となり、一人暮らしよりも少しだけ安くなります。

 

次に通信費についてですが、スマートフォン代が約5,000円とインターネットット回線代が約5,000円とし、合わせて約1万円の費用が発生します。ルームシェアにおいてスマートフォン代を個人で支払い、インターネット回線費用を2人で折半した場合、1人あたり合計7,500円の支払いとなり、2,500円安くなります。

 

食費については自炊の場合、食材の管理方法にもよりますが、例えば米や調味料を共同で使用し、他の食材をそれぞれ個別で管理すると考えた場合、ルームシェアの方が安くなる可能性があります。食材の管理方法や工夫次第で、さらに節約できるかもしれません。

 

最後の消耗品費については1ヶ月に3,000円ほどかかるとし、こちらを2人で折半すると1人あたり1,500円となります。ただし、2人で使う分、消耗するスピードも早くなるので、長い目で見ると大きく変わらない可能性があります。

 

この数字はあくまで一例ではあるものの、ルームシェアの費用は一人暮らしと比べると比較的安く済むことがわかります。

友達と2人でルームシェアする場合の間取りは2LDKや2K、2DKがおすすめです。

 

2LDKとは、リビング、ダイニングキッチンに加えて、2つ部屋があるタイプの間取りを指します。自分だけの部屋を用意できるうえに、リビングでは2人でくつろぐこともでき、人気の間取りとなっています。

 

また、2Kは、2つの部屋とキッチンスペースのみ、2DKは2つの部屋とダイニングキッチンがある間取りです。これらはリビングがないため、ゆっくりできる共有スペースはないものの、2LDKに比べて家賃を安く抑えることができるというメリットがあります。

 

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友達と2人でルームシェアする場合はメリットとデメリットがあります。ルームシェアをする前に確認しておきましょう。

一緒にいる時間が長いということは、情報共有もしやすいということ。取得単位や学校への提出物など、大学生になると自分で決めて、やらなければならないことが増えますが、密に情報共有できる相手がいると抜け漏れが減り、安心です。

 

またルームシェアをしていると、家の鍵を忘れてしまったり、トイレが壊れてしまったりなど、突然生活に問題が起きたときに、助け合えるという安心感があります。

 

小さなことでも、宅配便の受け取りや、買い忘れたものを帰宅途中に頼めるなど、お互いに助け合えることはメリットと言えます。特に、風邪をひいたときなどは、一人で病院に行くことすら大変なので、お互いに助け合えるといいですよね。

 

そして、なにより大きなメリットは、話し相手がいるということです。家族と離れて初めての一人暮らしをする人は、ふとしたときに寂しさを感じてしまうこともあると思います。ルームシェアでは、なんでも話せる友人がいてくれることで、心を落ち着けることができるといえます。一人暮らしをするより、防犯面での不安も和らぐでしょう。

ルームシェア

いくら仲の良い友達とのルームシェアであっても、多少のデメリットはあるでしょう。

 

まず、自分の友人を家に誘いづらいというデメリットが挙げられます。大学生で一人暮らしをしていると、気軽に友達を呼んだりできますが、ルームシェアをしている相手がいると、呼ぶ方も呼ばれる方も、気を使うかもしれません。

 

また、授業時間やバイトなどで2人の生活リズムが異なると、家事や費用分担のトラブルの可能性もないとはいえないでしょう。費用分担については、必ずルームシェアをする前に相談しておくことをおすすめします。

ルームシェアには、生活費を安く抑えられることはもちろん、助け合えるなど多くのメリットがあります。一方で、共同生活をする以上、多少のデメリットもあります。

 

そこで、ルームシェアによるデメリットを最小限に留めるために、まずは「ルームシェアにおける細かいルール」を作ることをおすすめします。トラブル防止のためにもルールを作ることで、より快適な共同生活を送れるでしょう。

 

ルームシェアを検討している大学生の方は、自分の経済状況だけでなく、生活リズムなども加味したうえで検討してみてください。

 

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更新日: / 公開日:2019.03.01