夏真っ盛りの中、不動産市場は例年と同じく低迷

不動産流通近代化センターが発表した2014年8月指定流通機構(レインズ)の成約報告のある取引事例データによると、首都圏のマンションの成約数は2,118件。前月比から-16.4%という大幅ダウンになった。
また、マンション成約平均価格は2,819万円と、前月のマイナスから転じて7.4%のプラスという結果に。契約件数は減ったものの、成約単価は上がるという傾向になった。マンション成約平均価格は、ここ2年で一番高くなっている。

京阪神のマンションの成約件数は920件、前月比-20.6%となった。とはいえ、前年同月比では3.5%のプラスとなっている。成約平均価格は、1,798万円。前月比では-3.0%となったが、前年同月比では1.2%のプラスだ。

首都圏の戸建て住宅の成約件数は、前月から引き続きマイナスで890件。前月比よりも-14.8%となった。平均価格は3,200万円と、前月と横ばいの価格になった。

京阪神の戸建て住宅の成約件数は、前月比から-11.2%の621件。平均価格も前月比-4.0%の1,834万円となった。

【データについて】

・公益財団法人東日本不動産流通機構及び社団法人近畿圏不動産流通機構に成約報告のあった取引事例を集計したもの

【ポイント】

・物件(戸建て、マンション別)の平均価格の動向と成約件数を確認できる
・直近2年間の動向を見ることができる

※上記はデータを元にしたHOME’S PRESS編集部による見解です

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