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金利がいつ、どのくらい上がるのかは誰にもわからない
近年、住宅ローン金利は1.0%、2.0%台はあたり前。高度成長期の頃の住宅ローン金利が7.0%とか10.0%であったことを考えると、住宅市場はもうずいぶん長いこと「歴史的な低金利」が続いています。
さて前回のコラムの続きです。「今後、金利が上昇する可能性はあるか?」と問われれば、「100%ある」というのが私の回答です。ただし、その時期がいつごろになるのか、またどのくらい金利が上昇するのかについては、これはもう誰にもわかりません。
では金利はどのようなときに上がるのか、ちょっと考えてみましょう。簡単に言えば、金利は日本経済の動向や日本国債の信頼性に左右されます。
例えば景気が良くなると、それは一般的に金利の上昇圧力となります。日本がデフレから脱出し、3%とか4%の経済成長を続けた場合などです。ただし、このような状況になる可能性は今のところ低いでしょう。国債残高が積み上がる中で社会保障費用が増大し、消費税の増税が現実味を帯びてくるなど国民負担が増加する傾向にある他、経済が高度成長をとうの昔に終え、成熟しているためです。
逆に、景気が悪くなると金利はどうなるでしょうか。基本的に金利はいつまでも上げることはできません。できるだけ低金利にして、企業や個人にお金を借りてもらおうとするからです。しかし、景気が良くない中で日本国債の信認が揺らいだら?現行水準で国債を買ってくれる人がいなくなれば、自ずと金利には上昇圧力がかかります。国債金利と住宅ローンのそれが直接連動しているわけではありませんが、金利の上昇圧力には違いありません。
では、金利はどのくらい上昇する可能性があるでしょうか。
例えば日本経済がとても良好になった場合、数%程度の上昇は可能性としてあり得るでしょう。このときはもちろん、預金の金利も上昇しているでしょうし、所得も上昇している可能性があります。住宅の価格も上昇するかもしれませんね。
現在のように経済の停滞が続く場合には、金利が上昇することはないでしょう。金利の上昇で経済をさらに悪化させてしまうためです。ですが、前述したとおり国債の信認が揺らぐような事態になればその限りではありません。この時には、その事態に応じて、数%はおろか、数十%の金利上昇の可能性も考えられます。
これから住宅ローンを借りる方は、金利水準は低いもののリスクもある変動金利が良いのか、安定はしているものの金利がやや高めな固定金利がいいのか、迷うところでしょう。より堅実なアドバイスとしては、あくまでも固定金利にしておくのがオススメです。それでも魅力的な変動金利の低金利メリットを享受したいなら、経済動向、政治動向にアンテナを張り情報収集を怠らず、いざ金利上昇局面というタイミングが来た場合には、即座に固定金利に切り替えられるように準備をしておくことが必要ではないかと思います。
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コンテンツ提供:株式会社さくら事務所
中古マンションを探す 中古一戸建てを探す 住宅ローンについて調べる更新日: / 公開日:2012.03.27










