住まい探しの優先順位は?
住まい探しをする際、重視するのは何だろうか?大きく分けて「予算」あるいは理想の住まいの「条件」、どちらかではないかと思う。住み替え検討をしている方々に、実際のところどちらを重視しているのか調査してみた。
■質問:住まい探しの優先度は、下記の内どっち?
A:「予算」 B:「条件」
□回答方法:「Aに近い」、「どちらかというとA」、「どちらともいえない」、
「どちらかというとB」、「Bに近い」の5択
「何よりも予算優先派」が57.7%、「予算よりも条件優先派」は21.0%、「中間派」は21.4%で、「予算優先派」が半数を超える結果になった。
世帯別にみると…
世帯別で見ると男女間で「子どもの有無」により住まいを探す優先度の価値観が異なる様子がうかがえる。具体的には女性単身世帯よりも男性単身世帯のほうが「予算優先派」が多い。DINKS世帯や親と同居世帯においても同様の傾向がうかがえる。一方で、子どものいる夫婦世帯では、「予算優先派」は男性よりも女性のほうが多い。
子どもがいた場合には、女性は男性よりも「予算優先」に傾きやすい。子どもがいない場合には、女性は男性よりも「条件優先」あるいは「中間派」といった柔軟な対応を選ぶ傾向がうかがえる。この結果から、子育て女性は“住まい”よりも“子ども”に投資したい、という意識が働いた、とも考えられる。
DINKSの方は、子どもが生まれる前に住まいに対する夫婦間の意見をすり合わせ、早めに家を探す準備をしてもいいかもしれない。子どもが生まれたら奥さんの考えがガラリと変わってしまうかもしれないからだ。
調査データについて
【調査実施期間】
2014年5月19日〜5月21日
【調査対象者】
・住み替えを検討している人
・東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、大阪、兵庫、京都、福岡、北海道、宮城県、広島県在住者
・18歳〜59歳までの男女
【調査方法】
インターネット調査
【有効回収数】
1871票
【データ出典元】
HOME'S調べ
※HOME'S マーケティング部 データ編集担当による
(データ使用や詳細データのお問い合わせはhomes-press@next-group.jpまで)
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